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寝子島高校
本日は、海中遊泳日和
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【寝子島高校海中クラス】
こぽこぽこぽ。口からぷくりと漏れ出た空気の泡を目で追えば、海面から差し込む陽光の帯を通り抜けて、きらりと輝きます。
少しだけ重たく感じた海水の感触も、慣れてしまえばどうということはありません。手足をぱたぱたと動かして、青く染まった街並みの中をゆったりと、飛ぶように泳ぎます。
すいすいと目の前を横切るのは、鮮やかにきらめく綺麗な鱗を持つ小魚たちの群れ。
椿 美咲紀
はすかさずカメラを構えて……パシャリ!
「またひとつ、スクープをゲット! ですねー、ふふふ」
口から泡が、ぷかぷかぷかり。
朝起きたら、寝子島が海の底に沈んでいた……というわけですけれど。美咲紀はいつもと変わらず、制服を着て元気に登校中、であります。だって万が一、こんな中でも授業をやっていたら、出席日数に響いてしまいますから!
それより何より、
「新聞部としては、こんな事態。黙って見過ごせません!」
しゅばっ! と構えたカメラはもちろん、ばっちり防水機能付き。眼前に広がる海の寝子島の美しさ……そこに息づく神秘的な生き物たちの姿を、余さず写真に収める心積もりなのです。
両足をぱたぱた、海中を進みながら、カメラで気になったものをパシャリ、パシャリ。
と、見慣れた寝子島高校の校門が見えましたところで、
「わ……イルカさんですよ、イルカさん!」
そこへ集まっておりますのは……イルカたちの群れ!
美咲紀のカメラ、きらりと反射したレンズに興味を示したのでしょうか? 何頭かが優雅に泳いで、こちらへと寄ってきました。
好奇心旺盛なイルカたちは、美咲紀に興味津々。手や胸元に鼻先を寄せて、人懐っこく身をすり寄せてきます。思わず、滑らかなボディラインをするりと撫でてみれば。この、スベスベの感触!
「ふふ、みんな素敵ですねぇ。見とれちゃいます」
にっこり笑いながら、美咲紀はパシャパシャ、シャッターを切ります。並んで泳ぎながら、お腹からパシャリ。背ビレをパシャリ……自慢げに見せ付けるようなプロポーションを、あるいは巧みに陣を描きながら泳ぐ様を。通りがかった小魚たちとの、即興のコンビネーションを。
美しい彼らの全てを、美咲紀は、夢中で捉えていきます。
「やったこと無かったけど、ダイビングって、こんな感じなのかなぁ。いつか、本物の海でもやってみたいな……」
今日のこんな現象は、その予行演習にもなるかも知れません。いつかちゃんと資格を取って、自慢のカメラを手に、イルカたちと共に本物の海を、思うさま泳ぎ回る……なんてことに、思いを馳せながら。
「さてさて、学校の中にも入ってみましょうか。案内よろしくお願いしますね、イルカさんたち♪」
お返事のつもりでしょうか、きゅんきゅんと鳴き声を上げるイルカたちと一緒に、美咲紀は南校舎の生徒玄関をするりとくぐり、中へと入って行きました。
バスケ部に所属するアスリート、
羽生 碧南
は、泳ぎだってお得意なのです。制服姿ですいすいすい、海の寝子島を楽しみながら、学校へと向かいます。
目が覚めたときは、確かに、驚きましたけれど。
「でも、息はできるし。目も開けていられるし。大丈夫よね」
のんびりとした気質のせいか、ほっと一安心したら、彼女。あっという間に順応してしまったのでした。
青い水底の風景を堪能しながら、登校しておりましたら。
「……あら?」
前方からやってくるのは、イルカたちです。
悠々と泳ぐ彼らは、碧南にじゃれつくように、踊るように、ぐるぐるぐると彼女の周りを回ります。
「すごい、イルカがこんなに間近に……!」
特に人懐っこい一頭のイルカが、碧南に鼻先を寄せてすりすり。何だか、あっという間に懐かれてしまったようです。優しくその額を撫でてやりながら、碧南は一緒に並んで、どこかへ導くように泳ぎ出した群れを追いかけます。
イルカたちに連れられ、やってきたのは……通い慣れた寝子島高校。それも、碧南が毎日のように訪れ、汗を流して練習に打ち込んでいる、体育館でありました。
中ではぷかぷかと、体育の授業や運動部が練習に使うような器具たちが、海水に漂って揺れています。
と。碧南に特に懐いた様子のあのイルカが、とんっ、と浮かんでいたボールを弾いて寄越しました。それをキャッチした碧南を、きゅうん、とひと声発して見つめています。
「遊んで欲しいのかしら?」
何かを期待するような……この、つぶらな瞳!
手の中を見れば、バスケットボール。水の中とはいえ、実に馴染むこの感触。
「そうね。それじゃ、みんなで遊びましょうか!」
途端。碧南は思い切り良く、ずばーっ! と制服を脱ぎ捨てまして……中から現れたのは、学校指定のスクール水着姿!
こんなこともあろうかと? 制服の下に、水着を着込んでいたのでした。やっぱりこのほうが、思い切り遊べますものね!
碧南はイルカたちに、一通りのバスケのルールを教えてあげます……頭の良い彼らは、あっという間にそれを覚えてしまいまして、驚きです。
と、そこへ。
「あらあら、楽しそうなことしてるじゃない!」
「……まゆ先生?」
イルカたちを引き連れて、ばっちりと競泳水着に身を包んだ、ちょっぴりテンション高めの
相原 まゆ
先生。乱入!
「どうせなら、あたしたちと水中バスケ勝負! なんてどうかしら?」
「なるほど……楽しそうですね。望むところですよ、先生!」
碧南チームとまゆチーム、それぞれにイルカたちを率いた二人。長身の碧南と小柄なまゆ先生の対比……はさておくとしまして。
「よーし、行くわよみんな!」
さっそく、試合開始!
「こ、これはすごいです……熱戦です!」
イルカたちと校舎内を散策していた美咲紀は、その光景を前に、思わずぱっちりと目を見開きました。
精鋭イルカたちの、巧みなパスワーク。小さな身体を泳ぎでカバーし、それを華麗にカットするまゆ先生。
とん、とんっとボールを弾いて水中ドリブルで進む先生の手から、ずばっ! 隙を突いてボールを奪い去ったのはあの、碧南と特に仲良しになった一頭です。イルカはすかさずくるりんと宙返り、すぱんっ! と尾ビレでロングパス!
ゴール前へと飛び込んだ碧南は、長い手足を活かし、がっちりとナイスキャッチ。そのまま、ゴールリングへ……ダンクシュート!!
「むむむ、やるわね碧南ちゃん!」
「例え海の中だって。バスケ勝負なら、負けるわけにはいかないわ……!」
中学生からずっと打ち込んできた、バスケットボール。ひとたびコートの中へ立てば、碧南の瞳はめらめらと揺れ、ハートは燃え上がるのです……!
イルカたちに手を添えて、碧南は彼らを激励しながら、
「さあ、みんな! この試合、勝つわよっ!」
水中バスケ対決は、まさしく白熱の展開!
美咲紀はコート脇で観戦しながらも、もちろんカメラを構えて、激写!
「これは良い記事が書けそうです……! 二人とも、イルカさんたちも、頑張ってくださいー!」
碧南とまゆ先生は、ちょっぴりこちらへ笑みを見せてくれてから、すぐにきりりと口元を引き締めます。二人の迫真の表情を、イルカたちの姿をバックにファインダーの中へと収め……パシャリ!
新聞部としてこれ以上に無い素晴らしいネタを前に、美咲紀はパシャパシャ、時間を忘れて撮影に没頭するのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月24日
参加申し込みの期限
2015年03月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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