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【お昼にまったり】
演劇というものに対して、
御薗井 E セレッソ
が最も注目してしまうのはやっぱり、各シーンに挿入される音楽。いわゆる、劇伴です。音楽は、チェロを嗜むセレッソ自身の得意分野でもありまして、劇中で流れる素敵な音楽には、ついつい目をつぶって聞き入ってしまうこともありました。
後ほどには、彼女も所属する
寝子島クラシック同好会
が劇を上演することになっていて、セレッソはそれはもう楽しみにしておりました。みんな演奏だけではなくて、演技にだってとてもとても一生懸命に取り組んでいたことを、セレッソも知っているのです。
(きっと、凄く素敵な公演になるワ!)
そんな風にして、音楽を通じて観劇をしていたセレッソでしたけれど……先ほどはとっても、驚いてしまいました。
『二つのF』に、それほど注目していたわけではありませんでした。何だか少し、難しそう……なんて、ちょっぴり構えていたくらいだったのです。それが始まるなり、いつの間にやら、すっかり惹き込まれてしまいまして。
そして突然、セレッソの間近からの登場……彼が出演しているだなんて。全然知らなかったのです。
(恩センパイ……口調も違ったし、びっくりしちゃったワ)
そして今、セレッソは舞台裏へと進みまして、彼ら『NK2』の楽屋の前へとやってきました。どうしても、
早坂 恩
に激励をしてあげたくて。
こんこん、とノックして、
「恩センパイに、会いに来ましたナノ!」
がちゃりと扉を開いて出迎えてくれたのは、
仲秋 薫
と
蜂須賀 ルド
です。
「いらっしゃい。恩センパイ……早坂さんね、あっちにいるわよ」
「おーっ、入りなよ! おーいめぐみー、後輩が会いに来たぜーっ」
楽屋の中では、ちょうどみんなでお昼を食べているところ。セレッソは奥に腰掛けている恩の姿を見つけると、軽い足取りで駆け寄りまして。きゅっ、とその袖をつまんで、にっこり!
「えへへー。恩センパイ! おつかれさまナノ!」
「来てくれたの? ふふ、ありがとう。セレッソちゃんも一緒に食べる?」
笑顔で出迎えてくれた恩センパイはそう言って、隣の席を開けてくれました……はたと、セレッソは気付きます。あんまり劇に見入ってしまっていたもので、すっかり忘れておりましたけれど、彼女も幕の内弁当を買っていたのでした。
恩のお隣にぽふんと座って、セレッソはお弁当を、ぱかっ。
「わぁ……!」
「あら、美味しそうね!」
洋風幕の内弁当の中身は、きっちり詰められた俵型のおにぎりに、サンマの魚肉ハンバーグ、からあげにエビフライに、オムレツ、くりっと巻かれたスパゲティナポリタン、ポテトサラダにほうれん草のナムルに……きんぴら! 彩り鮮やか、とっても豪華な中身に、楽しみにしていたセレッソは、きらきらと目を輝かせました。
恩はランチボックスを広げて、一口サイズのサンドイッチをぱくり。ときどきおかずを交換したりしながら、一緒にお食事タイムです。
「セレッソちゃん、劇、観てくれてありがとうね。あの時はびっくりしてしまったけど」
「ワタシもナノ。でも恩センパイ、とっても素敵で、カッコ良かったワ!」
スポットライトが当たる前、ほんの一瞬でしたけれど……まだ暗い中でふと、彼と見つめ合ってしまった時のことを考えると、セレッソは何だか良く分かりませんけれど、頬がぽかぽかしてくるような気がします。
「そういえば……恩センパイ、口調が元に戻ってるワ?」
「ああ、あれはね、役作りの一環だったのよ。でも、そうねぇ……」
とセレッソが言うと、恩は何やら悪戯っぽく笑ってから……きりり! 舞台の上で見た、歌姫へ真っ直ぐに愛を叫んだあの凛々しい青年の顔になりながら、
「ふふ。君は、どちらの僕が良いと思うかな……?」
なんて、カッコ良く言われてしまいましたもので。
セレッソはぱちくりと目をしばたかせてから、すぐにぱあっと微笑んで、こう返したのでした。
「どっちも、素敵ナノ!」
「センパイ、カッコ良かったのだ……」
ぽつりと漏らしてから、
後木 真央
はすっかり、劇へ見入ってしまっていたことに気付きました。舞台の上で見る先輩はいつもと違って、静かに凛々しくて……真央は思わず、棒立ちでついつい、じっくりと。
「……はっ! いかんのだお昼の休憩時間は売り時なのだ売り子さん頑張るのだ~!」
気を取り直しまして!
今回は、販売スタッフとしてイベントに携わる真央。担当は主に、飲食OKな二階席。売り子さんとして、幕の内弁当その他を売り歩くのがお仕事です。
真央自身も開発に参加した
、とっておきのお弁当やランチボックスなどを始め、飲み物やお菓子まで所狭しと詰まったケースを首から提げて、元気いっぱいに声を張り上げます。
「寝子島特製幕の内弁当、いかがですかなのだ~! 寝子ヶ浜スペシャルサンドに三色カツサンド、おやつにパッキー、ニャリッツ。お飲み物もにゃごの紅茶、ニャンタなどなど! 何でも揃っていますのだ~いかがですか~なのだ!」
バッチリ今はお昼時、もちろんお客は引きも切らず!
休憩時間は十分に取られているとはいえ、物販スペースまで昼食を買いに出たりせず、客席でゆったりとくつろいでいたいという観客もいるはず……と、せめてそういったお客には席を立たずにお弁当を届けてあげようという、真央ちゃんの嬉しい配慮です。彼女はなかなかこれで、とっても気配りさんなのでありました。
と、そこへ。
「幕の内弁当……こっちにも、もらえる、か?」
「はいはーい、今お持ちしますのだ~……うん?」
客席で手を上げた相手を見るに、
「おおっ、拓郎ちゃんと彩葉ちゃんなのだ二人でイチャラブ観劇デート中なのだッ!?」
「後木ちゃん、こっちこっち~!」
お弁当をお求めなのは、お客様にして真央のお友だち、
志波 拓郎
と
高梨 彩葉
のラブラブ・カップルでありました。
真央はもちろん、しゅばばばっと駆け寄りまして、
「毎度~なのだ拓郎ちゃん彩葉ちゃん、幕の内弁当は和風と洋風の二種類があるのだ! 他にもランチボックスとかおかずの一品料理とかお菓子とか色々あるのだ~、どれがいいのだ?」
「うわぁ、色々あるんだね! 拓郎、どれにしよっか?」
「そう、だな……幕の内は、せっかくだし……二種類、買って。分け合って、食べよう……か」
楽しそうにメニューを物色する二人を眺めておりますと、真央まで何だか、浮き浮きとして楽しくなってきてしまうようです。だってこんな光景こそ、真央がこうして客席を回って、売り子をしている理由でもあるのですから。ゆっくりと腰を落ち着けながら、美味しいお弁当やお菓子などを食べながら観劇も楽しんでもらえたなら、もう、言うことはありません。
「それじゃ、後木さん……幕の内、和風、と洋風を……一つずつと。飲み物は……いつものコレダな、うん。ねこーひー牛乳、を……彩葉さん、は?」
「私はね、甘さ控えめなジンジャーティーと~。あとね、キャラメルポップコーン!」
真央はお弁当二つと飲み物二本、山盛りのポップコーンを手渡して、二人へ、スマイル!
「ありがとうございましたなのだ~♪」
「ああ……ありがとう、後木さん」
「お仕事頑張ってね、後木ちゃん!」
ぱたぱたと手を振りながら、真央は満足そうな表情を浮かべ、二人のもとを後にします……けれど、立ち止まってはいられません。今はバッチリお昼時、お弁当を求めるお客様は、まだまだたくさんいらっしゃるのですから!
再び真央は元気いっぱい、声を張り上げるのでした。
「寝子島特製、幕の内弁当! いかがですか~っなのだ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
160人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月14日
参加申し込みの期限
2015年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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