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【金曜日:放課後 シーサイドタウン ユニコーン・2】
翌日。
シーサイドタウン周辺での調査は行き詰まりを見せていた。
アウトレットは既に修繕工事が完了しており、以前の姿に戻っていた。
だが、それ以外の目立った情報は得られず、いよいよ容疑者はシーサイドタウン駅の沢木 壱角に絞られることとなった。
……ところが。
「沢木さん、無断欠勤、ですか……?」
勅使河原 悠
が心配そうに眉を下げる。
話相手はここの駅長だ。
「そうなんだよ。折角、そこの2人の生徒さんが連日、沢木さんを取材しに来ていたのにね……」
申し訳なさそうに頭を下げる。
そこの2人、こと
水都乃 れい
と
奈良橋 博美
は昨日、
如月 庚
、
勅使河原 悠
、
後木 真央
のミステリ研チームに加え、後木の誘いで参加した
三ヶ島 葵
の4名とシーサイドタウン駅周辺で遭遇。
目的が同じだと分かると、少人数での行動を避けるべく共に行動することにしたのだ。
「そもそも、何であんな……、不良駅員を取材するのですか? 他にも適任がいるでしょうに、私とか」
駅長、本人がいないこと幸いと本音が漏れてしまっている。
これに水都乃がスケッチブックを見せながら答えた。
「私、ずっと絵を描いていて思ったんです。この島はフツウだなあと。ですから、何か変わった人の話でも聞けたら刺激を受けて創作意欲が湧くかと……。沢木さんなんてうってつけですし」
駅長は露骨に嫌そうな顔を浮かべる。
「そもそも……、沢木ってどんな奴なんですかね? 駅長、あんたと折り合い悪いって、昨日巷で小耳に挟んだぜ……」
如月、ぶっきらぼうが極力敬語を使いながら昨日集めた情報の1つの裏付けを試みる。
これに奈良橋も続く。
「沢木さん、以前は大人しい印象だったそうですね。何か変貌するきっかけや予兆、見受けられませんでしたか?」
いつもの男口調ではなく物腰の柔らかい姿勢の奈良橋。
武道を嗜んでいるだけあってか、礼儀作法はきちんとしている。
すると、駅長は困った顔のまま首を横に振る。
「正直、私も知らないんだよね。寝子高の入学式の翌日あたりかな? 沢木さんが突然『お前たちとは格が違う! 一緒に働くのが馬鹿らしい! 俺は特別な力を手に入れたからな!』と言い出してね……」
特別な力、という言葉に顔を見合わせる寝子高生たち。
「ひょっとすると、ひょっとするかもしれないねー?」
三ヶ島が早速【情報】班へ今のやり取りを送信する。
「その日から勤務態度が急に悪くなって。無断欠勤も今日に限った事じゃないんだよ……。私が再三注意しても聞き入れてもらえないどころか、反抗的な態度で手に負えないよ、全く……」
「駅長さん、ありがとうございますなのだ! また明日ストーk、げふん、会いに来るのだ!」
話が長くなると察した後木は、笑顔で会話を強制終了させ後退開始。
駅長も察したのか、寂しそうに笑顔を寝子高生へ向けた。
「あ、ああ。明日は沢木さんが出勤してくれることを願うよ……」
こうして、一旦駅から離れる面々。
「……旧市街の方でも動きがあったようだ。こっちもこっちでキナ臭ぇし……。誰が偽セブンなんだ?」
【情報】班の斉田のメルマガを確認しつつ、頭を掻き毟る如月。
「わ、わ私のろっこんが使えれば……。で、でも、沢木さん本人がいないと……」
勅使河原のろっこん『嘱目する実正』は、相手のろっこんを曖昧な『映像(ヴィジョン)』として目視できるのだ。
つまり、彼女が沢木を見れば、一発でもれいびかどうか判別可能だ。
しかし、本人がいないのでは力を発揮できない。
「私……、みなさんのお役に立ててますか……?」
落ち込む勅使河原の肩を奈良橋が叩く。
「大丈夫だって。悠さんのろっこんは俺たちの切り札だ。頼りにしてるぜ」
その言葉に「ありがとうございます」と小さく勅使河原は頭を下げた。
「後木、それはなんだ?」
水都乃が後木が取り出した機材に注目していた。
それを後木は誇らしげに見せ付ける。
「ICレコーダーなのだ! これを構内の数箇所に仕掛けて、情報を集めるのだ!」
「それって盗聴……」
水都乃がツッコミを入れるも、後木は何やら気合を入れ始めている。
「よーし、行くのだー! 『にゃおにゃおがおー!』」
後木が叫びながら両手を丸めると、彼女のろっこんの効果で、まるまる太った三毛猫が突如現れた!
「この子はがおー! すごく頭がいいんだよ!」
後木が呼び出したがおーは、後木のお願いを1つだけ聞いてくれるのだ。
「がおー! お願いだよ! このレコーダーを駅構内のあちこちに仕掛けてほしいのだ!」
「……」
ふてぶてしい表情のまま、がおーは器用にレコーダーを首や足に引っ掛けるとスタスタと構内へ潜入していった。
「がおー! 頑張るのだ! オペレーションスタートォ!」
「……楽しそうだからいいか」
水都乃はこれ以上のツッコミは無用と判断した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月27日
参加申し込みの期限
2013年04月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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