this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
熱血! 寝子島不良伝 ~死闘! 木天蓼不良四天王現るッ!~
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
【VS北山不動 ~動かざること山の如し~ その2】
(なんでだろう。一緒にいると、ちょっとだけ、居心地がいい……ような)
(なんで俺は月ヶ瀬がピンチを見た瞬間ブチ切れたのか……。分からんがまぁいい……手ぇ出した事を後悔させてやる)
当然、思ったことは口に出してはいない。
はっきりと言葉にしたら、それはまた違う種類に変化する。
しかし、今のこの二人には言葉は必要なかった。
背中合わせに戦い。柔という意味で朔夜が攻撃を受け流し、それと入れ替わるように剛である庚の一撃が確実に決まっていく。
「うごぉ……っ」
「うぎゃっ……!」
一人、また一人と倒れていく不良。
なんとか、立ち上がり攻撃を仕掛けるものもいるが数は減っていた。
「……やるじゃないか。こいつは面白そうだぜ!!!」
そう言って、前に出ようとする北山……しかし、そこに乱入者が現れた。
「……貸しにはならないが、仕方ないな」
「……ほほう、オメェもやりそうだな。立ちふさがるなら倒すぜ!!」
御剣 刀
がようやく駆けつけたのである。
最初の逆落としでバラバラになった寝子高生側も徐々に集結しつつあったのだが、途中でご飯を食べていた刀は、このタイミングで北山に仕掛けることにしたのだ。
「寝子島高校1年1組、御剣刀……参る!」
「オレの名は北山不動! ……勝負っ!」
そう言って、素早く手を前に向けて打ち出す北山。
「ワイヤーかッ! ……違うっ!」
素早く大小の木刀のうちの大を引き抜き構えた刀だが、最初の一撃は体ごとかわす以外はなかった。
なぜなら、先ほど地面に投げ捨てた角材を北山が刀に向けて蹴り放ったからである。弾丸のような速度で迫るのを間一髪でかわした。
「お前、面白いな。いいぜ! いいぜ! こいつぁいいぜ!!! さぁ、満たせ!!!」
「千手丸も似たようなことを言っていたな……何かお前たちと関係あるのか?」
「さあな!」
そう言って、再びワイヤーを絡ませにかかる北山。
刀は大刀を使って、ワイヤーをわざと絡ませた。
ぎりっと両者の間に緊張が走る。
「ほう、受けたか」
「……厄介な」
相手の視線や構え、肩やつま先の動き、重心移動から動きを読み取り攻撃を見切り、見切った攻撃を躱し受け流しながらながら戦う。
これは刀の基本的な戦術であるのだが、北山はその視線や動き、重心移動などにフェイクをかましているのだ。
ありえない方向に視線を向けてみたり、わざと左右にずらしてみたり……。
このワイヤーを絡めることによる膠着状態はむしろ願ったりであった。
こうなってしまえば、あとは完全な読み合いである。
相手が一気力任せに引くか、手放すか……それがキーポイントであると刀は確信していた。
「うぉぉぉっぉらぁぁぁぁぁッ!」
「!?」
その瞬間、北山は思い切った行動にでた。
ワイヤーを手放しつつ、残ったワイヤーで木刀を引っ張りながら、突っ込んできたのである。
刀は大刀を起き、小太刀を鳩尾に突く形で押さえ込んだが……。
ミシッ……バキッ!
なんと、丈夫であるはずの小太刀が割れてしまったのだ。
「っッむぉぉぉぉぅりゃぁ!」
「ぐあっ!」
効かなかったわけではないらしく、踏み込みがやや甘いが重たい一撃が刀を襲う。
「ぐっ……」
そのまま地面に倒れ込むようにして刀は衝撃を逃がしたが、くらくらと頭がふらつく。
「……武器を拾え」
「……あぁ」
お互い、何かがキレていた。
呼吸は邪魔だった。
ただ、相手より早く一撃を叩き込む。
相手が面を制圧するかのように殴りかかってくるならば!
それを一つ、また一つと見切り、肩や小手を切り落とし!!
そうして何度も、何度も鳩尾を突く!!!
早く! 速く!!! 疾く!!!!!
「あああああぁぁぁぁぁァァァア!」
「ふッ! はッ! せやァ!!!」
搾り出すように、まだ立てると言わんばかりに掛け声を上げる。
声を出すことにより、身を引き締め、集中力を上げるからだ。
向こうで南破の負けたという声がするが、それすら北山は気にならなかった。
その瞬間であった。
バンッ! と旗を支えているものが「分解」される音がした。
倒れる旗を見て、流石の北山も動揺した。
「ちっ、あの不思議なチカラか!」
「どこを……見ている!」
「むっ?!」
ボロボロになった大刀で、鳩尾を再度ついた。
「げほっ」
ついに、北山は膝をついた。さらに打ち込もうとして……刀は止めた。
「……っ、負けはっ負けだ……早く打たんと回復するぜ?」
「その前に、聞きたいことがある」
「先程の質問か……」
そう言って、何やら考え込む北山。
「あぁ、それは俺も聞きたいぜ」
「……そうですね」
そう言って、不良たちを全員ぶちのめした庚と朔夜もやってきて言う。
後ろからは、わっと寝子高生たちが勝利を喜ぶ声が聞こえる。
どうやら、寝子高生たちの勝ちのようだ……。
「まずは……持ってけ、そっちのモンだ、ま、すぐ返して欲しいがな」
形式としては旗の奪取なので、木天蓼工業高校の旗をいったん渡す北山。
「さて、何から語ったもんか……」
携帯で撤収も連絡しつつ、北山は言う。
その内容に、その場にいた刀と庚と朔夜は顔を見合わせた……。
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
熱血! 寝子島不良伝 ~死闘! 木天蓼不良四天王現るッ!~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月23日
参加申し込みの期限
2013年03月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!