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スープカレー店『猫亭<ニャンティ>』
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【またのお越しを!】
あまーく煮出したミルクティーに、ふわりと香るシナモン。食後に届いたチャイのフレーバーを存分に堪能してから、
ジェレミア・ベルトーニ
は上品に口をつけて、ほっと一息。
脳裏に浮かんだのは、彼の経営する動物病院のスタッフ、女性たちの言葉です。一足早くこの店を訪れたという彼女たちが、そのことを楽しそうに語る様子は、思い返してみても、とても豊かな笑顔に包まれていたのを覚えています。
「……いやまぁ、あの笑顔はきっと、このメニュー名のこともあったんだろうけど」
ちょっと悪戯っぽくも見えた同僚たちに、なるほどこういうことかと、ジェレミアもまた、くすりと笑みをこぼしました。
とはいえ、味にはもちろん大満足! 初めてのスープカレーに魅了されてしまったのは、相席した
城山 水樹
も同じようで、
「次は、もう少し辛いのに挑戦してみようかしら。あの、内側から燃え上がるような感覚……もう、病み付きよね」
「うん、俺もだよ」
火照った身体がやがて落ち着くにつれ、早くもそれが恋しくなってしまったりするのです。
青倉 白
の目の前には、グラスに冷たい雫を這わせたストロベリーラッシー。彼女が注文したものではなくて、主にお財布的な理由で……とお冷をくぴくぴしていた白へ、良い気分になった水樹が奢ってくれたものだったりします。
「あ、あの、ありがとうございます……!」
「せっかくだから、これも味わっておいたほうが良いと思って。お母様に、美味しいスープカレーを作ってあげられたら良いわね」
「俺も応援してるよ。喜んでもらえたらいいね」
「はいっ、頑張ります……!」
人見知りしがちな白ですけれど。この時ばかりは、にっこり! 素敵な笑顔を浮かべました。
「はあー……美味しいものを食べるって、良いですねー。救われますよねー……」
「ああ、そうだな……か、辛いっ」
こちらもまた、ほうう、と深い息をついた
屋敷野 梢
。満足げな彼女の隣には、
御剣 刀
……彼はまだ、おかわりで頼んだLv.3、『荒野に吹き荒ぶ颶風』と格闘しているところだったりします。
「ぐっ、辛い、辛いぞ……! 味が分からなくなってきた……食べ切れるか? い、いや! 俺は辛さを克服する、完食するんだ……!」
「そうそう、その辛さを通り抜けた先に、真のスープカレーの味わいがあるわけですよ。頑張ってくださいねー」
梢のお墨付きもありまして、ラッシー片手に、大量の汗粒を額に滲ませて、ぱくりぱくり。
まったり、甘いチャイでお口直しをする
後木 真央
の、
「スープカレー、辛かったけど美味しかったのだ。カレーは本当に、奥が深いのだ~……」
そんな言葉には、『究極のカレーを求める会』の三人、
白沢 絢子
先生や
野々 ののこ
、それに
鬼河内 巌
も、裏メニューの最後の一口をずががっとかきこんで、力強くうなずきました。
彼らにとっても、究極のカレーへと至るためのワンステップとして、どうやら何かしらの収穫があったようです。
「ありがとうございました……」
すっかり意気消沈した店長さん。それでも、自らを踏み越えて行ったツワモノたちへの敬意は忘れまいとしてでしょうか、店先まで彼女たちをお見送り。
結梨亜・カールシュテイン
と、
プリティヴィ・プラサード
です。
「とっても美味しかったですヨ! 次はまた、別のメニューをいただきたいです。ごちそうさまでした!」
にっこりと明るく言った結梨亜。今日の裏メニューはちょっぴり特殊な品であったもので、今度はちゃんと、普通のスープカレーも食べてみたい! 早くも、期待に胸を高鳴らせております。
敗北感に肩を落とした店長さんへ……プリティヴィは、厳しく。
「決して悪くは無かった、でも、インドの大きさには敵わなかった」
けれど優しい眼差しで、こう付け加えました。
「……次に、期待」
「えっ?」
がば、と顔を上げた店長が見たものは……颯爽と立ち去っていくカレー強者たちの、清々しい後姿。
そう……次! 更に辛さの真髄を追求し、高め、究め。いつか再び、彼女らと合間見えたとき。
その時こそが、リベンジの時!
「あ……ありがとうございましたッ!! またのお越しを、お待ちしております……!」
俄然、気力が漲ってきたらしい店長さん。そんなご主人を、奥様は後ろからそっと見守りながら、思ったということです。
(私はいつでも、あなたを応援しているわ……でも、メニューの名前はもうちょっと、普通にしてくれないかしら)
と。
その後、スープカレー店『猫亭<ニャンティ>』では、『クリムゾン・ヘヴン』が常備メニューへと降格。
代わりに裏メニューとして登場した『レッド・テンペスト』が、数多のカレー強者たちの前に立ち塞がり、ことごとく退け、心を折り。やがて訪れたあの最強のライバルたちと、世紀のリベンジ・マッチへと臨むことになるわけですが……そのお話はまた、別の機会に。
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あとがき
担当マスター:
墨谷幽
ファンレターはマスターページから!
墨谷幽です、スープカレー店『猫亭<ニャンティ>』のリアクションをば、お届けいたします~。
なんだこりゃ! と思われるかも知れませんが、今回登場したスープカレー、名前を除けばほぼノンフィクション、墨谷の実体験に基づいて執筆しております。トッピング全部乗せ用の巨大な器とか。ほぼ固形のこれってスープカレー?とか。
スープカレーにハマったことのある方は、あ、あの有名店のあのメニューのことだな、なんて思っていただけるかも。
皆さんのアクションを拝見させていただきますと、全国区的にはやっぱりまだまだ、スープカレーってマイナーな立ち位置なんだなぁと感じました。
ただその中でも、スープカレー大好きです! という方や、アクション書いてたら食べたくなってきた、行ってきます! ですとか、○○ってお店が美味しいですよ! なんて書いてくださった方もいらっしゃって、嬉しくなってしまいました。
まだ食べたことが無いという方も、もしお近くにお店があるなら足を運んでみていただいたり……本文中でも書きましたけれど、今はおウチでも、結構これが美味しいスープカレーを作れたりもしますので。これを機に、ぜひぜひ一度、味わってみていただけましたら幸いですー。
ちなみに私自身も辛いものは好きですが、辛さ耐久力については、今回で言うところのLv.3くらいが上限な感じ。フツウです。
でも世の中には、Lv.5及び裏メニュー的なやつを平気で完食した末に、「物足りないなぁ」なんて言ってのける剛の者も、これがけっこーいらっしゃるわけでして……いやはや。
覗いて見れば果てしなく広がる、常人には想像もつかない深遠なる辛味の世界には、墨谷ごときはもう、ただただ震えるばかりなのです。
それでは、今回もご参加いただきまして、ありがとうございました!
またの機会にお目にかかれますことを、心よりお待ちしております~。
お疲れさまでした!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月08日
参加申し込みの期限
2015年01月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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