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熱血! 寝子島不良伝 ~死闘! 木天蓼不良四天王現るッ!~
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【激闘、参道中腹の戦い!】
焔や煉によって罠や敵が減ったとはいえ、敵の取ったゲリラ戦術に寝子高生側は完全に苦戦していた。
始や佳奈といった後発組が追いついてきたが、敵が参道から一気に角材を転がしてきたため、再び進軍が止まっていた。
既に二時間以上が経過しており、刻一刻と猶予がなくなっていくのを全員が感じていた。
雨崎 荒太郎
はそんな中届けものを手に不良たちの中を走り抜けていた。
「火事と喧嘩は江戸の華だけど、ここは寝子島だよー?」
麦茶タンク、お弁当、救急箱など物資を歩荷のように背負い、山仕事用の野良着姿でここまで来ていたのでが、ここにきてようやく事態を把握したという。
ただのスポーツ大会ではない様子に幾分かの荷物を置きさり指定された地点まで走っていた。
お届けものや一部の荷物はかっちり確保して走っている辺り、どこか律儀さを感じさせるが……。
さて、そうこう走って泥だらけになりつつ合流地点を目指そうとするが、わらわらと不良が湧いてきた。
「ヒッヒッヒ、今日は獲物がたっぷりだっ!」
木陰から。
「ヒャッハー! 俺の下に来やがったなー!」
木の上から。
「そして、ワシの目の前にきよったぞ!」
岩場や斜面を利用して奇襲。
「ぎゃーーーー!」
荒太郎、危うし! と荒太郎がぎゅっと目をつぶった瞬間だった。
「ふんっ! せいっ! そりゃっ! はっ! とうっ! そ・し・てこれでフィニッシュよ!」
尾鎌 蛇那伊
が急速接近し、木陰から出てきた不良を殴ってから即座につかみ、それを上にぶち上げつつ、木の上から降ってきた不良に当てた。
そして返す体で奇襲してきた最後の不良を抱きとめるとバキバキバキとホールドした。
「あぺッ!」
「おぺっ!」
「いぎゃあーーーーーーーーーーーー!」
どうっと不良たちは倒れ込む。
「後ろだ!」
同じく、中腹まで来ていた瞬平が蛇那伊の後ろから忍び寄る不良を発見し警告するが。
「お痛はだ・め・よ? 男は早いのも遅いのもダメ、その人にとってジャストフィットが好まれるのよ?」
ヴンッ! と高速で放たれる拳にあっけなくまた一人と沈む。
「なかなかやるじゃねぇか!」
自身もボクシングスタイルで不良を散らしつつ、中腹を抑えにかかろうとしたが、ふと情報収集のためにネコッターの書き込みを見て、考えを変えたようだ。
「……俺はちょっと用事ができた。すまんがここは任せた!」
「オッケイ、引き受けたわよ……ほら、行きなさい」
「あ、ありがとう」
荒太郎を離脱させつつ、瞬平は森の奥へと入っていった。
さて、この場に残ったのは蛇那伊である。
「一人になりやがった! 囲め囲んでやっちまえ!」
不良たちは今がチャンスとばかりに襲いかかる。
「これは、ちょっと助けたほうがいいかな」
逆巻 天野
が息を切らしながら駆けつけたとき、既に蛇那伊は大勢の敵に囲まれつつあった。
「うふふふ、先ずはあなたが頑丈そうね……人間カッター!」
その瞬間であった。足元に倒れていた不良の一人を風車のように回転させつつ打ち出したのだ。
「のわーーーーーーーーーっ!」
「ひるむな! やれ! やれー!」
吹き飛ばされる不良を横目に一斉に襲いかかる他の連中は、さらなる恐怖を知ることになる。
「人間ジャベリン! 人間キコリ斧!」
完全に、人間を振り回しながら戦っている蛇那伊。
「むぅ、あれは!」
「知っているのか桜庭」
いつの間にか唖然とする天野の隣に立っていた円が唸った。
「説明しよう、あれらは中国に古代から伝わる……」
円の解説が長くなりそうなのでカットしつつ、要は、人間を利用して人間を倒す技である。
ジャベリンは弓を引くように全身のバネを使って槍の如く人間を投擲する技であるし、腰の捻りに重点を置いて人間振るうのがキコリ斧である。
そんな解説が行われている中、戦いは続く。
そのまま不良の足をそれぞれの手でつかみ、グルグルと回転を始めた。
「オ・カ・マ・タイフーーーーーーーーーーーン!!!」
「いみぎゃーーーーーーーーーーー!」
まるで、ゲームのように吹っ飛んでいく不良たち。
竜巻と化して残る不良を追いかけながら大回転に巻き込んでいくオカマタイフーンは、まさにここでの勝負を決定づける一打だった。
「補充するアタシの武器はこの動かなくなった雑魚達よ! さぁ、また遊んでア・ゲ・ル?」
「うぎゃーーーーーーー!」
「はい、死亡確認! だよー」
そして、それらで倒れ込んだ不良を失格にしていく円。
「やれやれ……人質の次は旗取り合戦か」
ついでに、天野は仕掛けられたトラップを解除しつつ、ゆっくりと不良を排除していく。
「タマとったらーーーーーーーー!」
しかし、天野の身にもどこからともなく不良が躍り出て襲いかかってくる。
「邪魔、しないでくれないかな?」
その瞬間、針のようなものが突き刺さってぐったりとする不良。
「何が嫌だって、負けることじゃない。九夜山は僕のお気に入りの場所なんだよ。その縄張りで我が物顔で暴れないでよね。……だから、僕は虫の居所が悪いのだよ」
そのまま、倒れ込んだ不良に連撃を見舞う天野。
「イテェ! イテェよーーー!」
たまらず、声を上げる不良しかし、容赦の無い攻撃にさらされる。
「ふふっ、泣き顔みると楽しくなるね。ほら、もっと鳴けよ」
お堂までの道のり、参道中腹ではこのようにして戦況が推移していったのであった。
一方その頃。
「……えぇ、えぇ。そのように頼むよ。変な審判がいる? あぁ、とりあえず従っておいてください。怪我はきちんと治すんですよ」
南破は報告連絡相談を器用にこなしながら、そろそろですねと北山に目をやった。
北山は一つ頷くと、東臥と西鬼に合図を送った。
……敵の『攻勢』はまだ始まったばかりである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月23日
参加申し込みの期限
2013年03月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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