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尚輝は手当てを施されカフェーから研究所に戻ることになった。援助を申し出た人間が多いため彼の警護に
御剣 刀
と
風雲児 轟
、
呉井 陽太
、
須崎 蒼志
が先に向かい、あとから
御巫 時子
に案内される形で
桜庭 円
、
壬生 由貴奈
、
牛瀬 巧
が向かう事になった。
その道すがら。円は拳闘の師である巧に噂についてちょっと聞いてみる事にした。
「ねぇ、巧先生。なんか窃盗団がらみの噂とか知っている?」
「ワシが知ってる限りの事か? まぁ、飛行船が狙われてるっちゅうことはちろっ、と聞いてたぐらいか? やっこさん達はなかなかしっぽを掴ませへん事で有名やさかいな」
堪忍へ、と言いながらも巧は円の事を心配してか、ぽつり、と言う。
「噂やけど、側近2人のうち包帯を巻いた女の部下が奇妙な技を使うらしいで。もう1人の側近の男も中々の猛者や。戦う時は注意してな?」
「うん。ありがとう!」
円は小さく微笑み、頭を下げる。けれども、ふと思う。何故そのような細かな事まで知っているのだろうか、と。
研究所に戻ると、既に技師の1人が客人と共にそこにいた。
「尚輝ちゃん先生無事でなによりだったのだ!」
後木 真央
がほっとした様子で出迎える。傍らには『天動商店』の主、
天動 記士郎
の姿もあり、尚輝はすこし安堵する。
「ただいま、後木さん。そして、記士郎さんもありがとうございます」
また、時子が頭を下げて出迎えれば尚輝は僅かに微笑む。現実世界の彼を知っている面々は、普段と若干違い、ハキハキと話す姿に新鮮味を覚えてしまう。
それから、彼は自分を守ってくれた面々へ「皆さん、ありがとうございます」
と深々と頭を下げた。
「なにやら騒がしいようですね。大丈夫ですか?」
記士郎が心配そうに問えば、尚輝は苦笑を浮かべて持っていた鞄から大きな封筒を取り出し、事情を説明してくれた。
彼曰く設計図を知人たちと書き上げ、一度リッカルドへ見せるべく寝子島へ戻ってきた事、その途中で【ファルコ窃盗団】に追われた、という。それを聞き、一同の表情が引き締まる。
「やつらの手に飛行船が渡ったら、それこそ被害が大きくなるぞ」
静かに闘志を燃やす轟。その傍らで記士郎はふむ、と1つ頷いた。
「わかりました。お役に立てるものがありましたら提供しましょう」
「それは助かります」
尚輝は心から感謝して頭を下げ、真央も目を輝かせて共に頭を下げた。
「……五十嵐博士はその設計図を中沢様へ届けたいんですね?」
時子が確認するように問えば、尚輝は1つ力強く頷く。彼としては恩人であるリッカルドと寝子島の為に飛行船を作り、活用したいようだ。その願いに触れた面々はどうにか力になりたい、と思う。
「俺にできる事と言ったら護衛ぐらいしかないが……守って見せる」
刀は静かに愛刀を握り締め、静かに誓いを立てる。傍らにいた由貴奈が考えながら尚輝の鞄を注視する。
「窃盗団が、飛行船の設計図狙ってるんだよね。って事は彼らがそれを手にしたら……次は作るための『技師』を必要とするはず」
設計図の中身はすごく気になっているようだが、見る前に盗まれたら元も子もない。彼女はどうにか守りたいと色々と考えているようだ。
「うちは、気になる事があるからここいらの技師さんにちょいと話を聞きたいな。ほら、窃盗団の人が勧誘しに来てたりする可能性あるじゃない?」
由貴奈の言葉に頷きながら次に口を開いたのは轟と時子だった。
「移動する際は変装したほうがいいかもしれないな。たとえば、その髪をオールバックにしてみるとか?」
「……白衣も目立ちます……。お召し物も変えなくては」
「確かに、その方がいいかもねぇ。場合によっては護衛組も変装したほうがいいかも」
陽太が相槌を打つ。それに微笑みつつも時子は寝子島の地図を広げ、リッカルドのいる臨海市街のビルに印を打ち、旧市街にある研究所にも印をつけた。
「敵がいる覚悟をしたほうが、いいと思いますが……最短距離でいけるルートを調べてみますね……」
時子と轟が地図を相手に調べ始める。そして円はといえば設計図について思ったことを口にしていた。
「んー、ボクはこういうのを見ても分からないな。でも、偽物をつかませたら追っ手がゆるまるんじゃないかなって思ったんだけど……」
その言葉に顔を上げたのは記士郎だった。実はそういう提案がなされるのではないか、と既に脳内で使える道具をピックアップしていた。
「設計図偽装や変装の道具は、私どもでご用意しましょう。恐らくあらかた準備できると思います」
記士郎の言葉を頼もしく思い、尚輝は心から頭を下げた。
流れで作戦会議となったその傍で、海軍の先輩後輩である陽太と蒼志は僅かに離れた所でこんな話をしていた。
「んー、せっかく作った物を取られちゃうのは困っちゃうし……協力した方がいいような気がするなぁ。ねー、蒼志君。そー思わないかい?」
蒼志は陽太の言葉に、一つ頷く。
「確かに流通が良くなるのは良いことっすね。経済が回らないと俺らの給料も上がらないし。旨いものが増えるのは言わずもがな大歓迎っすよ」
「だよね。蒼志君ならそう言うと思ったよ」
陽太の言葉に再び頷き、「手伝うのは吝かではない」と言おうとして……ふと、一旦止まる。そして脳裏ではすぐさま計算が始まった。
手伝う代わりに奢って貰う提案をする→奢ってもらう(確定事項)→無事設計図を護る→流通がよくなって先輩の給料も上がってまた奢ってもらう
(一石二鳥?)
と巡っていた思考が止まる。因みにこの間、1秒である。蒼志はきっ、と表情を引き締めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月19日
参加申し込みの期限
2015年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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