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怪人セブンの復讐
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プランA……プール改造工事作戦は、八神のろっこん『分解』とエレノアのろっこん『オールド・ジョーク』の協力で行われる。
「まず、頭上の排水口と思しき金網を俺が分解する。ついでに壁のレンガをランダムに分解して、エレノアへ手渡す。それをエレノアはろっこんで壁に貼り付けて、まずは朝野が横になれるくらいの床を作ってくれ。作れたら今度は壁に足場を作って登りやすくするんだ」
つまり、登れないのならば登れるように構造を変えてしまえばいい、というコペルニクス的発想、いやそれ以上の着眼点である。
エレノアも普段の彼女を知る者ならば信じられないと目を細めるほど協力的な態度だ。
「任せてください! 皆さんのお役に立てるように頑張りますから!」
「……あれがエレノアかよ? 別人じゃねえか。記憶がないって本当なのか?」
触手のショックから立ち直った吉祥寺は思わず訝しがった。
「でも、菜々緒だって記憶が曖昧な部分があるもんな……。案外、エレノアの本性は素直な性格なのかもしれねえな」
吉祥寺は1人で納得すると、意識的に舌を出して想像力を膨らませる。
(イメージするんだ……『菜々緒の意識が戻る』『人質全員が無事に脱出が出来る』『銃所持者へ対応する者が無事である』幸運を!)
そして舌を出したまま彼女は口にした。
「俺は『幸運』だから、絶対に諦めねえぜ!」
彼女のろっこん『ラクシュミーの寵愛』はいわゆる運命操作系ろっこん。
思い浮かべた対象に幸運を付与することができる。
しかし、その強力な効果故か、反動もあるのだが……。
(反動なんて今は考えてられねえぜ! とにかく、今はここから脱出だ!)
吉祥寺は目覚めぬ菜々緒の頬を撫でる。
「起きてくれよ、菜々緒……!」
冷え切った白亜の彼女の体を摩り、少しでも温めて意識を回復させようと吉祥寺は試みた。
「どうだ? あったかいだろ? なな、お、おおお!?」
突然、吉祥寺の体が後ろへ引っ張られた。
引っ張った主は、大方の予想通り、少女たちのストリップショーを間近で鑑賞して堪えきれなかった朝野である。
「フリフリのゴスロリ衣装と寝子高制服の下から現れる、白い肌、そして申し訳程度に胸部を覆うブラに包まれた、うっすらと膨らみかけたおっぱい! 触れれば固い中にも控え目な弾力が手を押し返す、そんな成長途上の青い果実にも似たおっぱい!」
百合の香りがする情熱が、重傷の朝野にあさっての方向の活力を授ける。
「黒子さんの大きいおっぱいもいいけど、円さんと海ちゃんと真央ちゃんの小さいおっぱいも趣があって良いものだよね! エレノアさんと双葉さんのフツウのおっぱいも勿論大好き! 今後の成長に期待の持てる夏朝ちゃんもいいね!」
骨折しているはずの手足を触手化させて、狭い空間でぶん回す朝野。
今の朝野に迷いはない。
むしろ迷ってほしかった。
肌を晒す少女たちを絡め取ると、とろけそうな顔で触手のヌルヌルを拒む少女たちを見て悦に浸っていた。
一瞬にしてシリアスな空気が台無しになってしまう。
「どうしてこうなった……」
吉祥寺と恵御納は、
両手で顔を覆って
絶望した。
「……本当に重傷を負っているとは思えないですね」
常闇は胸の谷間(!)に隠し持っていたナイフで触手を打ち払い続けている。
「ほうほう、月さんは着痩せするタイプだね!」
興奮する朝野は新発見とばかりに触手を常闇へ這わせていく。
このままでは脱出どころか、味方の触手で苗床バッドエンドになりかねない。
この窮地を救ったのは、桜庭と小山内であった。
2人は持っていた自分の衣服を、朝野の顔面へ覆い被せた!
「美沙さん、ボクたちの服を預かってて!」
小山内も触手の中でぺこりととお願いするようにお辞儀をした。
2人の衣服を顔にかけられた朝野は、何故か急におとなしくなった。
理由は、直ぐに分かった。
「カワイイ女の子の生脱ぎ衣装……ハァハァ……まだほんのり温もりが……!」
脱いだ衣服に興奮して、意識が持ってかれているからだ。
「……桜庭さん、海ちゃん。服は確かにあたしが預かっておくよ」
スゥ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!
ハァ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!
スゥ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!
ハァ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!
深呼吸という名の少女臭鑑賞。
「味もみておこう」
朝野は服にむしゃぶりつきだした。
(あー、もうあの服は着られないかもねー……)
だが桜庭は自分の服を犠牲にして、なんとか朝野を制御することに成功した。
瀕死の朝野も、煩悩のおかげで生きる気力を失わずに意識を保っていられた。
(それにしても、地下に落とされたらろっこんが使えるのか……)
違和感を覚える桜庭。
(あのまま射殺しちゃえばよかったのに? もしかして試されてる? 撲滅隊の志願同様、『強いもれいび』を振り分けているのかも?)
だとしたら、この光景がどこかで監視されているはず……!
「……桜庭も監視カメラが気になるのか?」
八神が尋ねた。
「うん……、多分、これは更なる選別だと思うんだ。どうして泉月花ちゃんがそこまで強いもれいびにこだわるかは、まだ考えがまとまらないけどー」
「いかなる理由でも、監視され続けるのは癪だな……」
八神は人質達に「頭上注意」というと、大きく深呼吸をして息を止めた。
(加納、これが俺の進化したろっこんだ! お前には何が起こっているか分からないだろうがな?)
八神が上を向きながらぐるっと360°見渡した。
すると、視認した部分のレンガが一気に分解されて崩れ落ち、人質たちの頭上に降り注いできた!
「うわっ、随分と乱暴だなぁ!? 当たったら大怪我じゃないか」
一之瀬の言うとおり、逃げ場のない場所で分解すれば、人質たちに危険が及ぶ。
その危険を冒してでも、八神の見つけたいモノの存在を確かめたかった。
「やがみーん、お目当てのカメラってこれかなぁ?」
壬生が指差す場所……頭上3m上ともう一段階高い場所に、レンガと一緒にカメラが埋め込まれていた。
「それだ! よし、カメラは分解する!」
2台の隠しカメラは、八神によって分解されて機能停止した。
桜庭の読み、的中……!
これはつまり更なる『仕分け』である……!
本当の弱者を炙りだして始末する『人間ろ過装置』!
「だとしたら、ここから出たあとが本番ってことだよねー」
桜庭は忌々しく頭上の四角い穴を睨むのだった。
ここで恵御納が触手に絡まれながら人質たちに告げた。
「僕のろっこんを使えば……軽くなるから、登りやすくなると思う。朝野さんは、触手、どこまで伸ばせる……?」
「うーん、実は結構、体がきついんだよね……。エロスの勢いで暴れちゃったけど、水面から2mが限界かな?」
段々と触手に入る力が弱くなっているのは、掴まれている恵御納自身も気が付いていた。
触手も銃撃を食らっていたるところがボロボロで痛々しい。
「さっきも言ったけど……シールには限りがあるから、乱用はできないけど……持ち上げる負担が軽減できると思う」
恵御納は水面へ降ろしてもらうと、早速、菜々緒にシールを貼った。
「菜々緒の体が軽くなった……!」
おぶっていた月居が驚きの声を上げる。
その時、菜々緒が意識をようやく取り戻した。
「……ここ、は……? 痛……!?」
「芽森先輩……! 気が付いて良かった……」
こくこくと頷きながら菜々緒の意識の回復を喜ぶ恵御納。
「よかった……目を覚ましてくれて本当によかった……」
吉祥寺はオーバーに涙ぐむ。
1つ目の幸運が成就した瞬間である。
「気が付いて……良かった、菜々緒」
「あ……歩君……、もしかして、今まで……?」
月居に抱えられていることに気が付いた菜々緒。
月居も改めて今の体勢に気が付き、慌てて菜々緒から離れた。
「悪い……、菜々緒、意識がなかったからな、溺れさせまいと……必死で……」
月居は菜々緒が男性と過度の密着を嫌う事を知っていた。
不可抗力とはいえ、菜々緒の嫌がる事をしてしまった自分を恥じる月居。
「もう大丈夫だな……、離れるから……」
月居が菜々緒から離れようとすると、菜々緒が彼の袖を引っ張る。
「……守ってくれて、ありがとう、歩君……」
菜々緒は感謝の言葉を述べると、月居の肩に手を掛けた。
「痛みで、まだ体の自由が利かないの……、もう少しだけ掴まってもいいかしら?」
「なら、俺のろっこんで軽減できると思う……、ちょっとだけ俺の顔を見てくれ」
月居は菜々緒の目を5秒間見詰める。
彼のろっこん『elephant』で全身の痛みを一時的に和らげた。
2人はその後も程よい距離感を保ちながら、無言で水中を漂うのであった。
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月07日
参加申し込みの期限
2015年03月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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