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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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【体育科先生ズ、見参】
ここで体育祭実行委員から点数の途中経過が発表された。
様々な一般競技を経て、両陣営、互角の1500点。
そこへ寝子高の誇るユニーク競技の結果……。
借り物競争 【黒猫組、450点 : 白猫組、595点】
パン食い競争 【黒猫組、430点 : 白猫組、450点】
ファッションチェック【黒猫組、730点 : 白猫組、710点】
玉入れ 【黒猫組、870点 : 白猫組、790点】
応援合戦 【黒猫組、995点 : 白猫組、1130点】
<合計点数>黒猫組:4975 白猫組:5175
その差、わずか200点差で白猫組優勢!
更に、今まで得点化したハチマキを加算すると……?
<現時点の合計得点>黒猫組:5975 白猫組:5275
なんと、700点の差を付けて黒猫組が逆転!
これは【七色戦隊】の騎手落とし作戦が功を奏している。
だが、まだ得点化されていないハチマキや、生存している騎馬もいる。
これからの得点の変動に注目が集まる。
更に、この変動に拍車をかける要素が戦場へ投入される……!
ぶわぶ~! ぶわぶ~! ぶわぶ~!
2年1組の“僧職系男子”の
中野 空也
先生が法螺貝を吹いた。
実家がお寺の中野先生。坊主頭も相まって、完全に山伏にしか見えなかった。
「さーて、体育科先生ズ、出陣だよー!」
騎手の
相原 まゆ
先生の号令で、騎馬役の先生がグラウンドへ入場!
前馬を務めるのは……?
「奥さんに逃げられ、一部の生徒に嫌われ、それでもめげずに今日も教育指導! 我らがクマセンこと、
吉田 熊吉
先生だ!」
同じく
浅井 幸太
先生が実況者となって、マイクを握りしめると教員の解説を始めた。
「浅井先生! 余計なことは言わないでいいぞ!」
吉田先生が顔を真っ赤にして吠えた。
漫才のような掛け合いに会場は失笑。
浅井先生は黒い笑みでニヤリと笑いながら実況再開。
「続いては右馬! 吉田先生とは違う意味で強面! 愛称は親分先生! しかし生徒への接し方はまるで仏のよう!
渡辺 将人
先生だー!」
「いやはや……、照れますね……」
強面を真っ赤に染めて照れる渡辺先生。
今年度から寝子高へ赴任してきた体育教師だ。
渡辺先生の反応に、一部の女子生徒から「カワイイー!」と声が上がる。
「実は! 渡辺先生は24歳年下の奥様と先日、ご結婚されたばかりだ! 今日は奥様も応援に駆けつけているぞ!」
実行委員会テントには、体育祭に似つかわしい和装で清楚な大和撫子がニコニコと笑いながら手を振っていた。
これには、ざわっ……とグラウンドが色めきだった。
「渡辺先生って48歳だよね?」
「つーことは、え? 24歳? マジ!?」
「お前、知らなかったの? 授業中、奥さんの写真見てニヤニヤしてるぜ?」
「奥さん、上流階級でいいとこのお嬢さんらしいよー?」
競技中とはいえ、生徒たちも驚きを隠せない。
……前をゆく吉田先生の目が死んでいる!
「すいません……、これではノロケですね……、恐縮です……」
親分顔をクシャクシャにして騎馬メンバーにヘコヘコ頭を下げる渡辺先生である。
ケンキョ……!
浅井先生の実況はますますヒートアップ!
「どんどんいくぞ! 騎手は体育教師のアイドル的存在!」
「もー、浅井先生、お上手なんだから~♪」
まゆ先生、両手を顔に添えて乙女チックポーズ!
ここで浅井先生の眼光が鈍く光る!
「低身長のあまり、生徒がその存在を見失うこともしばしば! 合法ロリとは彼女のためにある言葉!
相原 まゆ
先生だ!」
「ロリじゃないよ!? 34歳だよ!? てか、浅井先生の実況に悪意を感じるー!!」
たわわに実った胸元を震わせながら、全力で首を振るまゆ先生。
「さて、あたしはなんて言われるかしら?」
フジコ先生
は舌なめずりした。
それを見てしまった浅井先生、顔色が急に悪くなっていく。
「さ……、最後に、左馬。ピンチヒッターとして、芸術科からフジコ先生です。……以上」
期待していた生徒からブーイングが湧き起った。
しばらくは笑顔で流していた浅井先生だったが、ある一点を超えた瞬間、マイクを思いっきり地面に叩き付けた。
「仕方がないだろう!?」
浅井先生、男泣き……!
「俺だって……、出たかったっ! みんなと一緒に、騎馬戦に参戦したかった! でも!!」
マイクを拾い上げて、浅井先生は魂の主張を行った!
「
でも、足りないんだよ、身長が!! あと10cmも!
」
あ……!(察し)
「それを指摘したフジコ先生がいつの間にかレギュラー入りしてるし、文句言うとフジコブレスが……、うあぁぁ……!」
浅井先生は泣き崩れ、見かねた中野先生が抱き起こして、一緒に退場。
グランド全体が、お通夜のような悲しみに包まれた。
一部始終を見届けていた白猫組の【二十馬】の
桐野 正也
と
宇佐見 望月
、同じく白猫組の【桜楓謳歌】の
直風 満帆
は陸上部所属。
陸上部顧問の悲痛な叫びを聞き、思わず顔を見合わせた。
「あさちゃんせんせェ……」
直風は両手で顔を覆って悲しみに暮れた。
「あちゃー、俺様を見ているようだ……」
身長に自信のない宇佐見も、思わず居た堪れない気分に。
(浅井先生は残念というか……うん……)
「俺より不憫な人を初めて見た……」
桐野は動揺しすぎて、本音と建前が逆になって口から出てしまった。
「それはそうと、先生の騎馬はやっぱ手強そうだなー」
桐野の意見に、騎手の楪が同調した。
「確かに。だが、そろそろ私たちも動かねば。ハチマキ獲得にまだ至っていないからな」
ここまで、力が拮抗する形で何度か黒猫組の騎馬と渡り歩いてきたが、ハチマキ奪取に至ることができない。
もっとも、騎馬のフットワークと楪の身のこなしで、相手も同じ事が言えるわけであるが。
「まだチャンスはあるぜ! 先生たちを狙う黒猫組を叩けばいいんだ! 仲間が襲われたら、そいつらからもハチマキを奪えばいい!」
「やっぱり俺って頭イイよな!」
柊沢 北斗
は普段からどこか抜けた行動をするため、勉学面が優秀なのを周りに信じてもらえない。
ここぞとばかりに「俺は賢い!」とアピールをするのであった。
「賢いなら、暗号を考えた俺様も褒めてくれよな?」
宇佐見も負けじとアピール。
「A・B・C・Dで行動パターンを簡略化したんだぜ! すごいだろ!」
「わぁ! それなら分からないノ! おりこーさんナノ!」
御薗井 E セレッソ
は目を輝かせる。
気を良くした宇佐見は、胸を張っていった。
「味方には、ちょっとだけ教えてやるぜ! Cは横移動のことだ。つまりカニ歩きの意味だぜ!」
「なるほどですねー、英語でカニを表すcancerのCなんですねー」
薄野 五月
が感心していた。
しかし、宇佐見は眉をひそめていた。
「きゃんさー? なんだそれ?」
そんな彼に
小山内 海
は小首を傾げた。
(あれ? 間違ってないよね?)
だが、彼女の疑問はすぐに解消される。
宇佐見は答えた。
「何言ってんだよ? カニって英語で
“C a n i”
だろ?」
((……ん?))
宇佐見以外の者たちは、彼が何を言っているのか理解できなかった。
「もっちー、あとで英和辞書を貸してアゲルー、ウフフ♪」
志波 武道
は含み笑いをするだけであった。
宇佐見は釈然としない気分のまま、先生ズを見詰める。
「なーんだよ、みんなして……。それより、先生たちに騎馬が群がり出したらチャンスだな!」
「ウサちゃんセンパイ、うちらと協力しましょ? 単騎よりも協力プレイやで!」
陸上部の後輩の直風の願いに、宇佐見は即答で承諾。
「協力の申し出、感謝する。よろしく頼む」
楪のゴーサインが出たところで、2騎はもうしばらく待機することにした。
同じく白猫組、【ツバサ】チームの
日暮 ねむる
は内心焦っていた。
「いやぁ……、思ったほど上手くいかないね……」
未だ【ツバサ】チームはハチマキがゼロ。
連携の手薄な黒猫組の騎馬を狙い続けてきた。
だが、いずれもあと一歩で逃げられてしまっている。
「でも、いままで危なげなく生き残れているわ。あたしのような低身長が先頭でも、みんなのおかげでうまく立ち回れることができているもの」
塔尾 松生
の言う通り、ここまで生存できたのは橘をはじめとする騎馬の一致団結に賜物である。
彼らが練習した秘策が、いままでちゃんと機能しているからだ。
「日暮、だがチャンスだ。先生たちを狙って隙が生まれるだろう」
橘は同じ騎馬の女子の歩調を合わせることで、騎馬の安定感と移動のしやすさを心掛けていた。
スタミナの温存も図れて一石三鳥だ。
「先生たちを狙う、味方も援護しなくちゃだね……」
恵御納 夏朝
は皆に注意を促した。
「よーし! 今度こそハチマキを奪っちゃうよ! って、ねぇ、さっきからあの人たち、夏朝ちゃんの名前を呼んでるよ?」
鴇波 羽衣
が観客席を指差した。
「夏朝ちゃん! 夏朝ちゃ~ん!」
「お、おい……、そんな大声出したら気付かれるのでは……?」
お忍びという名目(だが忍んでない)で応援に駆け付けてた、父親の
恵御納 久隆
と母親の
恵御納 理沙
だった。
母親が父親に肩車されながら満面の笑顔で声援を送ってくる姿を見て、娘の夏朝の顔が一気に真っ赤に染まった。
「きょじ、ううん、両親だ!」
――その日、夏朝は思い出した。
――両親が応援に駆け付けてくるという可能性を……。
――母親の天然ボケが何かやらかす危険性を……。
「すごいね、肩車までして……。まるで城壁の中を覗き込む巨人のようだね……」
「ねむるくん、それ以上はいけないよ……?」
鴇波のツッコミに、「最近ネカフェでハマってるんだ」と苦笑いで返す日暮。
(なんで!? 僕、何も聞いてないよっ?)
突然の両親登場に驚く夏朝。
(でも……、すごく嬉しい。体に力がみなぎるよ……!)
彼女は声援を受け、やる気が満ち溢れた。
「そうこういっている間に、敵さんが動き出したわ。……戦略ゲームならあたしに任せて!」
松尾は接近してくる黒猫組の騎馬に狙いを定めた。
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スポーツ
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1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
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