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怪人セブンの断罪
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【木曜日:放課後 星ヶ丘 ウルフ・1】
加瀬 礼二
と
音海 なぎさ
は星ヶ丘でレディ・ウルフの情報を集めていた。
加瀬の提案でブランド店やカフェを中心に聞き込みを行うと、割と簡単に彼女の噂を掴むことができた。
1時間も歩き回ったところで、喫茶店にて小休止。
「噂に違わず、奇行が目立つようですねぇ」
加瀬が集めた情報をまとめながら苦笑い。
「でも、何か理由があるんだよ。ウルフさんに聞いてみたいな」
音海はこの事件に対して、『理解すること』を優先している。
(もしセブンの考えを否定するなら、ボクたちは偽セブンやセブンのことを理解しなきゃいけないんだ)
彼なりに考えた見解と姿勢を崩すことなく、ウルフにも接するようだ。
そこへ、ゴスロリ服のエレノア・エインズワーズと色黒の肌と真っ白な髪の対比が目立つ
吉祥寺 黒子
が
私服
でやってきた。
「遅くなって申し訳ありませんわ」
「よォ、【VOLPE】――今は加瀬と呼んだ方がいいか? ともあれ、誘ってくれてありがとな? 帰宅してから飛んできたぜ!」
エレノアのゴスロリも目立つが、吉祥寺は職務質問されなかったのが奇跡である。
「【ワースト】でも偽セブンの話で盛り上がってるしよォ、しかも、レディ・ウルフが怪しいって、こいつはマジで刺激的だなオイ!?」
いつになくテンションの高い吉祥寺。
それもそのはず。
「【黒闇天】さん――いや、吉祥寺先輩がレディ・ウルフの大ファンだっていうのは、チャットで聞いてましたからねぇ~」
最低野郎たちのネット上の溜まり場。それがチャットルーム【ワースト】。
予てより吉祥寺はレディ・ウルフのファンだと公言していたのを思い出した加瀬は、事情を話して捜査を手伝ってもらうように依頼していたのだ。
と、ここで音海は2人へ気になることがあると言い出した。
「なかなか言い出す機会がなかったんだけどね? その、レディ・ウルフって誰?」
この質問に吉祥寺が過剰な反応を見せた。
「オイィ? ウルフのこと知らずに調べるつもりだったのかよ? そいつは流石にヤバイだろ?」
すぐにスマホを操り、極彩色の衣装を着込んだサングラスの女性の画像を呼び出す。
「レディ・ウルフはな、自分や他人の身体を着飾ったり絵を書いたりするアーティストなんだぜ。しかも作品は風刺が効いてるせいか、アナーキーなオーラが半端ねェんだぜ!」
「要するに、被服デザイナー兼刺青の彫り師ってとこですかねぇ」
加瀬が注釈を入れると、ようやく「なるほどね」と音海は合点がいったようだ。
「ただ、スレッドで集めた噂では、ウルフは運営側からアカウント停止されたらしいですわ。ほぼ毎日行ってた放送が、今週の月曜日を境にプッツリ音沙汰なしですから」
エレノアも音海に解説を加えた。
だが音海、再度首を捻った。
「何で配信停止されたのかな? 何をやったんだろう?」
「その疑問も会えれば解決するんじゃねェの? 楽しみだな!」
吉祥寺は舌を出し、『幸運』と書かれた刺青を見せ付ける。
「はははっ! ウルフに是非とも俺のこの舌の刺青を見せてやりてェな。早く会いたいぜー! もし会えたら『俺は幸運』だな!」
吉祥寺は図らずともろっこん『ラクシュミーの寵愛』が発動する。
だが、吉祥寺自身がもれいびである自覚はない。
彼女にとって、もれいびは復讐の対象なのだ。
「……おや? あれはもしや?」
加瀬が指さす先には、春なのにビキニとレインコートを着込んだ、見るからに変人な刺青の入った女性が鯛焼きを大量に食べていた。
「鯛焼きうめぇー! もうこうなったら焼け食いよ!」
そこへ吉祥寺が目を輝かせながら、その女性に接近。
「うおおっ!? 本物のレディ・ウルフじゃねーか! 奇跡が起こったぜェ!!」
実はこの奇跡、吉祥寺の無意識のろっこんの効果だったりする。
すかさず4人はウルフに接近する。
「あの、レディ・ウルフさんですか?」
奇抜すぎる格好の相手に及び腰になる音海。
「私たち、ウルフさんの放送を楽しみにしているんです。次の放送も期待してますわ」
敢えて次回の放送について触れるエレノア。ウルフの反応を見たかったのだ。
案の定、ウルフはバツの悪そうな顔をしながら告げた。
「……ごめん。クサレ運営が私のアカウントを無期限停止しやがったもんだから、しばらく放送できないのよ。ボディペイントの何処が悪いのよ!?」
……深く突っ込まない方がいい気がした4人である。
「なぁ、ウルフ? こうして会えたんだ。よかったら俺たち以外のファンにも会ってくれねェかな?」
「……あら? あんたのその格好、かなり芸術的ね!」
吉祥寺の露出の高い服装に興味を惹かれるウルフ。
「いいわねー! 他のファンの子ってあんたの友達? 芸術的な友達ならウェルカムよ!」
その後も彼女らは話が弾み、夕食の高級寿司までご馳走してもらうほど打ち解けた。
彼らの歓談は日が暮れても続き、星ヶ丘寮まで送ったウルフが門限について守衛とひと悶着あった話は別の話である。
こうして、無事にレディ・ウルフとの接触を果たした4人。
すかさず【情報】班へ報告し、明日またここでレディウルフと待ち合わせる運びとなった。
セルゲイ・ボスコフ
はレディ・ウルフの自宅前まで来ていた。
真っ白な外壁が眩しい如何にも高級そうな一軒屋の前でセルゲイは不敵に微笑む。
「さぁ、“狼”よ、その怒りの根源を教えてくれ……」
呼び鈴を鳴らす。
――返事がない。
呼び鈴を鳴らす。
――やはり返事がない。
呼び鈴を連打し出す!
――全然返事がない。
「……居留守か。だが俺は諦めない」
結局、セルゲイは日が暮れるまでウルフの玄関で仁王立ちし続け、近所の住人から「不審人物がいる」と通報されてしまった。
「俺はただの詩人だ! ウルフに会いたかっただけだ!」
「え、君、18歳? 寝子高の生徒さん? とにかく、一度署で話聞くから……」
警官がセルゲイをパトカーへ押し込み、移送開始。
「違う……! 違うって言っているだろ!!」
この一件で、セルゲイはレディ・ウルフとの接触を敬遠することになる。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月27日
参加申し込みの期限
2013年04月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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