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ニャンハンやろうぜ!
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【放課後の戦士たち】
「むっむっ、難しいのだこれ一人じゃ無理なのだ……!」
ばったん! と画面の中で倒れ込む、
後木 真央
のキャラクター。『雷光の槌』を手に、お色気バツグンな『素早さのビキニ』を纏った姿は、歴戦の女戦士といった出で立ちではありましたけれど……いかんせん、達人さながらの活躍を披露するには、真央の操作技術はいまひとつでありました。
つまりは、ニャンハン初心者の真央。意気揚々とクエストへ挑んでみたは良いものの、思った以上にシビアなアクションゲームに、あえなくクエスト失敗となってしまったのでした。
「こ、これは誰かに教えてもらわなきゃ厳しいのだゼンゼン進めないのだ……あっ!」
けれど今日は、そんな真央のような駆け出しにとっては実に頼もしい仲間たちが、周囲には幾人もいるわけでして。真央が視線の先に見つけましたのは、
「武道ちゃんセンパイなのだ助けてなのだ~っ」
「おっ? 真央ちゃんジャーン!」
志波 武道
でありました。何事も、持ち前のセンスでもってさらりとやってのけてしまう彼のこと、さぞニャンハンの腕前も高いことでしょう! ここは彼に助っ人をお願いして、
「イヤーッ、ニャンハンは初めてでサー☆ 誰かと一緒にヤリタイナーって思ってたンダー、チョウドヨカッタ!」
「あれっ? 武道ちゃんセンパイも初心者なのだ……?」
……まあちょっと、アテが外れてはしまいましたものの。
とはいえやっぱりこういうゲームは、複数人でワイワイ遊んだほうが、きっと楽しい! ということで、
「じゃあセンパイも一緒にお勉強しようなのだ、二人ならきっと何とかなるのだ~」
「モチロンオッケー! よろしくネー真央ちゃん☆」
二人で協力しつつ、まずは説明書ともにらめっこしながら、練習に励むことになりました。
と、そこへ。
「そういうことなら、俺も混ぜてもらおうか」
「あっ、修ちゃん!」
名乗りを上げた初心者さんが、もう一人……
八神 修
でした。クールな優等生な彼も、意外とニャンハンには興味があったそうでして。
「どうせなら、皆と一緒にやりたいと思ってね。ちなみに、先生も呼んであるぞ」
と言って修が示した先には、
「先生というほどではありませんが……私で良ければ、お手伝いをしますよ」
「おっ、月ちゃんカァー、ゲーム詳しいのカナ?」
顔を見せた
常闇 月
は、誕生日プレゼントとしてNSPと一緒にソフトをもらったということで、三人よりは一足早くニャンハンデビューを果たし、今ではそれなりにやり込んでいるとのこと。クラスの友人たちとの共闘経験もアリということで、なかなか頼りになりそうです。
「ありがたいのだ~、じゃあよろしくお願いするのだセンパイ、修ちゃん月ちゃん!」
元気良く笑って、四人はさっそく協力プレイを開始。まずは経験者の月の言葉に従って、練習がてらに簡単なクエストから始めることにしました。
わいわいわいと賑やかに雑談も交えつつ、練習することしばし。
「よし、ここらで少し、難易度の高いところへ行ってみようか?」
あっという間にコツを飲み込んだ修が、そんなことを言いました。彼はどんなニャンスターを相手にしても、ちょっと観察すれば大抵そのパターンは見切ってしまうという適応っぷりでありまして、さすがの頭脳派なのです。
「まぁ、例え玉砕したとしても、それはそれで楽しいよ。どうです、志波先輩?」
「そうダネー、そろそろ操作にも慣れてきたし。イッテミヨウカー☆」
というわけで、ちょっぴりシビアな高難度クエストへ挑戦してみることになりました。
武道もニャンハン経験はほぼゼロだったものの、何となくこう、反射神経とかで、本能的に何とかしてしまうという一面がありまして、修とはまた違った凄みがあったりします。
そんな彼がセレクトしたクエストが、その名も、『巨大猫の進攻』。何だか、不穏そうなタイトルです。
「きょ、巨大おネコ様が相手なのだ? 強そうなのだ大丈夫なのだ?」
「『マオニャンロン』ですね。クラスの皆さんから、弱点や攻略法は聞いていますから、何とかなるでしょう」
そんなこんなで、ちょっぴりびくびくな真央と、きっちり先生役をこなしてくれる月も一緒に、クエスト開始!
フィールド『砦へ続く山道』へと降り立ちますと、まず真っ先に目に入ってきたものは、件の巨大ニャンスター……ではなくて。
ブーメランパンツにキャップにゴーグルというコアな防具、『スイマーシリーズ』を身につけた武道の堂々たる後ろ姿、ぷりっと良いカタチのお尻でありました。
手には刀の『薄刃【薄氷】』、鋭利な刃がぎらりと日の光を照り返しています。
「やっぱり俺の装備は、コレシカナイ!」
と、直感一つで選び出したという競泳パンツに、長大な刀を携えたその姿。控えめに言って、シュールでありました……でもこれ、防御力は無くても回避能力がグンとアップする、けっこー優秀な装備なんです。
画面の中、そんな武道の勇姿を、羨望の眼差しで見つめる真央ちゃん。
「やっぱり、武道ちゃんセンパイの装備はカッコイイのだ羨ましいのだ、くそぅー何で女性用漢のフンドシセットは無いのだ不公平なのだッ!?」
「アハハー、男用のフンドシはあるんだけどネー☆」
真央ちゃんこの時、男女格差を無くすべく、メーカーさんへ要望のお手紙を出しちゃろうと心に決めたそうです。
と、ずごごごご! 画面が派手に揺れまして、細長いフィールドの一端を塞いでいた石壁が崩れ落ちると……姿を現したのは、そう。超巨大ニャンスター、マオニャンロン! あまりに大きすぎるため、こちらの攻撃を無視してずんずんと進攻してくるという難敵です。
「これは、思ったよりでかいな」
修は手短に、いくらか情報を持っている月へと確認を。
「常闇、どこを狙えばいい?」
「八神さんは大弓ですから、まずは両肩と背中にある弱点を。後木さんは真下に潜って、お腹を攻撃してください。私と志波さんは両側面から頭を攻撃してダウンを取り、進攻を遅らせましょう」
てきぱきと月の飛ばす指示に従って、各人が担当する箇所に散らばり、戦闘開始です。
「初手は、私の持ち込んだ爆弾を頭に当てておきましょう」
ずしんと大きな爆弾を設置する月……ちなみに彼女の装備も、武道のブーメランパンツ程では無いにしろ、かなり際どい代物だったりしまして。
女性用装備の中でもかなりの露出度を誇る『ニャルガシリーズ』は、ローレグ水着のようなインナーに心ばかりの装甲をつけたのみという、ちょっとセクシーなニンジャのようなコスチューム。あの『イッカクシリーズ』とも双璧を成す、人気の防具です。同じニャンスターを出自とする、三枚の漆黒の刃を備える篭手状の二刀流武器『双爪刃ニャルガ』との組み合わせは、まさに闇を駆けるくの一! と言ったところ。
「八神さん、起爆をお願いできますか?」
「了解した、少し離れていてくれ」
始めたばかりのはずが、もはやどこか貫禄すら感じるほどの、力強い修の返答。
構えた大弓『鷹の目』は、扱いやすさと高い攻撃力を兼ね備える逸品です。放った矢は寸分違わず、月の設置した爆弾の、ど真ん中へ。
どかん! と爆発音が響き、マオニャンロンは高らかに声を上げながら、巨体を震わせました。
「おおっ、効いてるのだすごいのだ!?」
「よし。では各自持ち場へ移動し、行動を開始しよう」
修は皆へそう言いつつ、すかさずアイテムを調合。矢へ装填して使うための、高威力の爆薬を作ります。
彼の防具『クラフターシリーズ』は、身のこなしと同時に器用さを高めて、アイテム作成の成功率と生産数にボーナスを加えてくれます。皮製の軽鎧は、確かに重厚な甲冑などよりも、頭で勝負する修のイメージにピタリと合っておりました。
何となく苛立たしげに、大口を開けて噛み付こうとするマオニャンロン。
「おおっと、アブナーイッ!」
「ふっ、読んでいたよ」
直感でくるんと地を転がり避ける武道。地形を生かして、難なくやり過ごす修。
「うわぁ、やられたのだー!?」
「大丈夫、回復して立て直してください」
吹っ飛ばされて、慌てて立ち上がっては回復薬をごくりと飲み下す真央。
巨体から散発的に繰り出される攻撃に、特に真央の体力の減りが激しく、天才肌な武道と修にしても、多少なり被害を負ってはいましたけれど……なんともスゴイのは、月でした。
「……月ちゃん、ほんとに最近始めたのだ?」
「一撃も受けないとは、大したものだな。さすがに先生というところか」
「? そうでしょうか? そういえば、クラスの皆さんにも驚かれましたが」
するり、するり。かすりもせず!
緩慢なマオニャンロンの攻撃は、慣れれば避け切るのはそれほど難しくないとはいえ、月もニャンハン暦は浅いのです。爪を振るいびしばしと、きっちり攻撃を加えつつも全てを回避していくその姿は、三人も知る、まさしく月の持つ身体能力さながらでありました。
ずばっ! 横薙ぎに刀を振り抜きつつ、はらはらと舞い散る氷片と共に、武道はかみつきをひらりと回避。
「ヨイショット! この砦、壊されたら失敗なんだっけ? もう時間ナーイ?」
マオニャンロンの進行ルートの先には、一見堅牢そうな砦がそびえておりますけれど……巨大ニャンスターにとってはさしたる障害物ではありません。武道の言葉の通り、ここを破壊されてしまうと、クエストは失敗になってしまうのです。
とはいえ、
「私と志波さんで、かなり時間を稼ぎましたから。このまま攻めれば、大丈夫だと思います」
「オッケー、それじゃあと少し、みんながんばロッカー☆」
武道の白刃が閃き、月の双刃が瞬く間に連撃を叩き込み……マオニャンロンの攻撃は、ひらりひらりっ。軽快に動きながら、ダメージを蓄積していきます。
ここ一番で踏ん張りを見せたのは、真央でありました。
「真央ちゃんは前衛なのだ前線を支えるのだ、回避すれども退却せず! なのだ~~~っ」
ふっくらとしたマオニャンロンのお腹のあたりへ陣取りまして、立て続けに槌を振り回し、どか、どかん! 時折反撃で吹っ飛ばされながらも、回復アイテムをがぶ飲みしつつ耐えに耐え。効果的な打撃を幾度も打ち込んでは、巨大な敵を怯ませています。
「そろそろ時間が際どいな。テルミット弾を使うぞ」
修の用意したアイテムは、大弓に装填して放つと、大爆発を起こして強烈なダメージを与えることができる、一発限りの切り札。
仲間たちがささっと距離を取ったのを確認してから、修はシビアに狙いを定めて。
「……発射!」
直後に、どっかん!! 画面をぐらぐらと揺らすほどの衝撃が巻き起こりました。
視界を埋め尽くすほどの爆炎が、ぱあっと晴れた直後。現れましたのは、
「……おっ? マオニャンロンの『撃退』に成功シマシター?」
「おお、おネコ様が帰っていくのだ~!?」
くるりと砦へ背を向けて、のっし、のっしと立ち去っていく、マオニャンロンの後ろ姿でした。
超巨大ニャンスターを撃破、とまでは行かなかったものの……クエストは何とか、成功! とあいなったようです。
「イヤッホウ☆ 皆やるジャンッ、お疲れサマー!」
「お疲れさまでした。出来れば撃破したかったですが……」
素直な喜びを表現する武道の横で、月はちょっぴり悔しそう。
修は落ち着いて、けれど少しばかり口の端を上げると、
「だが、かなりいい線は行っていたな。それに、今のでパターンは全て把握した。次は行けるだろう」
「次……もっかいやるのだ? なら真央ちゃんも、次は大活躍できるように頑張るのだ!」
何だかんだで慣れてきた真央も、すっかりやる気です。
「ヤー、人気タイトルだからって、今まで逆に避けてたんだケド。やっぱニャンハンって、面白いんダナー! よっし、まだまだ遊び足りないし、二回目行っちゃおか!」
武道の言葉に、仲間たちももちろん、異論はありません。
ばばん! と再度『巨大猫の進攻』のクエストを受注しまして、四人は再挑戦!
「それじゃ、レッツラゴー☆」
あっという間に上達してしまう、彼らのことです。今度はきっと、完璧なまでの勝利を収めることができるはずっ。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月07日
参加申し込みの期限
2015年02月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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