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\ オーバータイム!/
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寝子島☆蒸気と帝都の浪漫譚!
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――? ? ?
添木 牡丹
と
サキリ・デイジーカッター
は主である
鷲尾 礼美
の支度を手伝っていた。先日まで裏の顔として動いていた彼女だが、落ち込んでいる暇は無い。令嬢としての表の顔の仕事……今回の場合は夜会への出席……の準備があるのだ。
「お嬢様、申し訳ありません」
「牡丹やサキリが無事でよかったわ。でも、次こそは……うまくやるわよ」
牡丹にドレスを着せてもらいながら礼美はそういい、部屋の外で警護にまわるサキリはその言葉に胸を打たれる。
「お嬢様。私はこの命尽きるまでお仕えいたしますわ」
牡丹はそう静かに言い、礼美へアクセサリーをつける。礼美は静かに肯き、微笑んだ。
――臨海市街・某雑誌編集局
事件の事を記事にしていた
鎌八 まもる
の傍では、差し入れを持ってきた
響 タルト
が不思議そうな顔をしていた。
「記事、五十嵐博士の事は少しだけだねぇ」
「まぁなぁ。あまり関わっていないわけだし。その代わり、鷲尾財閥の令嬢については少し分かったかな」
「そうだねぇ。慈善事業をしていたとはねぇ。って事はリッカルド様は案外裏で悪い事してるとか?」
そんな事を言うタルトに、まもるは苦笑する。彼の調査した限りではそんな話はなかったからだ。
まぁ、今回の一件でハラハラはしたものの、なかなか面白い事になった。タルトとしては事件があったらまた裏から調査したいな、と思っていた。
「そう言えば、飛行船……、早速作っているそうだね。乗ってみたいなぁ」
「取材として乗れるかもしれないからそのときは一緒に。あ、勿論ポニテでな?」
そんな事を言い合う2人なのであった。
――五十嵐研究所
今回の一件が切欠で、
神薙 焔
は研究員の1人として出迎えられる。今日は前から手伝っていた
御巫 時子
と
後木 真央
、『天動商店』の主、
天動 記士郎
が焔の歓迎会と飛行船の製造開始祝いの準備をすすめていた。
「そういえば、焔っちは?」
「五十嵐博士と一緒に、飛行船製造現場に。真央さんも先ほどまでそこに居たんですよね」
手伝いに来ていた
黒兎 都
が問いかけると、時子が少し寂しそうにいい、真央は小さく肯く。
「飛行船を前にした尚輝ちゃん先生と焔ちゃんはすっごく生き生きしていたのだ。リッカルドちゃんもわくわくしてたのだ。真央ちゃんもわくわくしてるのだ!」
「まぁ、最新技術を集めた飛行船、ですからね」
記士郎が相槌を打ちつつ料理を並べれば準備完成。あとは、主役である尚輝と焔が帰ってくるのを待つばかりだ。
「まだ、はじまってないよね?」
そこにやってきたのは、
壬生 由貴奈
。手作りのお菓子を差し入れに来てくれたのだと言う。彼女はまだ始まっていない事に安堵し、バスケットを真央に手渡したのだった。
――旧市街の路地
尚輝と焔は蒸気バイクを押しながら研究所に戻っていた。2人はお祝いの事など知らず実験結果や飛行船についての話でもりあがる。
焔の顔色がいいのは、飛行船製造に関われるからだろうか? 相変わらず父親はいい顔をしないものの、それでも焔はやりたい事を貫きたかった。
「いつか、君のお父様も喜んでくれる日がくるといいね」
「……はいっ!」
尚輝の言葉に、焔は笑顔で頷いた。
――旧市街のとあるカフェー
「でね。巧センセーったら海軍に引き戻されてたんだって! まぁ、大変だよねぇ」
「しかたないだろう? 一応大尉なんだからさ」
桜庭 円
が安堵交じりにそう言えば、
八神 修
が苦笑している。彼らが話しているのは作戦決行前に行方をくらませた巧についてである。
本当の所は目立つのを避けるために撤収していただけなのだが、事実を知らないのだから仕方が無い。
「ともかく無事にうまくいったんだからよかったよ。牛瀬大尉についてはま、何かでフォローしてもらおう」
風雲児 轟
が頷きながらそう言っていると、
三宅 葉月
がくすっ、と笑った。彼女は笑いながら語らう彼らの様子をスケッチしているようだった。
「それにしても、あの日以来【ファルコ窃盗団】について聞かないわね」
「盗みもぱったりやんだらしい。……落ち着くまでもぐるつもりだな」
葉月の言葉に轟が相槌を打ち、円と修も頷く。4人はまた事件に巻き込まれるかもしれない、と思いつつも今は穏やかな時間を楽しんでいた。
落神元年・霜月某日の事件はこうして幕を閉じる。
だが、これは始まりに過ぎないのだという事を、このときは誰も知らなかった。
(終)
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あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
菊華です。
今回はアクションを読んで色々と悩みましたこのようになりました。
・飛行船の設計図は無事リッカルドの元に届けられました
・第三勢力としての陸軍が動き出しました
・巷では令嬢としての礼美の評判が少し上がりました
今回は【五十嵐研究所】と【ファルコ窃盗団】、どっちもほどほど人が集まるだろうと踏んでいました。
異世界ですし、悪役志望の方くるかな、と。ところが蓋を開けてみれば……!!
【五十嵐研究所】側で動く方が多くて、アクションも照らし合わせると似ている人がいるのでどう料理しようか悩みました。
それが後半のどんちゃん騒ぎなバトルになったと思えばありがたく思います。
そして飛行船の設計図ですがダミー考えてくれた方ナイスです。
本物を護るカギとなってくれまして、ファインプレーでした。
設計図が奪われていた場合、続編は『飛行船の製造を阻止するシナリオ』になっていました。
このストーリーでのキャラクター設定という点では【ファルコ窃盗団】のお二人が「らしく」て素敵でした。
また、第三勢力としてのコンビのお陰で今後礼美は裏の活動がばれ難くなったのでちょっとはやりやすくなったのかも
しれません(彼女は裏の顔と表の顔を使い分ける事に長けているんで)
次回予告
五十嵐博士を中心とする技師集団によって作られた飛行船が遂に処女飛行を迎える!
だが、そこへ【ファルコ窃盗団】を名乗る者達が現れハイジャック! しかし礼美はそこに居ない!!
乗り合わせた貴方はどう行動する?
次回『寝子島☆飛行船の浪漫譚?!』 空の上、貴方と血煙色のランデブー! こうご期待!
大変遅くなってしまいましたが、シナリオガイドに登場してくださった如月 庚さん、まことに有難うございました。
それでは皆様、縁がありましたらよろしくお願いします。
※次回作が決定したのにあわせ、次回作で使える地位(称号)などをお渡ししている方がおります。
フレーバー的なものなので採用するしないは皆様にお任せいたします。
よろしくおねがいします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月19日
参加申し込みの期限
2015年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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