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バトル~VS暗黒魔帝リッカルド~
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「そんな、バカ、な……」
九夜山山頂、魔帝リッカルドと暗黒騎士団を前に、
八神 修
は絶望にくずおれた。
とても分かりやすい『オー、アール、ゼット』である。
「九夜山が舞台の軍団戦は? 裏口から少数精鋭で潜入するスリルは!?」
「そんな段階、とっくに過ぎましたって感じだね」
恵御納 夏朝
が、いや、今は『夏夜』という冷徹冷酷な人格となった彼女が、酷薄な笑顔を浮かべた。黒衣をはためかせ、剣をすらりと抜き放つ。
「無駄に長い話だった……寝子高校長の話より長いなんて」
「謀略を使う楽しみは!?」
「ここは潔く諦めるといい」
慟哭のような修の言葉に、
旅鴉 月詠
は落ち着いた声音で返す。そして軽く後退しながら、手にしたスケッチブックを開いた。鉛筆が紙面の上を小気味よく滑る。
「どうやら私自体はただのヒトらしい。代わりに複数相手に攻撃ができる。問題は暗黒騎士団とやらがヒトか、否かだ」
「それなら任せろ」
南雲 銀丸
が応じる。彼のろっこんは対象が透けて見えるというもの。睨みつける彼の眼光に気圧されたかのように、暗黒騎士団が身じろぐ。
「――なるほどな」
鎧の中身はただの骨だ。あとはその周りにあるどす黒い気体のような瘴気。おそらく邪悪な霊魂を憑依させたとか、そんなとこだろう。
そんな銀丸の推測に拍手が生まれる。他ならぬ暗黒魔帝・リッカルドである。
「クック、よもや君がそんな能力を持っているとはね。もっと早い段階でこちらに引き込んでおくべきでしたかね」
「町長……胡散臭くて悪人面だと思っていたが、こんな大それたことをするとはな」
自分の悪人面を幾つもの棚にあげて、銀丸は拳を突き合わせた。違う世界とはいえ、寝子島と瓜二つのこの島を壊させるわけにはいかない。
「てめぇの野望は俺、いや俺たちがぶち壊す!」
「彼の言うとおりだ! とおっ」
声は高いところから降ってきた。全員の目がそちらに向いた時には、くるりと回転しながら着地を決めたその人物が立ち上がっている。顔が全員に晒される――寸前、その人物の口は高らかな言葉を放っている。
「戦衣着装!」
全身を包むスーツ。その胸には雲の如き真白。走り轟く雷は『S』の文字。彼こそ寝子島のローカルヒーロー、ザ・ストレイト! と、なった
風雲児 轟
!
いや、正確には違う。
彼は少し前に更なる進化を遂げたのだ。
「異世界に直拳降臨、ネコ島の危機にただ今推参! ザ・ストレイト/バーストトランス!」
ポージングに合わせて起こる小爆発。魔法をふんだんに使用している。
「あらまノリノリねぇ。ま、かく言うあたしもこのシチュエーションに、不謹慎ながら燃えちゃってるけれど」
尾鎌 蛇那伊
が艶やかに微笑みながら両拳を掲げた。その胸元からのぞく肉体美。静かに吐き出された息とともに、彼を纏う空気だけが清澄な流れとなって渦巻いた。
中国拳法の中には『気』を使うものもあるという。蛇那伊は概念的なそれをこの世界の魔法を使ってより具象化させ、己の中で練り上げているのである。
「なんかよくわかんねーけどな。要はそこの黒いのと、胡散臭いおっさんを倒せばいいんだろ?」
相変わらずこの島は分けわかんねーなと、
新江 天懸
も灰の目でメンチを切った。ちなみに彼は、寝子島の市長の顔をまったく覚えていない。
元に戻った後、
中沢 リッカルド
氏と会った時果たしてどうなるのか。
「暗黒魔帝だかなんだか知らねーが、ンな厨二臭ェ名前の敵は俺が倒してやる!」
来栖 棗
は手にしたヨーヨーを放つ。いつも以上に高速で回転するヨーヨーの周囲では、パチ、パチと静電気がはじけた。そのヨーヨーを指の動きで鮮やかに手に戻し、棗は敵との間合いをはかった。
「く、こうなれば戦術レベルで思案するだけだ」
立ち直った修が、仲間と敵の構成、そして周囲の状況に目を走らせる。
「暗黒騎士団は一人ひとりがこちらと同程度の力量。集団戦も得意と仮定すれば、遮蔽物を利用して一体多数に持ち込めばいいはずだ。損耗を抑えればボス相手により有利に運べる」
「いろいろできるようですし、少し派手な技のお披露目といきましょうか」
神助 天佑
が嬉しさを隠せない様子で、手で眼を覆う。
「私も、手の疼きが酷くなってきたようです」
雰囲気は違うが、
北原 みゆき
も天佑と似たような言葉を口にした。その目は暗黒魔帝へ辿り着くルートを探しせわしなく動いている。
「こういうファンタジーな世界、いいですよねー」
屋敷野 梢
は周囲に落ちていた小石などを蝶に変え、魔法を試していた。飛んでいく淡い光の蝶に触れ、そこに内包していたエネルギーが自分の身体へ流れ込んでくるのを満足そうに見ながら、拳を固める。
「ヒールの準備もオッケーですね。さあ、殴りまくりますよー」
「……後衛じゃないのかそこは」
要するに、前で肉弾戦を行う回復手を宣言した梢に軽くツッコミを入れつつ、
御剣 刀
は手にした剣を見た。手になじむ感覚は悪くない。
日ごろの修練とろっこんを使った戦闘をするには、良い機会だ。
「後衛からの援護は任せろ」
後ろでせっせと魔法陣を地面に描く
屑利 執
。その近くでは
塔ヶ崎 璃亜
が緊張した眼差しでリッカルド達を見つめていた。服装はシスターのような格好。後衛職に違いなかった。
「正面からの殴り合い……は苦手なので、みなさんの治癒をしますね。たぶん、蘇生魔法みたいなものも使えると思います」
「なら、生命線として守らなきゃね!」
朝野 未沙
が、ごく自然な動作で璃亜の背後から抱きつく。
「ところであたしって、支援と癒しができるみたいだけど、条件がいるのよね。良かったら協力してもらえないかな?」
「え? はい、私でよければ……」
こんな状況だ。あまりに自然な未沙の『お願い』に、璃亜がうなずく。
そこに潜むリスクにも気付かずに。
さすがの不幸体質、すでにこの時点で、後で陥る事態への片道切符を買ってしまっているらしい。
そして不幸な者は不幸を、ラッキーな者はラッキー(?)を呼びよせるものかもしれない。
(あれ、確かあの人ってろっこんが……)
ふと、未沙の変わったろっこんを思いだした刀の前で、突風が起きた。
「きゃああ!」
悲鳴は璃亜のものだ。丈が長いはずのシスター服をものともしない強風が、璃亜の下衣を逆しまに跳ね上げる。
「……刀くん」
慌てて服を抑えつける璃亜をよそに、みゆきがジト目で刀を見つめる。
「今、ガン見してましたね」
「え、あ、で、でも俺だけじゃないだろ!?」
そう返した刀だが、語るに落ちている。慌てて周囲を見ても、他の男性陣は素知らぬ顔で目を逸らす。
つまりは、そういうことだ。
(う、うらぎりもの……!)
「えっち」
一人犠牲となった刀が心中で叫ぶ中、みゆきが言った。
「――さて、いい感じに戦意を向上させたようですね」
スチャ、と眼鏡を正しながらリッカルドが不敵に微笑む。
その眼鏡、ちゃんと見えてんのかよ。
そう問い質したいくらいだが、とりあえず話は前に進み出す。
「では、復活の呪文をとくと聞くがいいでしょう――ミュージック、スタートゥッ!」
妙なリズムで踊りだすリッカルド。
「サンマ、フンバ、サーンバ。サンマ、フンバ、サァンバ、ヘイッ!」
同時に騎士団が襲いかかってきた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月09日
参加申し込みの期限
2014年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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