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スープカレー店『猫亭<ニャンティ>』
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【ニャンティの洗礼】
からんからんとベルが鳴り、いつも元気印な
後木 真央
ちゃん、ご来店です。今日も今日とて、目に付いた方々には片っ端からご挨拶!
「あっ月詠ちゃんー! あっちには刀ちゃん修ちゃん、ののこちゃんに絢子ちゃんセンセーもいるのだ、おーい!」
ぱたぱたと手を振りますと、彼らはいずれも、ぴっ! と手を上げ返してくれました。
「カレー先輩もいるのださすがカレーのスペシャリストは流行に敏感なのだ~」
と、有名人のぜんざいカレー先輩をとりあえずムキー! とさせて。
がはははは! という声に振り向けば、
「うわあああまた出たのだ巌ちゃん番長なのだがおーは渡さないのだ、っていうか何かすごいでっかいの食べてるのだ!?」
美味いのぅ、美味いのぅ! と番長が、巨大全部乗せカレーを貪り食う姿が。ちなみに現在、Lv.3に突入したところであります。
そんなこんなで、店内ご挨拶行脚を終えた真央が、最終的に落ち着きましたのは、
「おっ真央ちゃん、いらっしゃーい。隣? もちろんオッケーだよぅ」
「ありがとなのだー陽太ちゃん!」
とのんびり口調で迎えてくれる、
呉井 陽太
の隣のカウンター席でした。
「新しいスープカレー屋さんが出来たって聞いてねぃ。丁度バイト代入ったから、食べに来てみたんだ」
「そっかー、うわぁすごいメニュー名なのだ面白いのだ。陽太ちゃんはもう、注文したのだ?」
「うん、俺はこの、『ミレニアム』の辛さLv.4、『深遠なる闇に瞬く稲光』のチキンに、チーズと卵とカボチャ、茄子をトッピングして。マンゴーラッシーも頼んだよぅ」
今は、お品が届くのを待っているところの陽太。真央もさっそく店員さんを呼んで、注文をば。
「お願いしますのだー、真央ちゃんは『ミレニアム』の辛さLv.3『荒野に吹き荒ぶ颶風』の『定番ニャンティチキン』に~……角煮たまごオクラカボチャ茄子ニンジンレンコン舞茸トッピングするのだ!」
「そんなに!? 真央ちゃん、食べ切れるのん……?」
「色々入れたらきっと美味しくなるのだ、それにみんなと一口ずつ交換したりしたいのだ~、あっ! マンゴーラッシーと、食後にチャイもお願いするのだ♪」
小さな身体で意外に大食漢、な真央ちゃんです。
「お待たせしましたー!」
注文の品が届きまして、漂うスパイシーな香りを吸い込みつつ、陽太はさっそくスプーンを取って、ライスをひとすくい。濃厚なスープの中へ浸してから……ぱくり!
「……うん! 辛くてうまうまー。これはウマ辛、っ!?」
瞬間。ぶわっ! 口内中を駆け巡り、喉と胃にまでも広がり始める、辛さ!
脳内には全力で警告が鳴り始め、開く全身の汗腺から噴き出す汗、燃えるような熱さ、対して寒気すら感じ始める背筋。
か、か、か、辛いッ!!
(ヤバイヤバイヤバイこれカライヤバイ!)
Lv.4! 辛いものはそれなりにいけるクチの陽太ですけれど、これはかなりの辛さ。びりびりと痺れ始める舌、腫れ上がりそうに痛い唇!
思わず陽太は、とろーり半熟たまごを丸ごと、ばくん! とろとろの黄身の感触で、お口をなんとかクールダウン。
「……っぷはぁ……いやー、これは辛いねぃ」
ふと見れば、
「美味し、辛っ、でも美味しいのだ~辛い!」
真央も、辛いもの大好き! でもそれほどに強いほうではなくて、Lv.3でもひーひーと喘ぎながらに食べ進めているところです。
「こっちもウマ辛いけど、陽太ちゃんLv.4そんなにヤバイのだ? ひとくち~」
「あ、真央ちゃん、かなり辛いよぅこれ、大丈夫ー?」
マンゴーラッシーで舌を潤す陽太の器へスプーン差し込み、真央はLv.4をひとすくい。
ぱくりっ!
「~~~~~~!?!?」
……瞬殺! で、ありました。慌てて真央ちゃん、マンゴーラッシーをごきゅごきゅごきゅっ。さすがにちょーっと、厳しかったようです。
「あははー、すごいよねぃ。でも、うん。辛さの中に、確かにちゃんとうま味があって……美味い! 何かオレ、クセになりそうかも♪」
カラくてツラい、でも何か美味しい、やめられない! 段々とLv.4に慣れてくる頃には、スプーンを動かす陽太の手は、すっかり止まらなくなっておりました。
「うまー、辛ー……ん?」
と……ふいに。ずずずずず……近くの席から感じる、えもいわれぬ気配。
ソレが発する空気、禍々しさは、陽太と、そして口を押さえてひーはーする真央の常識を、遥かに越えていたのです……!
「「……スープ、赤っ!?」」
「お? おーっ、陽太くんに真央ちゃんジャーン、キテタンダー☆」
辛いのダイスキ、
志波 武道
! 彼の目の前には、『ミレニアム』のLv.5……『恍惚の紅い月』の名を冠する、見ているだけで鳥肌が立つような、それ。
これでもかと投入された赤ピッキーヌ……赤い! スープが、赤い!!
カレーじゃなくて何かもう別の料理にも見えてしまうLv.5を、武道は事も無げに、食べる食べる!
「いやぁ、ここはマジに気になっててさー、来たいと思ってたんだ。もー期待通り! ウマー、カラァイ! ウマーイ☆」
額に浮き出た汗もそのままに、ほっこり上気したお顔は、まさに至福の表情。
「辛さの中に、この、ほろほろとほどけるチキンの柔らかさ、うま味が引き立ち……」
ぱくぱく。
「合間にトッピングのピーマン、この苦味がまた絶妙で……」
ぱくぱく。
「俺、辛いの割と好きなほうだけど、これ結構辛いなー。でも美味い! 超☆ウマ辛いー♪」
ぱくぱく、ぱくり!
「武道ちゃんセンパイすごいのだちょっともー真央ちゃんびっくりなのだ……」
「うーん、見てるだけで震えが止まらないデス……」
強烈な存在感を放つ、あまりにも赤いスープ。それを実に美味しそうに食べる武道くん。
「……武道ちゃんセンパイ! ひ、ひとくち……一口交換させて欲しいのだっ!」
「ま、真央ちゃん!?」
何事にも突撃体質な真央、ことに食べ物に関しましては、これがけっこーチャレンジャー。こんなものを目にしてしまっては、挑戦しないわけにはいかないのです……後には引けないのです!
「おっけーおっけー、真央ちゃんのはLv.3? じゃー俺もヒトクチー☆」
「真央ちゃん大丈夫? やめといたほうが……」
「い、い、い、行くのだ……ッ!!」
陽太が見守る中、カレーという名の赤いナニカを、真央は恐る恐る、口の中へ……ぱくり。
「………………」
「ま……真央、ちゃん?」
「………………~~~~~~ッ!!!!!!」
「て、店員さん、店員さーーーんっ」
悶絶!! お口を押さえた真央のアイ・コンタクトによるレスキュー信号を察し、陽太は急遽、お子様メニューのアイスクリームを追加注文。
すぐにやってきたつめたーいバニラアイスの食感に、何とか事なきを得たものの……燃え尽きたような虚ろな瞳で、
「カレーって おくが ふかいのだ」
真央は、つぶやいたということです。
「うーん、俺にはLv.3だと、ちょーっと物足りないカナー? やっぱりこっちダネ、うーんウマーイ!!」
「凄すぎるよぅ、武道君……オレ、今、目開いてない? びっくりして、クワッて見開いちゃってない?」
再びLv.5をぱくりぱくり。武道の勇姿には、二人、何だか無心の拍手を贈ったりするのでした……ぱちぱちぱち。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月08日
参加申し込みの期限
2015年01月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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