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怪人セブンの復讐
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【人質たちの受難】
志願者を募って1時間弱。
23名の志願者が現れたところで、泉月花は「そろそろいいでしょう」と募集を打ち切った。
意思表示をしていないのは、未だに気絶している
尾鎌 蛇那伊
と先程から泉月花の豊かな胸部に釘付けの
朝野 未沙
の2名だけ。
「……尾鎌さんは是非とも撲滅隊に参加してほしかったのですが……」
周りが声をかけたり摩ってみても、一向に覚醒する気配がない尾鎌。
やむなくそのまま、人質入りが決定する。
もう1人の朝野はというと……。
「あなたは人質として残りますか?」
泉月花の質問に、
「あー、はい……」
生返事で返した。
(なにか聞かれた気がするけど、適当に「はい」って言っておけば殺されないよね)
彼女は質問よりおっぱいを鑑賞することに命を燃やしていたのだ。
こんなシリアスな場面でも自分の欲望に正直すぎるため、彼女は意に反して人質となった。
泉月花は撲滅隊の志願者を全員見送ると、改めて牢の中の人質たちに向き直る。
「さて……、残った皆さんは人質ということになるのですが……」
彼女の隣にいた黒服Aが小さなリモコンを上着の内ポケットから取り出した。
「ごめんなさい、大人は嘘を吐くのです」
泉月花は黒服Aの脇腹を小突けば、Aは躊躇せずにリモコンのスイッチを押した。
すると突如、歯車の稼動音が牢の中で響き渡る。
「な、なんだ……?」
八神は床の振動を感じて身構える。
「……! 八神さん、足元が……!」
常闇の指差した場所を見れば、床が徐々に動いているではないか。
「待って……、この床、開いてきてるわ……!」
朝鳥は気が付いた。
床がちょうど真ん中から下向きに観音開きになっているのだ。
真下は真っ暗な深淵の闇が広がっていた。
「ちょっとぉ? これはどういうご了見なのかな、お姫さん?」
口調はのんびりのままの壬生だが、静かに憤怒の意思を顔に発露させる。
「うちらは人質だよぉ? なのに手に掛けるって話が違うよねぇ?」
床は徐々に斜めになり、人質たちは皆、身を寄せ合って真下へ落ちないように壁へへばり付く。
気絶していた尾鎌は誰にも支えられることなく床を滑り落ち、そのまま穴の中へ転がって姿を消した。
やや間があって物体が水面に叩きつけられた音が聞こえてきた。
この真下は水が張られているようだが、着水までの間隔から、かなりの落差があると推測される。
「そうなのだ命の保証はすると言ったのはやっぱり嘘だったのだ!?」
後木も怒りを泉月花へ向ける。
それに対して、泉月花は首を傾げていた。
「むしろそれを信じきったあなた達が不思議でなりません。それに、あたしは全員の身の保証をすると言った覚えはありません。撲滅隊の身の保証を守れば、あたしの言葉は守られますからね?」
「つまり最初から人質たちは処刑するつもりだったんだ……!」
恵御納は失われていく足場に追い詰められていく。
「テメエ、ゼッテェー許さねェ!」
吠える吉祥寺だが、既に足場はもう残り僅かだ。
「何とでも言って下さいな。あたし達の計画に弱者は不要です」
泉月花は平然と言ってのける。
「前へ出る事を恐れたもれいびは、いわば『淘汰されるべき弱者』です。教団が目指す『新世界』に必要ありません」
「新世界……? なんのことだ……?」
月居は泉月花の話す内容が見当つかない。
「分からなくて結構です」
泉月花は月居の言葉をバッサリと切り捨てた。
「臆病者で使えないもれいびは、生かしておく意味はありません」
「臆病者、ですか……」
常闇が泉月花を睨む。
「……下らないですね。貴女は私の逆鱗に触れました……。少々キツイ灸をすえる必要があるようです」
「あらあら、言葉と行動が噛み合っていませんよ?」
常闇は八神を抱えながら滑り落ちないように必死に壁の僅かな取っ掛りを片手で掴んで凌いでいた。
「いいですか……貴女には覚えておいてもらいましょう──我々は使えないのではなく、自身の使いどころを考えているだけです」
「そうだよぉ、お姫さん? その発言が巨大なブーメランにならないことを祈ってたほうがいいよぉ?」
壬生の顔付きがみるみるうちに影を増していく。
「必ず会いにいくからさぁ、待っててねぇ、お姫さん?」
そう言うと壬生は自ら穴の中へ飛び込んでいった。
「これでボクたちを始末できたと思わないことだよ、泉月花ちゃん……!?」
桜庭と小山内も手を繋いて穴の中へ。
「叢雲は絶対泣かすのだおぼえてやがれふぁっきん巫女ビッチなのだ~!?」
腕の力が限界に達した後木も穴の中へ吸い込まれていってしまう。
未だ意識が戻らない菜々緒を庇うように吉祥寺と月居も滑り落ちていく。
朝鳥は半ば諦めながら惰性で穴の中へ投身すれば、双葉、一之瀬、恵御納、エレノアたちも身体を支えきれずに穴の中へ転落していった。
「……八神さん、申し訳ありません……ここまでのようです……」
「常闇、支えてくれてありがとう。……叶、俺たちは必ず地獄から這い出してやるぞ」
常闇は手を離すと、八神とともに自由落下を開始する。
「今ここで射殺しなかったことを後悔させてやる――!」
八神の絶叫は、深淵の闇を湛える穴の中へ吸い込まれていってしまった。
泉月花は完全に床の抜けた牢を確認すると、踵を返して管理室へ戻ろうとする。
だが、彼女の足元に何かが絡み付く。
「なんですか、これは!?」
泉月花は目を疑った。
自分の右足首にどどめ色のヌラヌラとした触手が巻き付いているのだ。
「いやっ、気持ち悪い……!」
振りほどこうとするが、牢の壁から更に数本の触手が這い上がってくるではないか!
「まさか、ろっこんですか!? 無効化はどうしたのです!?」
泉月花はDの顔に貼られた絆創膏を見て、ハッと息を呑んだ。
「よもや、落下したことによって『同じ高さの同フロア』内という条件から外れた……!?」
Dのろっこん『ノーモア』は『空腹時に3人以上の男性から殴られる』ことによって『その建物の自身が存在する同じ高さのフロア内に限り、他人のろっこんを無効化する』能力を持つ。
人質を穴の中へ落としたことで、朝野のろっこんが一気に発動したのだ。
「おねえさぁぁぁぁん……」
穴の中からおどろおどろしい声が聞こえてきた。
両手両足が触手化した
朝野 未沙
が、人質たち(女性限定)を触手で絡め取りながら、壁をせり上がって来る!
「お姉さんのぉぉぉ……おっぱいをぉぉぉ……揉ませろォォォォォ!」
朝野は落下した衝撃で驚いた上に、泉月花のおっぱい凝視で興奮した際にかいた汗の効果でろっこん発動トリガーを揃えていた。
その能力は、『手足が触手に変化する』というもの。
まるで蜘蛛の糸のように触手を張り巡らしながら、じりじりと地表へ登っているのだ。
「ろっこん無効化? そんなの関係ないよ! 変態ナメるなァ!」
Dのろっこん弱体化もあるが、今、朝野がろっこんを発動できているのは……。
性欲! 人間三大欲求の1つ、『色欲』の大罪の源、性欲!
人間の本能をフル回転させている朝野には、泉月花のおっぱいしか目に入っていなかった。
誠に残念だが、今は彼女の変態性に人質が助けられているのも事実……!
女性の人質たちは空中でキャッチされ、触手を動かせば地表へ生還できそうな場所まで戻ってきている。
男性たちは女性たちにぶら下がることで着水を免れている状態だ。
しかし、触手に絡め取られた人質(女性限定)は、体中を触手でのセクハラ被害に遭っていた。
「菜々緒には、指一本触れさせねぇ……! 味方だろうがな……!」
菜々緒への触手被害を阻止するため、月居は菜々緒を抱きしめたまま2人とも水面へ先に落下していった。
「お、おい! 月居、俺も助け、ってやだぁ! ひぃぃ気持ち悪いぃ!」
結果、吉祥寺は人身御供になってしまった。
南無三……!
絡め取られた泉月花の足首からも触手がアサガオの蔓のように絡み付く。
「何をやっているの!? あなた達、撃ちなさい!」
泉月花は黒服達に命令すれば、全員が自動小銃を朝野へ向けて乱射!
「え、ちょっと、危ないって、痛い痛い!」
朝野は束にしてまとめた触手を盾のようにして銃弾を器用にガードするが、その度に触手の肉片と血飛沫が牢の中へ飛び散っていく。
文字通りの肉壁! 致命傷を避けるのが精一杯だ!
体を支えていた触手が銃弾で射抜かれたとき、朝野と抱えていた人質たちはあっけなく穴の中へ落ちていく。
「――死ね」
泉月花はベレッタに両手を添えると、穴の中へ立て続けに3発銃弾を放った。
穴の中から、朝野の悲鳴が聞こえたのを確認した泉月花は、肺の中の空気を一気に吐き出した。
「恐るべきろっこんでした……。でも直撃を確認しましたし、流石に生きていないでしょう……」
返り血で汚れた自分の体をきれいにすべく、彼女はその足で風呂へ向かうのだった。
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ゴールドシナリオ(200)
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月07日
参加申し込みの期限
2015年03月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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