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一方、本隊のC班と、黒依の判断に従って本来の役割に戻った援護隊のD班は、ともに敵の妨害に遭っていた。
(便宜上、メサイアの構成員の名をD・E・G・Jとする)
先行していたD班がメサイアたちの気を引くために堂々と姿を現して気を惹く。
「さて、お手並み拝見と行こうか」
シグレは身軽さを武器に、煽るように敵の前で飛び回る。
相手の射撃を回避しながら、彼は逃げまくっていた。
これがシグレのろっこん『怪盗補正』だ。
「怪盗の逃げ足、付いてこれるか?」
撲滅隊のメンバーたちは、シグレの姿に夜を駆ける怪盗のイメージを見出す。
しかし、メサイアの1人がしゃがんだ途端、形勢は逆転する。
「ゆ、床がツルツルで走れない!」
御剣が加速で距離を詰めようとしたのだが、Jのろっこんによって足元が油を塗ったようにツルツルになってしまった。
派手に転んだ御剣、これでは立っているのもままならない。
「御剣、避けろ!」
戦闘でバディを組む如月が身を捩った。
御剣も咄嗟に床を転がる。
すると、Gの撃った銃弾が不規則な動きをしだした。
そして突然、如月と御剣の居た場所へ銃弾が一気に集中!
リノリウムの床が銃弾に砕かれて破片を撒き散らす。
「銃弾が曲がった!? いや、操れるのか!」
志波が手すりにすがりながら立ち上がる。
床を滑らせるろっこんを持つJは、床に両手を置いたまま微動だしない。
一番狙いやすい的なのだが、攻撃をしようとしても踏ん張りが効かない上に、Eの放つ電撃に注意を配らないと回避が難しい。
食らうと手足が痺れて、次の回避行動が取れにくくなるという、最悪のコンボ。
極めつけは、その射撃攻撃を掻い潜って、壁を飛び跳ねながら撲滅隊のメンバーに蹴りを入れてくるDの存在だった。
そのトリッキーな動きは、まともに立てない撲滅隊にとって脅威だった。
「あー、私はこれは無理だねー。ごめんねー、みんなー。せめてもの抵抗でろっこんを使っておくよー?」
三ヶ島は【情報班】へ戦闘開始の報告を入れると、Jのろっこんが効かない通路の影に隠れた。
三ヶ島のろっこん『Wucht Jagd』は、デジカメで撮った対象の体力を少しだけ奪うことが出来る。
道具や無機物に使用するとその度に劣化し、攻撃に用いると殺傷能力が落ちるというものだ。
三ヶ島は安全圏からメサイアたちを激写し続ける。
撮影の際、味方を写してしまわないよう注意しながら、デジカメの容量など気にせずにとにかくシャッターを下ろしまくった。
「でもこれじゃピンチだねー! D班のみんな、助けてほしいんだよー!」
「任せろ! 行くぜ!」
待ってましたとばかりに楢木が飛び出した。
「床が滑るなら、そこ以外を歩けばいいだろっ?」
Eの電撃を跳躍でかわした楢木。
だが、着地の瞬間をGの操る弾丸が狙っていた!
「みえみえだぜ!!」
叫ぶ楢木の体が宙に浮いた。
目を疑うメサイアたち。
楢木はそのままその場で飛び上がると、対角線上に飛び移ろうとしていたDへ向けて飛び膝蹴り!
Dは墜落するも、うまくドアの窓のサッシに指を引っ掛けて、床との激突を防いだ。
「惜しい! うまく顔面に入ったのにな!」
楢木は天井付近で宙に浮きながら舌打ちをした。
「空飛ぶろっこんか、生意気だ!」
苛立つDが叫ぶと、蜘蛛のように肩と背筋の力で体勢を整える。
そのまま壁を蹴って楢木に突っ込んできた。
しかし、楢木は動かない。
ピンボールのように人間弾丸と化したDは、己の勝利を確信した。
「墜落して、スイカみたいに真っ二つに割れちまえっ……」
Dが勢いよく楢木へ突っ込むと、自身の顔面に見えないナニカがぶつかった。
それは透明のアクリル板のような丈夫さで、顔面だけではなく全身を打ち付けるほどの大きさだった。
墜落してスイカみたいに頭を割ったのは、Dの方だった。
「おっさん、勘違いしてるみたいだけど、俺のろっこんは飛行系じゃねーぜ?」
楢木の言うとおり、彼のろっこん『Stairs of air』は、左耳のピアスを2度撫でることで、自分にだけ見える空気の足場を宙に作ることが出来る。
空中に透明の板を作るイメージを抱いていただければ分かりやすいだろう。
楢木はこの足場をシールドのように立てて制作することで、Dの体当たりを未然に防ぐと同時に自滅を誘ったのだ。
これに続くように笹森は、射撃系もれいびのGの攻撃直後を狙って、自身のろっこん『刹那渡航(セツナトリップ)』で瞬間移動した。
低い体勢のまま懐に潜り込むと、支給されたスタンロッドを剣道の竹刀に見立てて至近距離での小手打ちを放った。
「小手ーッ!」
心技体が揃った痛烈な打撃と電流で怯んだGが悲鳴をあげる。
笹森の攻撃で握っていた拳銃が床に落ちる。
それを足で蹴っ飛ばして武器を遠ざけた。
しかし、Gは笹森に組み付いて、スタンロッドを使わせずにインファイトを狙う作戦に出た。
「こいつは俺に任せてくれ!」
笹森はGと格闘戦へ移行する。
その傍ら、EがC班のメンバーへ向けて電撃を乱射!
踏ん張りのきかない床での回避は困難なのか、前衛の如月と御剣へのダメージが集中してしまう。
三ヶ島のろっこんの支援で威力を弱めていなければ、既に脱落していただろう。
「くそ……、踏ん張りさえ効けば……」
如月が痺れる体を起こしながら悪態をついた。
その時、楢木がしまった、と頭を掻いた。
「悪ぃ! 『そこ』に乗っかれ!」
楢木が指差した場所に、如月と御剣、そして志波が“飛び乗った”。
地面からわずかに浮いた場所に、空気の広く薄い足場を形成したのだ。
「おお、すべらないぜぃ!」
志波が足元を確認。大体、1畳ほどの大きさの足場であると理解した。
「足場作るの、遅れてすまねぇ! 避けるのに精一杯だったぜ、ってうぐ!?」
油断した楢木、電撃を食らって床へ墜落。
受身を取って頭をガードできたのは幸いである。
ここでシグレが足場を利用して前へ跳躍。
「っざけんな! 俺の後輩に手ェ出すんじゃねーよ!」
シグレ、激昂!
スタンロッドをフェンシングの要領でEに向けて突く。
Eの喉元を正確に突く素早いシグレの一撃は、敵を無力化させるのに充分すぎる威力を有していた。
「笹森……3秒数えたら、そいつから離れろ……」
如月が額の傷を右手でなぞった。
すると神魂の力が、右腕に青く輝く破壊エネルギーとなって宿る。
ビル内部ではろっこんが強化されるのか、彼の右腕は眩しいくらいに青い煌きを放つ。
笹森が3秒数えてGを突き飛ばすのと同時に、如月が一気に詰め寄った。
「……飛んでけ!」
Gのアゴに青く輝く右拳が突き刺されば、きりもみ状態で遥か遠くの廊下の壁まで吹っ飛ばされていった。
残されたJは恐れ慄きながら逃げていく。
だが、床に手を付いたまま後退していくので、床はツルツルの状態を保っている。
「逃がすか! くらえ!」
御剣は“ガチン!”と、撃鉄が落ちるイメージを浮かべた。
次の瞬間、Jがまるでボーリングのピンのように高々と宙へ吹き飛ばされていた。
「どうだ! ろっこんで『加速』して、滑る床を利用して突っ込んでやったぞ」
Jの沈黙を確認した御剣は、ガッツポーズで勝利宣言をした。
「マジで人間ボーリングじゃねーか、いててて……」
楢木が左腕を抑える。
「大丈夫か、楢木?」
シグレがすかさず駆け寄る。
「だ、大丈夫っすよ、シグレ先輩! これくらい……痛っ!?」
「ちょーっと見せてくれないか?」
志波が楢木の痛む腕の袖をめくって触診をする。
「うーむ、これ、折れてるぞ……」
応急知識のある志波の見立ては、骨折。
落下した衝撃で折れたようだ。
「志波先輩、俺、包帯持ってます。本当なら、伸びてるこいつらを拘束したいところだが……」
「清真くん、さーんきゅ! ま、背に腹は変えられないからな、それで応急処置をしないと……」
楢木の負傷により、拘束具を失ったC班とD班。
しかし、無理強いさせて悪化させるわけには行かない。
せめて、ヒーラー系の恩恵に預かるまでは大事にしておかねばならない。
「……これでよしっと。いくらアリーセちゃんや竜太くんがいるからって、そればかりアテにしてたらダメだぞっと☆」
こういう時こそ、志波は笑顔だ。
笑顔で楢木の腕に包帯を巻き付ける。
「さーて、どうやらマッピングが正しければ、この先に大きな部屋があるらしい。今のところ、俺が確認している限りだが齟齬はないようだし、そこで春彦くんを休ませよう」
「うう、すいません、志波先輩……。でも俺、脱落はしたくないっすよ。足場のろっこんは役立つっす、連れてってほしいっす!」
「それを決めるのはシグレくんだけどな……」
そう言って志波は楢木に肩を貸した。
楢木は悔しそうに唇を噛む。
「ここから先は戦闘は避けられない。俺としては楢木に無理させたくない……」
シグレも後輩の負傷を防げなかった自責の念で顔が歪む。
「ところで志波先輩、こいつらどうしましょう?」
御剣がグッタリしているメサイアの構成員たちを一箇所に集めてきた。
襲ってこないように、木刀を突き付けて威嚇している念の入りようだ。
「んー、私のろっこんで体力を奪っておけば、逃げたり抵抗したり出来なくなると思うよー?」
「それだ、三ヶ島。直ぐにやってくれ」
シグレに頼まれた三ヶ島はデジカメでメサイアたちを次々に撮影していく。
「はい、チーズだよー! 笑って笑ってー!」
次第にメサイアの面々の顔色が土気色になっていくので、シグレは三ヶ島にストップを掛けた。
「そういえば、弱らせる前にリーダーのことを吐かせればよかったんじゃ?」
笹森の言葉に、三ヶ島が舌を出して「てへぺろ!」と誤魔化した。
「まー、やっちゃったものは仕方ないよねー。でないと、後ろから襲われたら危険だしねー」
「三ヶ島の言う通りだな……。どこから敵が来るか分からねぇもんな……ん?」
スマホにメールの着信。
如月だけではなく、撲滅隊全員に着信が入る。
一斉送信してきた相手は黒依。
「……!」
如月の顔色が変わる。
「マジかよ……」
軋むような頭痛を訴え出す御剣。
他の面々も口数が少なくなる。
メールの文面はこうだった。
『2F放送室にて骨削さんを発見。……胸を数発撃たれていて、非常に危険な状態です。蘇生出来るか分からないけど、応援をお願いします』
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2015年03月07日
参加申し込みの期限
2015年03月14日 11時00分
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2015年03月14日 11時00分
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