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【旗を奪取せよ!】
八神 修
と
ティナ・フォルトゥス
の二人は、
荒海 藤吾
が落神神社のお堂前に突っ込んでいくのを固唾を呑んで見守っていた。
旗の付近では梢がゆっくりと目覚まし時計の設置を開始しており、藤吾の突撃と同時に鳴らし、陽動をかける手はずである。
そして、その陽動のスキに修が旗を固定してあるものを分解し、それをティナが奪取にしに行くという作戦を即座に相談したのである。
「目覚ましの設置、終わりましたよ。あと3分です」
時間のことを言われて気づいたが、残り時間は二時間を切っていた。
全員一眼になってここを目指したとはいえ、途中で戦力の分散や各個撃破など、おおよそ普通の不良とは思えない動きに悩まされ続けてきたのである。
そしてついにお堂の前にたどり着くことができた。
お堂の前には十数人の不良と北山と南破がおり、ぐるりと旗を取り巻くように時折哨戒しているのがわかる。
北山は旗の横にじっと立っており、その隣の南破はずっと二台の携帯電話をいじっているようだ。
おそらく片方は北山のものなのだろう。
片方の携帯で指示を送りつつ、もう片方でおそらくネコッターなどで情報収集を行なっていたに違いない。
「こちらの動きが時折よまれていたのは、ああいう理由があったんですね」
「自分たちが使えるツールを敵が使わない、というのはありえないからな」
(もっとも、どれだけの人間がそれに気づいているかわからないが)
と修は内心の考えを表には出さなかった。
梢はその内心を知ってか知らずか、頷きながら様子を見る。
「あ、行動開始ですわ」
ティナの言葉に梢と修は藤吾の方に視線を向ける。
その瞬間であった。
ジリリリリリリッ!
「な、なんだ?」
「目覚ましの音だ! 敵の罠!」
一斉にパニックになる不良。
「では、集中しよう」
修はろっこんの『分解』が発動準備にかかった。
「……敵はここにいるだろうが!」
そして、その目覚ましの音と共に藤吾は不良の中に躍り込んだ。
「全く、どこからこんなに湧いてくるんだ……」
そのまま容赦なく打ち据えていく。
「ぎゃひーっ?」
「あおしッ!」
情けないその姿に北山が吠えた。
「いい加減にしやがれ!! 敵の方がすくねぇだろうが!!!」
ビクゥ! と体をすくませて、不良たちは落ち着きを取り戻した。
「ちっ、落ち着きを取り戻したか……奴らはまだか? ……ッ」
ぶんっと何かが来て、ガツンッと顔に当たった感触がした。
今のは蹴りだったのだろう。風を斬るようなその蹴りが藤吾の顔にモロに入った。
「……くっ」
「なかなかに面白そうだね、あぁ、手加減はしないよ」
言うやいなや、腹部に左足の蹴りが乱打される。
「がはっ!?」
そしてそのまま、南破はコマのように反対側の右足を軸にしてくるりと体を回転させつつもう一撃を加えようとしたところ、ばっと飛び退いた。
さすがに、藤吾は先程の一撃に耐えられなかったのか、膝をつけずに倒れ込む。
「あら、バレましたわ?」
ティナがやんわりと言う。手にもっているのは石であった。
それと同時に乱入者が現れた。
「
酒守 由紀
といいます。よろしくお願いします」
ペコリと一礼しつつ挨拶したのは
酒守 由紀
である。
梢らと合流した直後に藤吾を助けるためにそのまま出てきたのである。
「急いで運んでください!」
そうやって藤吾は、ティナと出てきた梢によって半ば引きずられながら運ばれていく。
例によって不良が追おうとするが……。
「追わなくてもいいよ。旗の周りを頼む。あ、そうそう、北山さんには手を出さないようにって言っておいてね、せっかくのお嬢さんたちとの試合(愛)だし。ふふっ」
「うっす」
「さて、そこの可愛いお嬢さん?」
「は、はい!」
可愛いと言われてちょっと慣れていないのか顔を赤らめてしまう由紀であったが、しっかりと顔は南破に向けている。
「よろしくお願いするよ? ふふふ……」
ゆっくりとお互いがそれぞれの構えをとり、勝負へと移っていった。
一方、北山の方はどうかというと、旗の周辺から動かずにいた。
残っていた不良と合流した不良の目の前に新たなる寝子校生が出現したからである。
「またたび?してんのうなんだよね? ならマタタビ持ってないのは名前に反しているからいけないことだと真央ちゃん思うのー。というか真央ちゃんマタタビ欲しいから持ってると良いな♪」
その生徒の名は
後木 真央
である。
仕掛けられた罠やらを解体していたら、いつの間にかここに出ていた。
「……お前は何を言ってるんだ?」
流石の北山も手を出すのはためらった。
というか手を出すどころか、不良も何というか手を出したら何か負けな気がした。
一同、ポカーンとしている。
「うっす、南破さんにここにこいって……?」
後から来た不良たちも、この光景に困惑した。
それを意に介さず真央は続けた。
「たくさん準備してる木はマタタビだといいなー、マタタビじゃなかったらおまえを倒す理由が増えたって感じかなぁ?」
「……つまり、それはオレを名指して喧嘩するということか? というかここにマタタビはねぇよ!! オレの名は北山不動! 木天蓼不良四天王の一角だ!」
「……つまり、マタタビがあるんでしょ?」
「違うわっ! いいか、まずは木天蓼工業高校ってのがあってな……」
と、何故か親切に説明を始める北山。案外いい人なのかもしれない。
そしてその結果、真央は、現状を完全に理解した。
「ま、真央ちゃんはいい仕事をしたぜ……ガクッ」
マタタビが無いと知って思いっきり落ち込む真央。
「で、どうするんだ? オレはどっちでもいいぜ。逃げるならとっとと帰れ」
北山はバキバキと拳を鳴らしながら凄む。
「真央ちゃんが欲しいのはマタタビの木であって不動に非ず、アディオース」
バヒューンと真央は去っていった。何というか嵐が去ったようだった。
「……それで終わればよかったけどなぁ!」
そうして、次の来訪者を迎えた北山であった。
「八神くん、まだですか?」
「戦力が減った今、やるとまずいな。何かチャンスがあれば……」
梢が聞くが、修はやや遠いのかろっこんの操作に苦労しているようだ。
せめて、四天王の二人のどちらかが倒れればまだ勝機はある。
何かできることはないか? とティナも首をかしげる。
そうやって時間か少しずつすぎていく……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月23日
参加申し込みの期限
2013年03月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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