this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
冷し中華、始められませんでした
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
【冷やし中華を作る者達(三)】
《
後木 真央
さんの場合》
さて、こちらでは
後木 真央
さんが冷やし中華づくりに挑戦しているようです。
「まずはスタンダード冷やし中華を作っておくのだ! 材料あったかな~なのだ♪」
真央さんはご機嫌な様子で材料を見繕い、さっそく調理をスタートしていきます。麺は中華麺、具材は卵、キュウリ、叉焼、カニカマ、プチトマト。
「おっと。そのまえにまずはたれをブレンドするのだ~」
と、真央さんはボウルに材料を投入していきます。
「醤油、酢、麺つゆ、砂糖、塩、胡麻油、豆板醤、レモン汁! 名づけて、『真央ちゃんオリジナルブレンドのたれ』なのだ~!」
手早くたれを完成させると、真央さん今度はキラリと包丁を手にして千切り作業にとりかかります。
「千切りものは多めに作っておくのだ。そしたらみんなの調理時間も短縮なのだ。そのぶん変わり冷やし中華がたくさん食べられるかもなのだ♪」
薄く延ばして焼いた卵、キュウリ、叉焼などをトントントンとリズミカルに切り刻み、真央さんはてきぱきと料理を進めていきます。
「これはもはや戦争なのだ! 『No.1冷やし中華をつくろう!』略して『冷やつく』なのだ! 真央ちゃん、燃えてきたのだ!」
ゴゴゴゴッと瞳の内側に炎を燃やす真央さん。
ところが、そこで真央さんは大変なことに気づきます。
「あ、あれ? 白きくらげないのだ? スタンダード中華には必須なのだ、買いに行っちゃ駄目なのだ?」
真央さんがそう訊ねると店のおじさんは、
「……うーん。用意してあげてぇのはやまやまなんだが、みんな同じ条件でやってもらってるからなぁ……。店で出すときはちゃんと用意すっから今回はここにあるもので我慢してくんねぇか」
と、珍しくまともなことを言います。
「……しょぼーん、なのだ」
真央さんはがっくりと肩を落とし、仕方がないので「白きくらげ」なしで仕上げに入ります。
そんな二人のやりとりを見て、
「……おい、修。あのおっさんが珍しくまともなことを言ってるよ」
「……きっと冷やし中華への愛情が暴走しているだけで根は真面目な普通の人なのだろう」
桜崎 巴
さんと
八神 修
くんが小声でそう話します。
「むむ? 修ちゃんと巴ちゃんも審査員なのだ? 真央ちゃんのスタンダード中華を食べれば、ほかのみんなの『おりじなる』が冴え渡ると思うのだ!」
真央さんはそう言って、三人の審査員に『スタンダード中華』を提供しました。
さて、お味の方は。
「なるほどね。真央らしい面白い発想じゃないか」
「ああ。オリジナルのたれもさっぱりとしていてうまいな」
「こいつはまさに王道ってやつだな。グッジョブ!」
これまたなかなかの高評価。ついに六品目に到達です。
「それとキャベツがなかったから断念したサラダ冷やしのレシピもあるのだ! 女の子向けのダイエット冷やしで彼氏連れを捕まえて集客力二倍なのだ!」
真央さんはレタストマトキャベツコーンワカメツナキュウリ、と材料を伝え、「それでは真央ちゃんも試食に向かうのだー♪」と元気に走りだしました。
《
御剣 刀
くんの場合》
次は
御剣 刀
くんの様子を見てみましょう。
「さて、冷やし中華が始められなかったと聞いて来たんだけど、材料はあったのか。この材料の組み合わせを自分達で考えればいいみたいだ」
ちょうど試してみたいレシピがあった刀くんは良い機会だ、と早速調理を開始します。
「よし、まずはスープづくりから始めよう。基本は醤油をベースに、豆乳と鰹と昆布の出汁をあわせてみよう。本当は自分で出汁をとりたかったけど今回は市販のもので代用するしかないな」
まずは市販の昆布出汁と鰹出汁を合わせ出汁にし、そこに醤油と豆乳をくわえ、さらにすりおろした生姜も投入します。
「豆腐に醤油は基本だし、生姜は豆乳の刺激を和らげてくれるはずだ」
一つ頷き、次に具材の調理を開始。
「具は椎茸、インゲン、もやし、しめじ。それにトマトとツナでいいかな」
インゲン、もやし、しめじは茹でずに蒸します。
「茹でるとお湯に旨味が逃げちゃうんだよね」
剣術少年で食いしん坊なところもある刀くん。それゆえ食べ物に対するこだわりも人一倍です。
「火を通したら食べやすいサイズに切って、トマトは軽く火で炙って皮を剥いて、と」
さらに刀くんはツナにも一工夫。ツナをザルにいれて出汁をかけて下味をつけるというもう一手間を加えます。
「……きっとこの方が美味しいよな。あとは中華麺を茹でて、スープの入った皿に載せて、具材も盛り付けて――完成だ!」
こうして無事に刀くんの冷やし中華も完成しました。
(うん、美味い。これならみんな喜んでくれるかな?)
ひとまず味見した中華の味に満足し、刀くんは審査員のところに皿を持っていきます。
「おっと、今度はムッツルギかい? 随分と本格派じゃないか」
「……ムッツルギはもう勘弁してくれないかな」
顔を見るなり第一声そう言った巴さんに刀くんはがっくりと脱力します。
「スープは醤油ベースに、鰹、昆布、豆乳。それに生姜か」
修くんがさらさらと材料を言い当てるので刀くんは驚いて目を見開きます。
「……すごいな。全部正解だ」
「自分で言うのもなんだが舌には多少自信がある。御剣の方こそ、いい腕だ。うまかったよ」
神魂絡みの物騒な時間で出会うことも多い二人。このような穏やかな場で語り合う機会は意外と少なかったかもしれません。
「いやいや。本当にうまいよ、兄ちゃん。今度、うちでバイトしないか?」
「……ありがとうございます」
刀くんは笑って、礼を言いつつ、丁重にお断りすることにしました。彼にはフツウを守ることという大事な役目があったからです。
(さて。ほかの人の料理も気になるな。どうにか味見させてもらえないかな?)
こうして刀くんもまた試食のためにあちこちのテーブルをまわってみることにするのでした。
現在七品目。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
冷し中華、始められませんでした
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月20日
参加申し込みの期限
2014年09月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!