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【VS南破飛翔 ~華麗なる戦闘~】
「……」
「……」
お堂からやや離れた位置、参道の付近では二人の人間が対峙していた。
南破と由紀がスキを伺いつつ、自己を律している。
両者は構えたまま動かずに、探るように見ている。
「そんなに見られたら、照れるね。綺麗な瞳と顔だね?」
「な!?」
何というか、ある意味見事な奇襲が成立した瞬間である。
踊るように南破はパンチを放ち、よけそこねた由紀の肩に直撃した。
「!? 蹴りじゃない」
肩を気にしつつ、下から吹き上げるように由紀が右足で蹴りを放つが、南破はパンチの勢いを殺して、ふぅっと後ろに体をそらしてその蹴りをよけるとともに間を開けた。
「蹴ってもいいんだよ。でも、その綺麗な顔を蹴るのは惜しいからね……引き締まっていて、抱きしめたときにすっぽり収まりそうだね……ふふ、可愛いよ」
「~~っ黙ってください!」
よからぬ妄想が炸裂したのか、勢いに任せて蹴りを放つ由紀。
とは言っても由紀もカポエラやムエタイ、テコンドーといったように格闘技をやっているので、その威力も速さも恐ろしいものなのだが……。
その由紀の動作は流れるようだった。
「いきます!」
一気に近寄り右足で蹴りを放つ、それが当たらないと見るやすっと体を低くし、両手を軸にしつつ回転しながら両足をそのまま南破の方へ落とし込んだ。
しかしそれは受け流され、体そのものが崩れたが、そのまま無理やり蹴りに持ち込んだりと、動く、動く!
「なかなか、綺麗な足ですね」
「さ、触るな!」
しかし、相手も油断しているわけではない、攻撃をかいくぐりながら一撃一撃と与えてくる。
そしてそのセクハラのような行動に一瞬身をすくめてしまう由紀。
「ふふ、もう少しデートしたかったのだけどね……」
その瞬間に、南破が消えたように由紀は感じた。
「えっ!?」
ふわりと、空中を舞うように南破は飛んでいた。
そしてそのままくるりと回りながら思いっきり先ほどダメージを与えた方に渾身の一撃を叩き込んだ。
「あぅ!?」
そしてそのまま、蹴り飛ばされて、参道の石段に激突する。
「きゃうっ!?」
幸いにも大怪我には至らなかったようだが、痛みで体が重い。
回復には時間が掛かりそうだ。
「ふふふ……さて、どう愛してみようかな?」
そう言って、近づいた瞬間であった。
「ふっ!!」
突如、その場から南破が蹴りを空中に放ちつつ、後ろに大きく飛んだのだ。
カッ!
先程まで南破のいた場所に一人の人間が降ってきた。
ろっこん『翼持つ剣』で木々の間を縫うように来た
風鳥院 鷲羽
が空中からの落下しつつ奇襲攻撃をかけたのだ。
ちなみに、到着が遅れたのは稀に木の上に待機していた不良とカチ合わせていたりして遅れたという。
華麗に着地しつつ、竹刀を納め赤い傘を青眼に構える。
「……お嬢さん、空は危ないよ? よければ地上で僕と踊ってくれないかい?」
南破がその容姿を見て勘違いしたのか、柔らかく言う。
「……僕を馬鹿にしましたね?」
ここで大事な問題がある。
風鳥院 鷲羽
はれっきとした男性である。大事だからもう一度言うが
風鳥院 鷲羽
はれっきとした男性である。
「ふふ、僕っ娘か。少し震えているのも可愛いね。キミはどんな技で魅せてくれるのかな?」
勘違いしてはいけない、その震えは怒りである。
ナンパをされたのはある意味初経験なのだろうか、それとも、本気で勘違いされているのか遊ばれているのかもわからないこの状況にぶちっと鷲羽の何かが切れた気がした。
すっと顔を上げたとき、どういったことかはわからないが、いつもとは雰囲気が違う鷲羽がいた。
「……私は風鳥院鷲羽」
そう言って、バッと赤い傘を広げ、ゆっくりと右手に移す。
ついでに、一人称も変わっている。
「……無礼者は去れ」
揺れるような斬撃。瞬きをする間にそれらは南破を切り刻んだかのように見えた。
「ふふ、なかなか筋がいいね」
ふわりと、まるで浮くように空中に飛び上がる南破。
その瞬間を鷲羽は待っていた。傘を捨て、愛用の竹刀を握りろっこんを発動したのである。
「貴様、頭が高い」
「ボクより高い……とはね」
背中に羽を顕現させ、鷲羽は南破より高く舞い上がった。
「……」
冷酷無慈悲な竹刀が南破の脳天を捉えた。
「っ!?」
そのまま、空中で力を失って落下する南破。
そして、そのまま地面と衝突してごきっと嫌な音を立てた。
「……あぁ、骨が外れたんだ。痛いものだね。この痛みも久々だ」
鷲羽はそのまま南破の頭を足蹴にすると冷たい声で問いかけた。
「……言え、お前たちは誰に命じられた?」
「……おや、なんのことだろうね?」
とぼけるように言う南破。
不良のわりに不良らしからぬ動き、寝子高生を付け狙うかの行動……。
まるで強迫観念のように勝ちに来るその執念はどこから来ているのだろう……。
「そうか」
そう言って、参道の石段の由紀に手を貸して去りゆく鷲羽、ネコッターを立ち上げながら来た道を戻っていく……。
荒太郎と合流して傷薬や打ち身の薬を分けてもらうためだ。
「ここの生徒は面白い!! あの御方もたいそう喜ばれることだろう!!!! ここには我々を満たすものがある!!! ふふふっ、ふははははは!!!」
不吉な文言を残しながら、南破は慌てて駆け寄ってきた不良の一人に担がれて戦線離脱をしたのであった。
……さて、一方こちらは。
「ほほーつまり、敵は旗をとったら諦めるでいいんだねー?」
「……あぁ、おそらくそういう敵だろう。バックに何か強力な人物がいるとも思うが、それは敵から聞き出すんだな」
龍八による戦術予報講座により、おおよそ敵の狙いと攻略法が分かった円たちはそれと引き換えに龍八と瓢をあっさり釈放し、梢たちが待機しているところへと向かった。
これで王手である。
誰もがそう確信した。
「さぁ~て、怪我をしている子を助けないといけないわねン」
途中で戻ってきた蛇那伊は別の気合を入れたようだったが……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月23日
参加申し込みの期限
2013年03月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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