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ニャンハンやろうぜ!
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【繋がれば、ニャンハン仲間!】
(さて、と)
くりっ、と小首を傾げた
夕鈴 翼
。
NSPの画面の中には、『回転式機械槌』を背に担ぎ、白シャツ+紺色のブルマがまぶしいちょっぴりマニアックな『体操服シリーズ』に身を包んだ翼のキャラクターが、所在無げに佇んでおります。
普段は一人プレイでやり込んでいる翼ちゃん、ただ倒すだけなら、大抵の相手は一人でも何とかなったりはするのですけれど……ひとつ、問題がありまして。
(ボクだけじゃ、尻尾、切れないですもんね)
希少な素材をゲットするための条件を、翼の愛用武器、打撃属性の槌では満たせないのです。
そんなわけで本日やってきたのが、協力プレイで盛り上がり中だという、このお店というわけなのでした。
もちろんここは、尻尾を切るために必要な、切断属性の武器を使い慣れた仲間を誘いたいところ。物怖じしない彼女は、さっそくくるりと集まっている人々を見回しまして、にぱっ。笑顔を浮かべて、呼びかけました。
「誰か、ネコリウスの尻尾切り、手伝ってもらえませんかー?」
「あ、行くなのー! あーちゃんがお手伝いするのー」
まず名乗りを上げてくれたのは、ちょっぴりふくよかな女の子、
藤村 あさひ
。
「あーちゃんは二刀流だから、尻尾も切れるよー」
「良かった、ありがとうございます!」
翼とは歳も近い女の子ということもあり、二人はにっこりと笑い合います。
「えっと……俺も、いいかな?」
もう一人のメンバーは、
紅林 千尋
。翼とあさひに比べれば、ちょっと年上のお兄さんです。
「同じクエに行く人、探してたんだ。大笛で援護するよ」
「あ、助かりますっ。二人とも、よろしくお願いしますね」
「がんばるなの!」
普段ならあまり接点が無いかもしれない取り合わせではありましたけれど、ニャンハンを通じて繋がれば、同じプレイヤー同士。仲間同士なのです。
何となくちょっと照れくさそうに、けれど微笑を浮かべてこくりとうなずいた千尋も加わりまして。いざ、協力プレイ開始!
目的はひとつ、ネコリウスの尻尾を切って倒すことなので、あちこちに点在する採集ポイントの類は、全てスルー。こんがりサンマ、骨付き肉などでスタミナアップした三人は、ずいずいと火山フィールドを進みます。
「あ、お兄さんは『ルーラーシリーズ』に大笛『メロディアス』ですか。カッコイイですねっ」
「そ、そうかな? ありがとう」
横合いからつつつっと、千尋の画面を覗き込む無邪気な翼にちょっぴり、どきり。
千尋の防具は、ゲームの序盤からでも作れる安価なものではありますものの、なかなか見た目にも凝っていて格好良く、かつ回避性能もアップするという秀逸な装備です。グラデーションカラーが美しい大笛との組み合わせで、サポート態勢は万全!
とはいえ当の千尋は、少々戸惑いがち。
(うーん、結構変わってるみたいだなぁ)
実は、以前にはずいぶんとやり込んではいたものの、こうして新作をプレイするまでには若干のブランク期間があり、今日は久しぶりのニャンハンだったりするのです。
千尋は、過去に身につけたテクニックや知識を記憶の奥底から引っ張り出しつつ、
(よ、よし。この子たちを、しっかりサポートしてあげなきゃな……!)
ぐぐ、とNSPを握る手にも力が入ります。
後々の安全のため、ボスとの戦いに横槍を入れてきそうな雑魚敵を、翼は愛用の槌を振るい、どかんどかんと薙ぎ倒していきます。
その横で二本の剣を振るうのは、あさひ……うん? 剣?
「面白い武器、使ってるなぁ」
「ふふふー」
千尋の言葉に、あさひはしゃきーん! と両手に握ったそれを掲げて見せました。
二刀流『鮮刀ブリハマチ』……文字通り、鮮度を保ったまま急速冷凍し武器へと転じた、ブリ、ハマチ! 見た目はそのまんま、お魚です。
いわゆるネタ武器の類ですけれど、意外とこれが、威力は十分でありまして。ずば、ずばん!
「防具は『スコティッシュF』ですか、可愛いですよねー」
「うんうん、お気に入りなのー。リウスとは相性が良いしねっ」
たれ耳が可愛らしいあさひの防具は、ニャンスターがたびたび発する咆哮を無効化し、行動不能に陥ってしまうのを防いでくれるという、優秀な効果がありまして。ネコリウス退治には、まさにピッタリな逸品です。
「……っと、いた!」
真っ赤に燃える溶岩流の中を、のっしのっしと歩いているネコリウスを発見し、千尋が位置を知らせます。
翼がさっそく、『蛍光塗料球』……マップに敵の位置を表示して追跡するためのアイテムを投げ込みつつ、
「それじゃ、千尋お兄さんは笛で、援護と回復をお願いしますね。あさひお姉さんは尻尾をお願いします、ボクは頭に行くので」
「う、うん。分かった、頑張るよ」
「分かったなのー!」
ぎゃおおおん! という咆哮を切り裂くように突っ込む、あさひの開幕の一刀を皮切りに、戦いは始まりました。
足元に飛び掛ってずばばっと数回切り付け、すぐにくるんと前方へ転がったあさひは、ネコリウスの後ろへ。翼のお願いどおり、あさひの役割は、切断属性である二刀流の剣で尻尾を切ることです。ずばば、ずばっと絶え間なく攻撃を加えつつ、
「わわっと、それは食らわないなのっ」
飛び上がりながらの宙返り尻尾攻撃を、華麗に回避!
翼はネコリウスの真正面に陣取りながら、まずは様子見。ボタンは押しっぱなし、ぐぐぐっと力を溜めてからそれを解放し、強烈な一発を叩き込むのが、槌の基本スタイルです。
相手の攻撃を良く見て、噛みつき攻撃をするりと間合いを取ってかわしつつ、
「えいっ」
ボタンを離して、どっかん! 頭部を集中的に攻撃していきます。
「……っとと! 食らっちゃいましたか」
「いたいのーっ」
ぐるん! と、隙を突いた横一回転の尻尾攻撃が、翼とあさひを吹き飛ばします。
「えっ、と、回復の音色は……このコマンドだよな。よしっ……今、回復するよっ」
新作となり、若干の仕様変更などもある今回のニャンハン。復帰したての千尋は、そんな部分にいささか慣れないながらも、事前にきっちり予習はしてきたもので、その動きは現状でもまずまずといったところ。カンを取り戻せば、更なる活躍も期待できるでしょう。
ぶおんっと巨大な笛を振り回しつつ、美しい音色を響かせれば、ぴこーんとあさひ、翼の体力が回復!
「ありがとーなの!」
「うん、どういたしまして。二人とも、頑張って!」
どうにか上手く動けていることにほっと安堵しつつ、ゲームの中でも、外でも二人を鼓舞する千尋。ちょっぴり人見知りな彼ですけれど、ニャンハンの楽しさも思い出してきたのか、自然と笑顔が浮かびます。
ネコリウスの吐き出した火球をするりと避けて。翼の手にした機械槌のシリンダーがぐるぐると回転し、溜めていた力を一気に、頭へめがけて……どかんっ! 叩き付ければ。
「あ、めまい状態になりましたね。あさひお姉さん、お願いしますっ」
「任せるのっ! えーいっ」
すってんと転がったネコリウスの尻尾へ目がけて。しゃきーんっと掲げたブリ・ハマチが翻り、必殺の乱舞攻撃が、ずばばばば! っと炸裂!
途端。すぽーんっ!
「あ、尻尾取れた……良かったね」
「わ、ありがとうございます!」
「やったのー! 後は、やっつけるだけだねっ」
見事、尻尾切りという翼のお願いを果たすことができ、勢いづいた三人。このままネコリウス討伐を完遂すべく、画面に集中します。
減った体力を回復しようと飛び立ったネコリウスを追いかけて、しばしの右往左往の後。
「そろそろ、塗料球の効果が切れちゃいますね……いけるかな?」
「きっと、もう少しで倒せるのっ」
餌場でがつがつと何かを捕食するネコリウスを発見すると、三人は最後の攻勢をかけます。
「よし、大分慣れてきた……もう大丈夫そうだ」
千尋の笛が奏でるメロディーによって、前衛の二人の体力が回復。ついでに攻撃力増強の音色もプラスしたら、備えは万全!
「ありがとうございますっ、千尋お兄さん」
手厚い援護を受けながら、翼は槌を手に突撃。狙うはやっぱり、頭です。笛の演奏を終えた千尋と一緒に、ぼこぼこぼこっ。
回避を重視しつつも、翼は見つけた隙を逃さず。渾身の溜め攻撃を、どかんと一発!
「あ、まためまいになりましたね」
「あーちゃん、爆弾持ってきてるのー。使っちゃう?」
「それじゃ、お願いするよー」
目を回したネコリウスの側に、あさひがどっかと置きましたのは、『徳カル缶爆弾G』。猫缶型の何だか可愛い爆弾ですけれど、威力はもちろん折り紙つき。
もちろん、ブリハマチを振り上げたあさひの起爆の合図は、
「開缶! なのー!」
ずどんっ!! 衝撃に、あさひ自身も吹っ飛んでしまいましたものの。大ダメージ!
もはやへろへろのネコリウスの胴体へ、千尋が叩き付けた大笛の一撃が、トドメになりました。
「あ……たっ、倒せたぁ」
ネコリウス、撃破!
思わず三人、ほうっと息を吐きまして。
「やりました! 尻尾も切れましたし、手伝ってもらったおかげです。ありがとうございました!」
「ううん、あーちゃんも楽しかったなのー!」
「俺もだよ。うん、やっぱり皆で遊ぶニャンハンは、楽しいね……!」
普段はソロプレイな翼も、ばっちりお手伝いが出来て満足げなあさひも、久しぶりにニャンハンに触れた千尋も、にっこり。
やっぱり、協力プレイが最高ですよね!
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
4人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月07日
参加申し込みの期限
2015年02月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月14日 11時00分
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