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ニャンハンやろうぜ!
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【ランナーズ】
「なあ、剛ちゃん……何で俺様のところには、来てくれねぇんだろうな……逆鱗」
「物欲センサー、ちゅうヤツちゃうかな……あ、二枚来た。逆鱗」
「何でだァァァ!!」
宇佐見 望月
に、
服部 剛
。二人のNSPに表示されておりますのは、クエストが終了した後にその報酬や戦利品を受け取ることができる、リザルト画面です。手に入るアイテムは、お金や消耗品、取るに足らないありきたりな品から、ちょっと希少なレア素材も……そんな中、時折ごく低確率で紛れ込む、超レアものの素材というものもありまして。望月が求めて止まない、ネコリウスから入手できる『雄火猫の逆鱗』も、そんな超希少な品の一つです。
ただ、強運な人には捨てるほどぽろぽろと舞い込んできたりもすれば、望めば望むほどに全く手に入らず、隣の人の幸運を虚ろに眺めつつ空しく指をくわえるしかない、なんて人もいるものでして。
「くっそー……あと一枚逆鱗が出れば、『リウスシリーズ』が完成するんだようッ」
という望月の現在の装備は、あのニャンコッコから得られる素材で作ることができる防具、『コッコシリーズ』。比較的序盤で作成できるだけあり、性能はそれなりですけれど、リウスシリーズまでの繋ぎとして、望月はこれを最大レベルにまで強化して使い続けておりました。
「宇佐見、もう諦めて他の防具作ったら? 流石に限界やろ、それ」
なんて剛の言葉にも、
「いいや、俺様はリウスシリーズを完成させるまで、こいつを使い続けるぜ!」
と、望月は頑なです。思えば彼の携える武器からしても、最初期から作れる骨製の両手剣をいくらか強化した、『ゴレンブレイド』。何やら、彼なりのこだわりがあるようです。
「まぁ、ええけどな」
クエストが終了し、戻ってきた集会所に並ぶ二人。
どこか愛嬌のあるコッコシリーズの隣、剛のキャラクターが身につけておりますのは、打って変わって強そうな防具。
鎧武者の甲冑に軍服のモチーフを取り入れたような、スタイリッシュな『ジェネラルシリーズ』は、ニャンスターの吐く炎に対して耐性があり、咆哮にも怯まず行動ができ、なおかつニャンスターの各部位を壊しやすくなるという、見た目に違わず強力な品です。代わりにその重量からか、スタミナを余分に消費してしまうという、大きなデメリットがありましたけれど。
何はともあれ。本日、通算何体目かになるネコリウス討伐から戻ってきた二人が、次に受けるクエストはと言いますと、
「ええい、次行くぞ次! 逆鱗出るまでネコリウス乱獲するぞ、どちくしょー!!」
「あ、ちょい待ち宇佐見。せっかくこんだけ人おるんやし、誰か他の人も呼ぼか? そのほうが楽しいし、効率もええやろ?」
「おっ、そうだな、そうすっかー」
半々くらいの期待と諦観を胸に、再度、『大空の猫王』へ。ついでに、同行してくれる仲間を募ることにしました。
どこかに混ぜてくれるところは無いかな……なんて、きょろきょろ。周囲を見回していた
姫上 雪兎
にとって、望月と剛、聞こえてきた二人のメンバー募集の声は、渡りに船と言ったところ。
「あの……僕も一緒に行って、いいかな……? 一応、お手伝いできないこともない、と思うけど……」
控えめながらも思い切って声をかけてみましたら、気さくな笑顔が返ってきました。
「おう、もちろん大歓迎だぜ! 逆鱗出るまでマラソンするから、抜けたい時に抜けてもらっていいからなー」
「よろしくなー! じゃ、そろそろ出発しよかー」
マラソンとは即ち、特定のアイテムを入手するため、無心で特定のクエストを繰り返すこと。
というわけで、雪兎を加えた三人は、さっそく火山へと出発!
フィールドへと出るなり、剛が気になったのは、雪兎の装備です。
「おっ、『ブニャキシリーズ』や。剥ぎ取り回数が増える代わりに、レア素材が出にくくなる……やったっけ。俺ら、ちゅうか宇佐見は逆鱗狙いやけど、姫上は欲しい素材とか無いんか?」
「うん……僕は、剥ぎ取りが出来ればそれでいいから……」
「??」
剛、それに望月は首を傾げましたけれど。
雪兎にとって大事なのは、ニャンスターを倒して獲得できる希少な素材ではなく、その過程である、剥ぎ取り行為そのものにあったりしました……分解大好き、な彼ならではの、独特なニャンハンの楽しみ方でありました。
と。ネコリウス捜索のさなか、唐突に突進してきたボスニャンゴの急襲を、
「うおっ、危ねえ!?」
望月は両手剣で、がっちりとガード。
「ニャンゴ、ほっといたらうぜーよな。俺が倒しとくから、二人は先にリウス見つけて、塗料球で目印を……」
「ううん。先に倒してからにしようよ……」
クエスト達成条件には含まれない中型クラスの敵へ、雪兎はしゅらん、と『ドライバーソード -』……文字通り、マイナスドライバーの形をした刀を抜き放ち、しゅぱん! と斬りつけます。
「……剥ぎ取りするために、さっさと倒そう……?」
「お、おう?」
どこか自信が無さそうだった物言いもどこへやら、ずばん! ずばんっと、華麗な立ち回りを見せる雪兎。普段は一人でやり込み派な彼、実はなかなかの腕前でありました……やたらと剥ぎ取り行為へこだわりをお持ちらしいところは、さておくとしましても。
ボスニャンゴを全員でタコ殴りにして沈め、
「やった……これで、剥ぎ取れる……」
滞りなく素材を入手した後、再びネコリウスの捜索へ。
程なくして三人の画面には、ばさばさと翼を羽ばたかせつつ、上空からゆったりと降下してくる大型ニャンスターの姿が現れました。
「おっ、タイミングばっちり! さっそく、『落とし罠』に嵌めるぜ。二人とも、部位破壊ヨロシクっ」
「おー、任せてや!」
「うん……全部壊してから倒して……剥ぎ取るよ」
地面に落ちた黒い影の真下へ素早く走りこみ、望月は罠を設置。大型ニャンスターが踏むと、大きな落とし穴へ落下させて行動不能にしてしまうという、トラップアイテムです。
ネコリウスの後ろ足が地に触れた、瞬間。がばっと地面に穴が開いて、巨体はすっぽりとその中へとはまり込み、じたばたじたばた。翼を打って暴れるものの、こうなれば数秒間は抜け出せません。
「よーっし、今だ!」
望月は間髪いれず、背中の両手剣を抜き放ちながら、そのまま大上段からの抜き打ちを一閃。
続けざまに、剛ががしゃりと構えたのは、大型クロスボウ。
「よーう狙ってぇ……どーんっ! 唸れ、ハットリボルバー!」
「はっと……って、何……?」
きょとん、とした表情の雪兎へ、剛はにやり。
「剛さんの『Gカノン』の愛称や。服部やから、ハットリボルバー!」
「……なるほど?」
どん、どんっと弾丸を放つたび、剛の大型クロスボウに備え付けられたシリンダーが、くるんくるん。確かに、回転式拳銃のようなギミックです。
足元を狙って、剛は強力な弾丸を一発、また一発と着実にヒット。雪兎も、毒の爪をひらりっと避けながらドライバーソードで頭を、尻尾を次々に切りつけていきます。
猛攻に耐え切れず、足へと集中した射撃の効果もありまして、そのうちネコリウスは、派手に転倒! その隙を逃さず、望月はぐぐぐっ、と力を溜めまして……数秒の後。
「1、2の……3ッ!!」
光り輝く刀身を振り下ろし、渾身の一刀を、ずばん!!
両手剣の溜め攻撃は、しばらく足を止めなければいけない代わりに絶大な威力を誇る、まさに必殺技なのです。
斬りつけた途端、すぽーん! っと尻尾が飛んで、見事、希少アイテム獲得のためのトリガー、部位破壊は完了! 後は、クエストをクリアするのみです。
ネコリウスが飛び上がり、フィールドを移動し始めたのを機に、三人は一度スタート地点のベースキャンプへと戻り、補給を済ませます。
「よっし、後は捕獲するだけだな! 雪兎ちゃん、罠残ってる?」
「うん……『ビリビリトラップ』が、あと一つ……」
「十分やな。ボール投げるのは、剛さんにお任せや!」
各自アイテムの残数を確認し、いざ再出発。
大型ニャンスターを討伐すればクエストは終了ですけれど、今回はある程度弱らせたところで罠にかけ、剛の持つ捕獲用のアイテム『ニャンハンボール』をぶつけてネコリウスを捕まえ、倒さずして勝つ作戦です。捕獲を成功させると、倒したあとの剥ぎ取りが出来ない代わりに、報酬画面で多少良いアイテムが手に入りやすくなるのです。
「って、雪兎ちゃんは剥ぎ取りがしたいんだっけか……悪い! 今回は捕獲でも良いか?」
「次のクエは、思う存分剥ぎ取らせたるから。ええかな?」
二人のお願いに、雪兎は若干迷いの表情を見せたものの。大好きな剥ぎ取りを除いたとしても、何だかんだで、こうして集まり協力プレイで遊ぶこと自体もまた、楽しかったりするわけでして。
「ん……分かった。次、剥ぎ取らせてもらえるなら……」
「ああ、サンキュ!」
程なくして、火山をバックにのしのしと歩く、手負いのネコリウスを発見。
「よっし、最後の仕上げや!」
「おう! 今度こそ、来いよなー逆鱗っ」
三人はぐいとスティックを押し込み、走り出していきました。
その後はつつがなく、剛の弾丸がネコリウスの足元を撃ち抜きダウンを奪ったところへ、雪兎が手早く罠を設置。行動不能にしたところへ、望月のゴレンブレイドが再度の溜め攻撃を叩き込み、仕上げに剛がニャンハンボールを投げつければ……捕獲完了!
それぞれに安定した実力の持ち主ということもあり、危なげなくクエストは完了となりました。
そして、お待ちかねの報酬獲得画面です。
「どうや宇佐見、逆鱗出た?」
ここまでに、もう何体のネコリウスをとっちめたか、覚えていないくらいですけれど……そろそろ、アタリを引いても良いはず!
「……なあ、剛ちゃん……」
「ん? 何や、出たんか? ダメやった?」
ひょい、と剛が望月の画面を覗き込みますと。
「あ、玉や……」
「何で俺様のところには、来てくれねぇんだろうなァ、逆鱗……!!」
『雄火猫の紅毛玉』でした。こちらはこちらで、と言いますか、こちらのほうがよりレアなアイテムだったりするのですけれど……残念ながら、欲しかったのは、これじゃない!
剛自身は、今回は逆鱗こそ来なかったものの、そこそこに良い引き。さて、どんな言葉で友人を慰めたものか……と思案しておりましたら。
「次行こう……次っ」
と言って促したのは、雪兎でした。のんびり屋な彼ですけれど、この時ばかりは少々、やる気がちらりと見え隠れ。ちょっぴりうずうずとしている様子。
「次行ったら、出るかもしれないし……」
「そ、そうだな。どの道、出るまでやるつもりだったしな……よしっ、もう一回行くか!」
雪兎に刺激されたのか、望月もすぐに気を取り直しました。
に、と笑って切り替えの早い友人に、剛は苦笑い……けれどもちろん、異存は無いのです。
「おっけー。もうひと狩り、いこうや★」
「うんっ。次は、次こそは……剥ぎ取り、するんだ……!」
「よし、それじゃ次は捕獲じゃなくて、討伐だな。よろしく頼むぜ!」
とまぁ、目的はそれぞれ違っておりましたけれど。レア素材を求めてのクエスト周回は、まだまだ続くのです。
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墨谷幽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月07日
参加申し込みの期限
2015年02月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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