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寝子島☆蒸気と帝都の浪漫譚!
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起:博士と設計図と魔女の手と
――旧市街:? ? ?
(今回はタイムスリップ……と見せかけて異世界転移っぽいのか、な?)
黒兎 都
は我に帰るなり、辺りを見渡して考察する。蒸気で動く様々な機械と、明治・大正を思わせる街の光景に彼女は少し頭がくらっ、としそうになった。夢か、異世界転移か。それはさておき、彼女は自分の衣服を見、「へぇ~」と感嘆の息を漏らした。
都が纏っているのは、まさに女学生といった服装だった。粋なデザインの袴に、すてきなブーツ。そして、手に持っていたのは日傘である。
(本じゃなくて、日傘? なんかおぜぅっぽい感じがするけど……この際気にしないどこう)
都はそういう事にして、日傘を弄びながら街を行く。と、同じような格好をした
壬生 由貴奈
と出くわした。
「ん? 黒うさちゃんも来てたんだねぇ。お互い、大正ロマン……に似ているようで似ていない世界に迷い込んじゃったみたいだね?」
ここは時代に則っておこう、と袴とブーツが眩しい女学生に扮しているらしい。彼女は「寝子島女学院の生徒って言えば怪しまれてもごまかせるだろうし」と笑う。それについては都も同感だった。
2人はとりあえず共に行動する事にした。
――星ヶ丘・寝子島女学院
由緒正しき家の令嬢たちが通う寝子島女学院。その正門から少しはなれたところでは学院の生徒である
響 タルト
と大衆向け雑誌の記者である
鎌八 まもる
がなにやら話していた。まもるが担当しているのは、街の噂を中心としたものである。
「なぁ、タルト。何か面白い事はないか?」
「飛行船の話題ならあるよ。中沢様が五十嵐博士にお願いして設計してもらったとかで、あの【ファルコ窃盗団】のアジトを攻めるのにもってこい、だって!」
タルトはそういいながら、友達と話していた事を思い出していた。街で飛行船の話題を聞かない日は無い。しかし、それと同時に広まっている不安もあった。
「まぁ、一部の人々はその窃盗団が設計図を狙うんじゃないかとか言っていた気がするかなー……」
タルトはそういいながら、メモをとるまもるを見る。まもるが不思議そうに彼女をみていると、少女はぽん、と手を叩いた。
「そうだっ! いい事思いついちゃったよ」
「な、何をさ?」
まもるは妙に嫌な予感がして僅かに顔を引きつらせる。タルトはうふふ、と愛らしく笑うと、こんな提案をした。
「……そうだムッシュくん、五十嵐君に変装しない? 間違ってさらわれれば敵の本拠地がわかるんじゃないかな?」
「変装?」
まもるは思わず聞き返す。因みに『ムッシュ』というのは大衆雑誌で使っているまもるの筆名である。
「ほら、鬘とかつかって変装したらいけるよ! だって五十嵐君ってそれなりに若い人なんでしょ? えーっと30代だったかな? アジトに乗り込んでスクープとっちゃいなよ!」
「スクープか。確かにそれは欲しいな。……よしっ」
まもるは拳を握り締めると、タルトと共に早速作戦……もとい、変装をしてみる事にした。タルト自身は己のろっこん『チェシャ猫』を使用して頭から水をかぶり、猫になって付いていくという。
まぁ、身の危険を感じたのならばまもるも「スパイダースパイダー」の掛け声で蜘蛛に変身できるろっこん『クモ男』を使うつもりだった。
……が、妙な事になる事を2人はまだ知らない。
――旧市街・技師通り
学者や技術者が多く集まるこの辺りだが、鉄条網をつけている箇所があった。【五十嵐研究所】とかかれた看板の近くでは、下働きをしている
後木 真央
が相棒たる三毛猫のがおーに話しかけていた。
「がおー、この辺のおネコさまに『塀の上は危ないから来るなら玄関回って下さい』って伝えて欲しいのだ。できるのだ? 真央ちゃんは食材を買いに行ってくるのだ」
真央の言葉に、がおーは一声鳴くとどこかへと立ち去った。恐らく近所の猫たちに真央の言葉を伝えに行ってくれたのだろう。
垣根の下にも鉄条網がついているのは、真央の手によるものである。ココのところ【ファルコ窃盗団】はこの寝子島に出没しては美術品や蒸気装置などを盗んでいる。故に、彼女なりにこの研究所を守ろうとあれこれつけたようだ。
(真央ちゃんも練習しておくのだ。研究所の皆を守るのだ)
真央は一息つくと、庭に立てかけた箒を侵入者に見立てて小石を投げる練習をする。彼女の腰には小石入りの袋が入っており、いつでも仕掛けられるようにしているのだ。
「おや? 五十嵐先生はいませんかね?」
ふと、男性の声がする。草臥れたダークスーツとロイド眼鏡という井出達の彼は雑貨屋『天動商店』の主、
天動 記士郎
である。
いつもどおり商売をしていた彼なのだが、博士の周りで不穏な動きがあると客から噂を聞き、気になって来てみたらしい。
「先生、戻ってきてないのだ。本土からそろそろ戻る筈なのだけど……」
真央が少し不安げに呟く。そうしつつもとりあえずは食材を買いに行く事にした真央。記士郎もそれに付いていき手伝う事にした。
食材をある程度買っていたところで、真央たちは黒服の男に追われる
五十嵐 尚輝
と遭遇する。
「あれは……」
「助太刀するのだ!」
真央は店の人に食料を預け、小袋に忍ばせていた石を黒服に向けて投げる。その絶妙なコントロールでジャストミート! した小石の所為で倒れる黒服。真央は次々に石を投げていき、記士郎はその腕に「ほぅ……」と眼鏡を正して関心する。まぁ、拳闘の心得はあるものの、今は真央に任せていても大丈夫だろう、と踏んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月19日
参加申し込みの期限
2015年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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