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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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【開戦! 序盤の駆け引き!】
遂に開戦。
深縹 露草
が号砲を天高く上げる。
そして引き金を引く――!
「「ちょっと待ったァッ!」」
だが、白黒両陣営から待ったの掛け声が出た。
何事か、と選手たちは声の上がった方を振り返った。
先に動いたのは黒猫組の【七色戦隊】だ。
霧切 翠子
が腹の底から声を上げた。
「戦う前に自己紹介させてもらうわ! 白猫組は【七色戦隊】にお任せ! 覚えておいて!」
すると、霧切は騎馬の上でかっこいいポーズを決めてみせた。
「赤きスーツは情熱の証! 赤レインボー!」
続けて
榛名 九
も名乗りを上げる。
「どうも、冷静に判断し戦況を見極める水のように澄み切った心の持ち主、青レインボー担当の僕です」
そしてご丁寧にお辞儀をした。
「説明しよう! 虹色戦隊とは体育科と芸術科の2年で構成された謎の女子ユニットである!」
白猫組のチーム一同が目を疑った。
(お前と先頭の紫は男じゃねーか!)
誰もが心の中でツッコミを入れざるを得なかった。
「女装? 男の娘? 一体なんのことだろう? 僕は一人称が『僕』の典型的なボクっ娘だ。つまり女子だ」
榛名は自分の女子だとシラを切った。
「そういえば男の娘は勝利をもたらすと聞いたことがある……。いいのかな? ボクを男の娘認定すれば、君たちの勝利は遠のくぞ!?」
榛名の言い分に、すかさず身内のハルトマンが指摘が入る。
「榛名君。調子に乗っているところ申し訳ないが、
それは競技が違うのだよ
」
「なんだって!?」
榛名はショックを受けた。
「翠子さんはジンクスを想定して、この衣装を作ったのではなかったのか!?」
(オイコラ、そこで私の名前を出すなよ、九太郎……!)
霧切は顔で愛想笑いをしながら腹わた煮えたぎらせていた。
「それにしても剛さん、君の筋肉には心躍るな。そしてメルさんも翠子さんも、太ももが健康的で美しく素晴らしいぞ」
そしてこの榛名の変態アピールである。
ただし、本人は真面目に士気高揚を狙った仲間のヨイショであることを注釈したい。
「……君は本当に馬鹿だな」
ハルトマンはがっかりした様子で肩を下げた。
「身内の不適切な発言は、緑レインボーの
メルヒオール・ハルトマン
が代わってお詫びしよう」
ハルトマンはクールに言い放った。
「僕の辞書に勝ち以外の言葉はない。全力で行かせてもらう。覚悟したまえ」
一瞬で緊迫感ある戦場の空気を取り戻したグラウンド。
最後の紫色の
服部 剛
の自己紹介に注目が集まる。
(アカン、シリアスだと余計に関西人の血が騒ぐわー! いっちょどっかんどっかんと盛り上げたるで!)
だが残念なことに、彼の眠れるネタ気質がこんな時に覚醒してしまった。
「俺は西のせやかて
服部 剛
や! 雅に決めんで、紫レインボー☆」
そしてこの顔である。
「……恥っずううう!! でも、ちゃんと決めた俺を誰か褒めて!」
「おナスのお兄さん、面白かったねぇ~」
曖浜 瑠樹
が観客席から声援を送った。
「誰や今、ナス色って言うた奴は! ナス色ちゃうわ! 紫は高貴でセクシーな色なんやで! つまり俺 is セクシー!!」
服部はキメ顔で言った。
「シャバダ・ドゥ♪」
そしてこの顔である。
黒猫組側の体感温度が3度低下した。
「分かりづらいかもしれへんけど、下着も紫色の女物を身に付けさせられたんやぞ! 馬役やからサービスカット流出でけへんし、そもそもそんな需要はどこにもなかったんや!」
服部はキメ顔で言った。
「シャバダ(↓)・ドゥ♪(↑)」
そしてやはりこの顔である。
「ごー君、もういい……! もうやめて……!」
いたたまれなくなった霧切が両手で顔を抑えて絶望していた。
「シャバダ(↓)・ドゥ?(↑)」
「なんで返答がそれなの!? もしかしてごー君気に入ったの!?」
「シャバダ(↑)・ドゥ!(→)」
服部は一周回って吹っ切れたようだ。
霧切は考えるのをやめた。
「……ど、どうだ! 恐れ入った? 降参するなら今のうちよ!」
うまく締めた霧切だったが、色々と後戻りはできなくなってしまった。
白猫組で
伊勢 エリカ
率いるチーム【エリカ】も名乗りを上げようと考えていた。
「先を越されたか、まぁいい」
伊勢はほくそ笑む。
名乗りを上げることで、自分たちへ狙いを集中させる作戦を種に行動する予定だ。
囮として動くのに、また伊勢自身が目立つのに、相手の名乗りをひっくり返すようなインパクトを発揮しなければならない。
「では参ろう、手はず通りに皆頼むぞ!」
伊勢の合図を皮切りに、まずは
夜野 久遠
が叫んだ。
「さぁさぁ! 黒猫組の騎馬ども~! エリカちゃんの勇姿を目に焼き付けなさい! その声を脳裏に焼き付けなさい!」
八十八旗 信彦
が続く!
「白猫組のエリカちゃんを相手取るなら、それ相応の覚悟をしてもらわないとね!」
更に
倉前 七瀬
が普段から眠そうな目をカッと大きく見開いて声を荒らげた!
「おうおうおう! きさんら覚悟せんね!!」
博多弁で「貴様ら覚悟しろ!」とドスが効いた声で威嚇!
「控えおろう、頭が高い! こちらにおわすお方をどなたと心得る! 恐れ多くも成長期に一縷の望みを掛けながら、時々牛乳に相談している伊勢先輩であらせられるぞ!」
鮫ノ口 礼二郎
の口上は、どこかかの水戸の副将軍のお供のような口調だった。
牛乳パックを印籠代わりに突き出す小ネタも効いていた。
そして馬の上から伊勢がカッカッカと笑いだした。
「いかにも! 私こそが伊勢エリカである! 度重なる牛乳への相談で鍛えたこの体……! いかなる攻撃にも負けはせぬ! 恐れるものがないと言い張るもののふどもよ、遠慮なく掛かってくるが良い!」
わっ!
伊勢たちの名乗りに白猫組側の応援席から歓声が上がる。
こういったパフォーマンスも士気高揚に繋がる。
ちなみに、先ほどの【七色戦隊】の名乗りは、黒猫組応援席の幼児と小学生に大受けだった。
……大人たちは思わず苦笑いしていた。
「良いですね……、こういう名乗り合いも勝負のうちですね。ではそろそろ始めましょうか……!」
審判の深縹は、今度こそ号砲を掲げ……。
引き金を引いた。
パァンッと轟く発破音。
白黒両陣営の騎馬が、途端に蠢動し始めた……。
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5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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