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スープカレー店『猫亭<ニャンティ>』
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【真髄】
どこから流れた噂やら、スープカレー店『猫亭<ニャンティ>』には、隠れた裏メニューがあるそうなのです。
必要な材料、作る手間隙……何より辛すぎて食べられる人、注文するお客も少なかろうという理由で、出すのは一日限定数食のみという、これがなかなかレアリティな一品。
けれど今日は、そこへ幾人ものお客様たちが、こぞって名乗りを上げたようでありまして。
「私はいつ何時、どんなカレーの挑戦でも受ける」
インドからやってきた、さすらいのカレー強者。
プリティヴィ・プラサード
!
「もう、お腹ペコペコですヨ! 早く来ないかなぁ♪」
本日はまだお食事にありついておらず、臨戦態勢。
結梨亜・カールシュテイン
!
それに、
「Lv.5完食じゃあッ!! これでメニューは全制は……何、裏メニュー? がははは、楽しませてくれるのう! ソイツも持ってくるんじゃあ!!」
カレー番長
鬼河内 巌
、具材全部乗せ5人前をぺろりと平らげた後、余裕の参戦!
「あ、私も裏メニュー、お願いしまーす! あのー、小盛りって出来ますか?」
本日の摂取カロリーが気になりつつも、辛さの高みへの好奇心は押さえ切れず。
十文字 若菜
!
そんでもってついでに、ずいと歩み出た
旅鴉 月詠
が、店内のお客たちに向け、
「他に、裏メニューに挑戦する者はいるかな? 私が代金を持とう。レポートのためでね、食べた後、軽いインタビューに応えてくれればそれでいいよ。どうだい?」
こんなことを言ったものですから。
そろそろお腹も落ち着いてきて、帰ろッカナー☆ ってなところでありました、
志波 武道
のお耳も、ぴくりっ。
「えーっ、月詠ちゃんマジデー? こりゃもー乗っかるしかナイヨネ、参加シマーッス!」
ずばっと手を上げ、参戦を表明!
「待つアル! カレーと言ったら財前先輩アルよ!」
「はっははは畑中さん!?」
畑中 華菜子
ちゃんの、この先輩に寄せる全幅の信頼は、尽きることが無いようです……ご存知ぜんざいカレーせんぱじゃなかった、
財前 華蓮
!
「い、いえ私は、オホホ、もうお腹いっぱい大満足でしてよ? ええ、それはもう美味しゅうございまし……あの、ちょっと皆さん? 何なんですのその目は!?」
じーーーっ。今、全てのお客たちの視線が、華蓮の動向に注目! 可愛い後輩ちゃんだって、期待の眼差しで見つめておりますよ?
「ぐっ、ぐぬぬぬぬ……!」
しばし、ぐぬぬっと葛藤を全身で表現した後。
「お……オーッホッホッホ!! 良いでしょう、裏メニューとやら、私が食べ尽くして差し上げますわーーー!!」
「わあ、さすが先輩アルー!」
注目されるの大好き! なお嬢様。イヤでも目立っちゃうこんな場面、逃げ出すわけには参りませんの!
「嬉しいねぇ……今日は、こんなにも挑戦者がいるとは」
厨房からゆらり、現れましたのは……ニヤリと不敵な笑みを口元に貼り付けた、まだ若い店長さん。そう、あんなメニューやこんなメニューの、名付け親でありました。物言いも何だか芝居がかかっていて、歩き方まで妙にカッコつけだったりします。
そんな店長自ら、トレイに乗せて運んできた、それ。
月詠の、このほうが面白いよね? という計らいにより、今や中央のテーブルへと一堂に会した挑戦者たち。その目の前へ……ごとり。
いよいよ姿を現す、『猫亭<ニャンティ>』の裏メニュー……!
「フフフ……お待たせいたしました。こちらが当店の裏メニュー……その名も、『クリムゾン・ヘヴン』ッ!! でございます。ご賞味くださいませ」
……だから何なんだその名前はー!!
そんな、皆さんの心の中のツッコミはさておきまして。
やってきた器の中、カレー強者的に表現しますところの、恐るべきオーラを放つその物体!
興味深げに横合いから覗き込んだ、
野々 ののこ
と
綾辻 綾花
は、
「こ、これって……うあああ」
「スープ……カレー……なんでしょうか?」
思わず、ぽつり。
後先構わぬとばかりに投入された赤ピッキーヌは早々に臨界点を突破、溶け切らずに完全なる飽和状態を来し、もはや自らを液体という枠に止めておくことを放棄。固体へと相転移を果たすその途上段階を取り出したかのような……ええとつまりはこれ、どろりとペースト状!
そして赤い。赤いなんてものじゃない! これは、真紅!!
あと量が多いすっごい多い! 投入する唐辛子の量からして、一皿二皿に収まるものでは無いものでして。
スープカレーとはもはや言いがたい代物から立ち昇る、劇物感マックスの刺激臭には、
鴇波 羽衣
などはもう、口に入れずとも涙がこぼれそう。
「目が痛い!? せ、せんぱい、大丈夫なの……!?」
「す、すごいねこれ……」
さすがの若菜も、ちょっぴり目を見開いております。
これはどうも油断できないと思ったのでしょうか、若菜は追加のラッシーを注文しつつ、羽衣の目をじっと見つめて……一言。
「……いってきます!」
「何かそれフラグみたいだよせんぱい!?」
と。
そんな若菜に先んじて、まず第一口目へと踏み出しましたのは、華蓮でした。
「クッ、なんですのこの禍々しい物質は……ッ! で、でも皆さんの期待に応えるのも、尊き者の使命ですわ……!」
そんな理屈で、むりくり自分を納得させてから。
意を決し、震える手で取ったスプーンを、スープ? の中へ……うわぁぁ、掬った部分が戻らない! もう固形だこれー!
「い、い、い、いざ!!」
ぱっくん!
とろりペーストカレー、時折舌に触るのは、形を残したままの唐辛子のようです。あっこれ意外と美味しい? そんなに辛くな「×※○☆#△$*@÷ΘΛ◎卍ーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!」
からんとテーブルに落ちたスプーン。お口は両手でシャットアウト!
口から喉へ、胃へ……背中を伝って手足の先へ、脳天へ。全身に電撃が走り抜けたような、怒涛のごときカプサイシンの衝撃! 脳から発令される危険信号、ぶわっと噴き出す脂汗は、SOSのシグナル!
華蓮、天井高く声無き咆哮を上げ、悶絶ッ!!
スプーン取り上げすかさずきゅきゅっ、テーブルを拭う出来た後輩の華菜子ちゃんの代わりに、近くにいた
猫島 寝太郎
、お冷をさっと差し出しまして、
「うわぁ、大変だ。水、飲みます?」
「ああ、水は舌をクリアにしてしまうからな。返って辛さが増してしまうんだ。たんぱく質で包んでやるのがいい、メニューにラッシーがあるのはそのためで……」
という、
八神 修
のうんちくもそこそこに、ひったくるようにして受け取ったお水を、一気!
「………………いふぁい! いふぁいいいいいいいいいいいい(訳:痛い、とても痛い)」
という、後に続く皆さまにはとってもありがたいメッセージをお残しになられまして、がたん、ずどどどどどっ!
華蓮は、店の外へと走り出ていってしまいました。
「あのカレーの申し子、財前先輩が……!? そ、そんなに辛いアルか?」
「ちょっと、ひとくちもらっても良いかな……?」
逆に興味が湧いてしまったらしく、華菜子、それに
小倉 もなか
が、スプーンの先の先、ほんの雀の涙ほどのカレーをちょぴっとすくい、恐る恐る、ぺろっとひと舐め。
「「!?!?!?!?!?」」
あえなく撃沈!
もなかは、何とか頑張って飲み込むまではいってみたものの、
「の……のおあ いらい れふ……」
喉が痛いです。すぐさま水に手を……伸ばしかけて、先ほどの修の言葉を思い出し、ぴたり逡巡。大丈夫? と寝太郎が差し出してくれたマンゴーラッシーをありがたく一口いただいて、何とかその激烈な辛さの奔流を押し流しました。
「あ、ありがとう……喉が焼けるかと思ったわ……」
「あんなのを食べられるなんて、財前先輩はやっぱりすごいアル……!」
まあ、食べれてませんでしたけれど。
恐るべきは、『クリムゾン・ヘヴン』……!
「やあおかえり、ご感想は?」
「殺す気かーーーーーーっ!! ですわ!!」
月詠インタビューによる、戻ってきた華蓮お嬢様の、華麗なる第一声でした。
「なんですのアレはもはや食べ物とは呼べませんわ兵器ですわ兵器まさにフードウェポン……って、あら?」
月詠のオゴリだというラッシーをぐびぐびしつつ、目にしたものは、
「う、うそだろ……っ!?」
先ほどの気取りようはどこへやら、何だか驚愕しているらしい、のけぞる店長さん。
「辛い、けど美味しいー!」
そして、ぱっくんぱっくん、嬉々としてクリムゾンペーストを口へ運ぶ……何とも幸せそうな、結梨亜の姿! でありました。
「この辛さなら大丈夫、美味しく食べられますヨー。辛さの中にもほんのりと甘みが感じられて……とろけたチーズのコク、まろやかさとの相性も、バッチリ! これはもう、お箸ならぬスプーンが止まらなくなる美味しさですヨ!」
涼しい表情で、辛ーい美味しーい! と、ホクホク顔……極めつけには、
「ああ……美味しいものを食べてる時って、しあわせです……!」
うっとりです。激辛カレーに輪をかけて恐るべし、カレー強者の辛味耐性の高さ!!
それに、結梨亜だけでは無いのです。武道も、
「おっほー! なるほど、こいつは辛いゼイ……でもウマーイッ☆ 辛いだけじゃなくて、ちゃんとしっかりうま味があるんだよなー」
「何で? 何で武道君、そんなの食べられるのん……?」
ぱくぱく、はむっ! 万一のために、と
呉井 陽太
は武道に追加のラッシーをスタンバイしておりましたけれど、どうやらそれも必要無さそうです。
若菜だって、ぱくり、ぱくり!
「こ、これは辛いね……! 舌がびりびりする……あ、でも今までに食べたことの無い感覚で、美味しいかも? 刺激的ですごいよー、羽衣ちゃん! 一口、どお?」
「あ、あたしは良いからね、食べないからね!?」
羽衣が目を疑ったのは、小鉢で頼んだ裏メニューを、やがて瞬く間に食べてしまった若菜が、どこか物足りなさそうな表情を浮かべたところでした。せんぱいすごい!
「うふふ、若い人がたくさん食べるところを見るのって、楽しいわよね♪」
食後のまったりモードでのんびりと言った
白沢 絢子
先生、全くもって衰えない巌の食べっぷりに、にっこりにこにこ。
「がはははは! 裏メニューとやらも、美味いのぅ!!」
本日、六杯目のトッピング全部乗せカレーですけれど、番長には物の数にも入らなかったようです……辛さもさておき、どうなってるんでしょうかね、この方の胃袋は!
そしてやっぱり、
「うん。ごちそうさま」
「ばかなあ……」
プリティヴィの器も、見事にカラッポ。『クリムゾン・ヘヴン』、余裕の完食!
がっくりと膝をついた店長さん……味はともかく辛さについてはよっぽどの自信があったようでして、すっかり打ちひしがれてしまったご様子。そんなご主人を、奥様が優しく労わり慰めるという……カレー屋さんとは思えない、この、何でしょうかねこの光景!
ついでにプリティヴィが、
「味は良かった。でも、この程度の辛さでは、まだまだ。そこらの辛党レベルと、インド人を一緒にしないで」
ダメ押しのトドメにばっさり、言い放ったものですから。
「ち……ちくしょーーー!! ちくしょおおお~~~っ!!」
店長さん、うおおおお……! と奥様の胸の中に抱かれたまま、うおんうおんとむせび泣くのでした……そ、そこまで悔しがらなくても……!
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墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月08日
参加申し込みの期限
2015年01月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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