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バトル~VS暗黒魔帝リッカルド~
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滅亡迫るネコ島で、激戦が続いていた。
「今だ、沼田さんニードル!」
「私の髪の毛があああああ!?」
沼田さんの生え際も滅亡寸前だ。
暗黒騎士はサラリーマン毛針を鎧でノーダメージに処すと、煌びやかな脳天を断ち割るべく大剣を振り下ろす。
「ヒーローとして、一般町民に手出しはさせない!」
進化したザ・ストレイトである
風雲児 轟
がリーマン(※本土在住)を押し退け、両腕を交差させる。円形の鉄盾が剣を受け止め、踏みしめた轟の足が大地を踏み割った。だが彼の身体にはなんらダメージが生じていない。
(大体掴めてきた。これが俺の魔法ってやつか!)
変身中における身体能力の向上――しかも更なる用途がある――を駆使し、轟は腕を跳ね上げる。大剣を弾かれ揺らいだ騎士へ、連動する盾の縁が強打する。強化された一打に騎士が吹き飛んだ。
その下をくぐり抜け、痩身の騎士が二体。左右から轟へと肉迫してくる。
繰り出された二刃の一つを棒が弾いた。
「ドレイン入りまーす!」
弾かれた剣が激しく回転しながら地面を転がっていく。
屋敷野 梢
は敵が剣を拾うよりも早く、棒の第二撃を相手のこめかみに叩きこんでいた。遠心力を利用した打撃に敵がよろける。鎧の隙間から瘴気が漏れ出て、それは次の瞬間輝く蝶へと変じ梢の疲労を癒した。
エネルギーを蝶と変じ、奪取や贈与を可能とする――それが梢の得た力だった。
「よそ見してんじゃねーぞ」
もう一つの刃は、虚空から生み出たナイフの刃が絡め取っていた。空間が揺らめいたように波打ち、そこへ忽然と
新江 天懸
が現われている。すかさず伸びた彼の手が騎士の腕をつかむと、絶叫が甲冑の内から発せられた。見れば金属の籠手が派手な輝きを放つようになっていた。天懸の触れた部位だ。
アンハッピーバード――天懸のろっこんがこの世界の魔法で強化され、触れた物がガラスに変じているのだ。
その能力に危機感を抱いた敵が矢を射かけるが、矢面に立った梢が片っ端から蝶へと変えていく。
「無力ですねー。非力ですねー。少しは抗ってみたらどうなんですかねー」
増えていく蝶を見ながら「無駄無駄ー」とあしらっていた梢が転瞬、押し黙った。魔法を使える騎士が結集し、魔術を使うのが見えたからだ。
魔法は、蝶へと変えられない。
「――魔法を使うなんて、汚いですよ!」
『…………』
梢は無垢な表情(本人比)を浮かべ、堂々と言い放った。
轟!!
爆発が凶悪な華を咲かせ、炎の花弁が蝶を喰らっていく。
「汚いって言ってるじゃないですか!」
砲弾降り注ぐ戦場さながらの展望台を駆け抜け、梢は遮蔽物に転がり込む。既に何人かがそこへ避難していた。着弾する魔法の嵐が、地面と大気を揺さぶる。
「まだ、かかりそうか?」
南雲 銀丸
が
旅鴉 月詠
を見やる。月詠はすべてが揺れる中、スケッチブックに鉛筆を走らせていた。
「あれだけ動く敵となると、絵としてちゃんと描きこまないと効果は低いよ。贅沢を言えば、もう少し安定した場所で描ければいいのだがね」
「大変、怪我してます!」
同じく避難してきた
塔ヶ崎 璃亜
が月詠を見、息をのんだ。月詠は強力な補正が加護にかけられている代わりに、身体は一般人そのもの。スケッチブックと描く手を守ったため、それ以外の場所に無数の傷が出来ていたのだ。見れば表情にも血の気がない。
「今、治しますね」
梢とともに治癒魔法を発動した璃亜は、しかし次の瞬間、爆風に巻き込まれた。璃亜の悲鳴が粉塵にまみれる。
「璃亜さん大丈夫!?」
同じく避難してきた
朝野 未沙
が慌てて駆け寄った。
「だ、大丈夫です……」
ふらふらと立ち上がった璃亜。見守っていた男性陣が全員顔を逸らす。
「……?」
下半身を凝視する未沙につられ璃亜が視線を下げれば、シスター服は胴から下が綺麗さっぱり消失していた。
なぜか下着とブーツといったものは新品同然である。
「きゃああああ!?」
「――ん、治ったよ。ありがとう」
完治した月詠は敢えて気にしないフリをし、梢と超ミニスカ状態の璃亜に謝意を伝える。
「とはいえ、絵の完成にあと数分はかかりそうだ」
「ならば、僕に考えがあります」
神助 天佑
が璃亜の方をちらちらと見、少し落ちつかなげに言った。
じゅるり。
時を同じく、未沙が興奮し始めていた。
半ば廃墟と化した九夜山付近の建屋を、三体の騎士が捜索していく。
「どうやら、聖邪暗黒磁気神魔眼の封印を解くにふさわしい相手のようですね」
騎士たちが声に仰げば、建屋の上に立った天佑が傲岸な笑みで睥睨している。
「来るがいい。最終決着だ」
身を翻し飛び下りた彼を追って、騎士たちが路地に入り込んでいく。一直線の道に立つ天佑へ、騎士たちは散開しながらなだれこむ。天佑が嗤った。
「磁気眼、発動!」
だが暗黒騎士たちに躊躇は無い。無効化できるからだ。
後衛の騎士が障壁を展開する――寸前、虚空から現れた赤い手がその顔面を鷲掴んだ。
「捕まえたぜ」
手の主、
新江 天懸
は透明化魔法を解除し、ろっこんを発動した。
「綺麗に砕けちまいな」
出力全開。一気にガラスの彫像と化した騎士を、
風雲児 轟
の蹴りが粉砕する。
「障壁は封じた。今が勝機だ!」
轟が鬨の声をあげ、彼の魔法が展開。鼓舞することで自らと同じ身体強化を施す真の効果が、味方に付与されていく。
そして妨害の消えたこの瞬間、天佑のろっこんが騎士たちの両足と地面に磁力を発生させ、縫い止める。足を封じられた彼らを銀丸が睨みつけた。
「動かれて厄介だったからな、今度は確実に滅ぼすぜ」
銀丸のビームが鎧を溶かし、天佑は別の一体の顎へ一撃を見舞い、鎧に大穴を開ける。瘴気が噴出した。
「エネルギーチャージはいりまーす」
そして梢に瘴気を蝶に変えられ、暗黒騎士が今度こそ依代を失い滅びた。
「これでやっと三体ですね」
ひと息ついた璃亜。そこへ新手の騎士が現われた。
数は五体だ。
「待たせたね」
月詠が適当に鎧の欠片を拾って、スケッチブックに描いた『暗雲切り開く太陽』に触れた。
同時にろっこんが、起動。
「範囲五メートル内の、視認した騎士たちを絵に封印するよ」
それが、月詠の得た能力だ。騎士が生物ならば鎧どまりだが、魔法生物であれば完全封印が可能だ。
絵から吸引機よろしく、吸い込みのベクトルが発生した。踏ん張ろうとしていた一体、また一体と吸い込まれていく。
「危ない!」
しかし最後の一体が地面に剣を突き立て、苦し紛れの魔法を月詠へと放った。未沙が庇い、魔術による激流が彼女を吹き飛ばす。銀丸が目からビームを照射し、剣を――そして璃亜も巻き込みつつ――消滅させる。絵が五体を吸い込むと、風は止まった。
「すまない、助かっ――」
未沙にそう言おうとして月詠の声が途切れた。彼女の視線の先、未沙が吹き飛ばされたのは断崖絶壁だ。
そして未沙の姿は、どこにもなかったのである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月09日
参加申し込みの期限
2014年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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