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【幕間 ~校舎屋上~】
獅子島 市子
は往年のロックバンドのサーフロックをカントリー調にした楽曲を終えると、
樋口 弥生
と目配せをして次の曲を演奏する。
当初は同じ曲をエンドレスで弾く予定だったが……。
「あら、それだけ? 同じ曲だと単調にならないかしら? 特に私自身が飽きそう……」
……樋口先生は気分屋だった。
「せっかくだもの、獅子島さん、知ってる曲をドンドン弾いて。私はそれにアドリブで合わせるわ」
ジャージ姿の樋口先生は、獅子島の用意していたニャスポールをミュートのままザクザクとピッキング。
自らがリズムを刻み、獅子島のメロディを待つ。
「……ヨユーっすね。ま、樋口サンがそういうなら、完全に信用しますケド」
獅子島はディストーションエフェクターを踏み込むと、雷鳴のように弦をかき鳴らした。
故に、当初予定していたエンドレス演奏はやめ、序盤・中盤・終盤と急遽構成を考えながら弾くことに。
(あー、正直メンドーだけど、確かに馬鹿の一つ覚えで同じ曲繰り返すのも芸がねーよな……)
そういうことにして、自分自身を納得させる獅子島である。
「つーか、なんでマイクスタンドまで……?」
頼んでもいないマイクスタンドまで樋口先生は用意していた。
「口笛だけのコーラスというのも味気ないわよね?」
樋口先生は、ロックが絡むと積極的になるのかもしれない。
「イイーンスカ? 泉サンにどやされますよ?」
「音楽は自由よ。それがロックなら反骨精神、上等! 泉先生も理解してくれるはずよ……!」
樋口先生のギターが突如、叫び出すかの如くボルテージを上げて唸る!
そのまま自身のインディーズバンド
『月曜日の野良猫』
の楽曲『On Monday』のイントロを弾き始めた。
「ちょ、あたしがリードギターだってば……!」
負けじと獅子島も自身のギターを主張していく。
ニヤリと愉快そうに樋口先生は獅子島の顔を一瞬覗った。
「ヴォーカルは任せるわ。……そういえば、この曲、歌える?」
「まーナントカ。……ネコフェスのあと、アルバム買って聞いてますんで」
「まぁ、嬉しい。それじゃ、お願いね!」
主役の座を獅子島に譲った樋口先生は、今度こそ伴奏に徹するようにコードを刻んでいく。
(しゃーねー。ここで逃げたら、女が廃るってね……)
腹を決めた。
獅子島はマイクにかぶりつくように、自身の声を楽器としてぶつけていった。
『On Monday』 作詞・作曲:月曜日の野良猫(自主制作アルバム『ノラネコ』より)
(前奏16秒)
どれほど日曜が愛しくても どれだけ悔いを残しても
朝日が来れば容赦なく 平等に月曜日が来る
これだけ繰り返しても これだけやり返しても
月曜日はやってくる それがフツウだと
君は言った 『無慈悲に過ぎ去る時が悲しい』
でも僕が泣くのは 悲しいからじゃないんだ
毎日毎日何気なく 過ごしている今こそが
一番の幸せなんだって 気が付くことができたから
悲しむ必要なんてない さぁ今日も時計の針が
てっぺんを回るよ てっぺんを回るよ Ah!
「ずっと日曜日ならいいのに」 君はそっと呟く
でも僕は首を振る 「進まなきゃ始まらないんだ」
そりゃ踏み出すには勇気要るし 正直僕だってビビってる
だけどここで留まるより 数十倍もマシだろう?
月曜日が 憂鬱だと誰が言った?
僕が進むのは 勝つためなんだ
毎朝毎朝何気なく 戦い抜いている今こそが
とても勇敢な事だって 気付くことができたから
傷付く事を恐るな あの長針と短針が
てっぺんを回ったら てっぺんを回ったら リトライ!
(前奏13秒)
月曜日を 強がって独りで歩く
温もりを探す手を 求めていた
毎晩毎晩暮れていく 限られた時間の中だからこそ
隣に君がいてほしい 気付いてしまったんだ
そうなんだよ!
毎日毎日大切に 想っている君だからこそ
僕は君を置いていく 月曜日へ進むんだ
仕方がないのさ それが答えだから
後ろ髪を引かれるな さぁ今日も時計の針が
てっぺんを回るよ てっぺんを回るよ Ahhhhhh!!!!!
獅子島は全身全霊を込めてシャウトする。
(届け、届け――!)
獅子島は、寝子高にいる顔見知りの連中を思い浮かべながら、肺の中の空気を吐き出す。
(ガッコに居る全員引っ張る気で! 熱く! 大一番、ノれるよーに!)
ワウペダルを踏みながら音を捻らせ、感情の赴くままギターを暴れさせる。
(だから、届け! あたしの音、どこまでも届け!)
まるで存在証明を果たそうとするかのように、彼女は懸命に音を紡いでいく。
(嫌が応にも記憶に残してやる。だからあたしの想い、届け……!)
獅子島は演奏しながら樋口先生に話し掛けた。
「アンタにあー言われてからも結局ムリしてばっかでさ。つれーときのが多いけど。そのお陰で寝子高のヤツらと知り合えたり、……大事なヤツもできて」
嬉しそうにしていた彼女の顔が、自嘲するように歪む。
「でも。いつまでも一緒ってワケにも……いかなくなっちって。だから」
獅子島は樋口先生に小さく頭を下げた。
「……アイツらのコト。ヨロシク。樋口サン」
「どこかへ行くの?」
樋口先生の問いに「さぁね?」と獅子島はとぼけた。
「今日はあんがと、楽しかった。……ま、これからもっと楽しくなるケド!」
ぎゅわんっとギターをかき鳴らし、次の楽曲へ移る獅子島であった。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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