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《撲滅隊の総力戦》
先行している【内部工作員】チームと【偵察A班】は、既に3Fへ到達。
2Fは初歩的なトラップばかりで、メサイアの構成員たちは引き払っていたあとだった。
骨削の行動が、彼らの警戒心を強めたのだろう。
そしてほぼ同時に【突入B班】の3F到着の一報が入る。
巡回警備を行っているメサイア構成員(便宜上、C・L・O)を3名発見すると、新井は座標を【情報班】へ報告。
撲滅隊全員へ拡散してもらうように頼んだ。
「いっちゃっていいですよねー?」
屋敷野が小声で班員へ告げる。ちょうど壁1枚隔てたところに刻人とアダムが待機中だ。
近くにB班も潜んでいるはずだ。
「私、少し離れてるね? ろっこんが不発しちゃったら大変だし」
北原は連携が取れるギリギリの距離を保ちながら班から遠ざかる。
準備は整った。
屋敷野はここまでくるのに解除してきたトラップ……トラバサミやボウガンなどを、ろっこんで蝶に変えてメサイアたちへ放った。
ほぼ同時にアダムと刻人が転がっていたガスコンロのボンベに引火させると、けたたましい破裂音が鳴り響いた。
「そこにいるのは誰だ!?」
銃を構えるOだが、顔を背けた瞬間、頭上からトラバサミやらボウガンの矢やらが降ってきた。
頭に激突し、Oは思わず悲鳴を上げた。
「ぎゃあ!? なんだこれ!?」
「新手のもれいびだ!」
Lが周囲を見回す。
「背中を合わせて周囲を警戒しろ! こっちは銃があるし、ろっこんだってある!」
Cがいきり立って声を荒らげた。
しかし、警戒など意味はなかった。
突然、3人は自分の体に岩が乗っているかのような重量感に見舞われた。
「お……重い……!」
Lが耐え切れずに膝を付く。
「今だ、仕掛けるぞ!」
苦労ディアの掛け声と共に、撲滅隊が一斉に動き出す。
「銃弾なんか効かないぜ! この装甲は
戦車で使われている素材と同じ
なんだぜ!」
ロボ化したクロウディアのろっこんは、館内の神魂により、更に頑丈になっていた。
ここへ来るまでも常に先頭を歩き、真っ先に罠を食らってもピンピンしていた。
「ボウガンの矢だろうが、ボルト爆弾だろうが、今の俺の装甲を破れる奴はいないぜ!」
逆巻たちを庇って銃弾を一身に受けるクロウディア。
銃弾が当たるたびに、金属音と火花が辺りに散っていく!
「ちっ、だったらこれでどうだ!?」
Lが撲滅隊へ背を向けると、急にりきみ始めたではないか。
……まさか!
「喰らえ! 俺のろっこん『スカンクの憂鬱』!」
Lのお尻から真っ黄色なガスが噴出!
そのガスのとてつもない異臭が撲滅隊の戦意を容赦なく挫いていく。
十文字は服で鼻と口を塞ぎ体勢を崩さない。
だが、新井は臭気に負けてろっこんが解除されてしまった。
「くさっ! くさい!」
犬化している戌井は思わずのたうち回った。
敏感な犬の嗅覚で黄色いガスを嗅いだら気絶しそうになる。
すぐさまろっこんを解除して、替えの制服のネクタイを水筒の水で濡らす。
そしてそれを口元に巻き付けて、簡易の濡れマスクとして使用。
「敵のろっこんが分かったら、直ぐに連絡だね」
戌井は鼻の臭気が取れないので戦意喪失中。
その代わり、【情報班】を通じて3Fで戦闘が発生したことを報告する。
「みんな、頑張って! うー、気持ち悪い……!」
突き刺さるようなアンモニア臭に気分が悪くなる戌井。
一方、ザ・ストレイトこと
風雲児 轟
は黄色のガスを全身に浴びせられながらも必死に耐えていた。
「このストレイトマスクに毒ガスは通じ……なかったらよかったけどな! うっ……」
マスク越しに貫通する悪臭に苦しめられるヒーロー。
だが、彼は一向に攻勢に出ようとはしない。
銃弾はクロウディアを盾にしているヒーロー。
(まだだ! メサイアの奴らがどんな動きをするのか、観察するんだ!)
ヒーローは相手の出方を伺いつつ、メサイアの戦術を見極めていた。
もともと、敵の動向を伺う作戦は自身の戦闘指針でもあったが、ここまでくる間、逆巻がこんな事を言っていたのが一番の要因だ。
「黒服たちの話だと、メサイアは叢雲を何度か退けているらしい。なら、メサイアの戦術を知ることで、叢雲への対抗手段を得られるんじゃないかな?」
逆巻は今回のような事件が、また再びこれから発生すると考えていたのだ。
そしてその事件の主犯格はきっと叢雲教団。
ゆえに、今ここで得た情報を拡散すれば、自分たちの優位性を保てるかも知れない。
とはいえ、彼らは銃を乱射して後退してるように見えた。
「……いや、距離を取ってるだけじゃない?」
逆巻の脳裏に、ある懸念が浮かび上がる。
次の瞬間、Cの体がフッと目の前から消えた。
気が付くと、LとOの姿もいなくなっていた。
「あの人、今、すっごい速さで2人を担いで逃げてったよ! あれ、きっとろっこんだよ」
十文字がCが消えていった方向へ指を差した。
「逃げて行きましたね! なんて素晴らしい逃げ足でしょうか! 皆さんの頑張っている姿もすごく素敵でした!」
「……うん、確かにびっくりするほどの逃げ足だったね」
三城が敵まで賞賛する姿勢に、日暮は思わず苦笑い。
「うーん、強烈だったなぁ。毒性はないっぽいけど、これを我慢しろっていうのは無理だね……」
日暮も棒立ちだったわけではない。
放出される黄色いガスに立ち向かい、Lを眠らせようと接近していったのだ。
だが、この世と思えないほどの臭いに、あと一歩踏み出すことができなかった。
もはや体が反射的に仰け反るレベルの臭気だ。
「でも、顔を覚えたし、今度こそは負けないよ。……うわぁ、服に臭いが付いてないかなぁ?」
自分の服を嗅ぎながら、トホホと肩を落とすひぐらしだった。
「どうやら、あっちは僕らを誘い込む作戦らしいね。近くにリーダークラスの実力者がいるのかも?」
自分の描いた円陣の中で、腕を組む逆巻。
円陣の中にいる限り、ろっこん効果で彼は銃弾を跳ね返すことが可能だ。
しかし、円陣はその場その場で書き直さないといけないため、ちょっと効率が悪いのが欠点である。
「天野君、私のろっこんも防御系だから、とっさの時は私がガードするね?」
十文字のろっこんは、鏡をわることによって破片による防御結界を作成できる。
1Fと2Fのトイレに立ち寄り、割った洗面台の鏡の破片をジャージの上着に包んで持ち歩いている。
ただし、銃弾やガスは遮断できても、漂う臭気自体は遮断できなかった。
十文字の努力の跡が、足元に散らばっていた。
「コンパクトの鏡、1枚、無駄にしちゃった……」
まだまだ自分のろっこんの認識が甘い、と反省する十文字。
……と、ここで、少し離れたところから再び爆発音。
「きっとアダムさんたちだ」
日暮は、【内部工作員】たちが戦闘に巻き込まれたと推測した。
アダムのろっこんは、日暮のろっこんで強化されているとはいえ、乱用するには彼の体の負担が心配であった。
また、刻人と2人組であり、大人数が押し寄せたらひとたまりもない。
「行こう! アダムさんたちを助けなきゃ!」
新井の言葉に、その場にいた全員が頷いた。
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ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月07日
参加申し込みの期限
2015年03月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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