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大怪獣襲来!~寝子島防衛戦~
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●マッド・ティーパーティー
「――ああうん。こっちの方も全然だよ。まさに骨折り損のくたびれ儲けってやつさ……」
そう携帯電話に向かって言いながら、深いため息を漏らす。
寝子島町の役場を後にした
桜庭 円
は、自転車を漕ぎながらうんざりしていた。
今回の件とサンマさんについて、町おこしの企画や映画の撮影などが絡んでいないかと役場に情報を求め、山のような書類の束をかき分けて捜索を行っていたのだが、確かに観光大使としてサンマさんを担ぎ出してPRする計画や、さまざまなタイアップなど、町として様々なイベント企画の提案は行われている様子はあるものの、今回の異変に直接繋がりそうな情報は何一つ得る事ができなかったのだ。
そもそも『こちら側の寝子島』は『元々居た寝子島』ではない。『こちら側』で得られる情報は『元々居た寝子島』と同じものとしてとらえて良いのか――今ここにそれを確かめる術はなかった。
円は海岸へ向かった刀とも連絡を取り合い、今回の事件の原因を探ろうとしていたのだが、そちらの方も結果は芳しくない……
ならばと自転車を漕いで向かった先は寝子島高校。
階段を上ってその屋上に登れば、気だるそうに給水塔の上に横たわるテオの元には既に何人かの先客が集まっていた。
『なんだお前ら……こんな所で油売っていないで、早く『アレ』を止めに行かねぇか』
物憂げなテオの言葉に屋上から下方――海岸に目を向ければ、揺れる巨大な柱がゆっくりだが着実に町へ向かって進んでいるのが見えた。
既に侵攻阻止の為にいくらかの人員が向かっているはずだが、彼らが発しているのか、時々轟音が響いたり、瞬く光のようなものも見えるが、巨大サンマの歩みは止まる様子がなく、戦況はあまり良いとは言えない状況のようだ。
(あれは何によって生み出された? ろっこんの暴走か。
だとしても、ただの暴走ではあるまい。外因的作用、強制強化による暴発?
強化系の暴走か或いはろっこんに直接干渉が可能な存在。それが原因と考えられる……か
だが……あの時のテオの反応。言葉の詰まり。良く聞き取れなかったが、何かしらを呟いた事……
確実にあの眼はカラスを見ていた。だがそのことを直接テオに問うても無意味、寧ろ逆効果か……)
「この島で起きた破壊行為が現実に影響を及ぼすか。勿論、奴を何とかしたという前提でだ」
自らの想像に思索を巡らせながら、最初に口を開いたのは
相楽 茉莉花
だった。
『いまさら何を言ってんだ。向こうには影響しねぇはずだが……少しくらいは漏れちまうかもな』
予想していたとはいえ、ぶっきらぼうなテオの回答に肩をすくめる茉莉花。
「あと一つ……今この島に存在するのは奴と私達だけか?
いや何、もし他の者や生物がいるとすれば、余計な飛び火は避けたいのでな」
「本物のサンマさんとカラスもいるんじゃないのか? 彼らを『こっち』へ呼び入れたのはどうしてさ?
彼らが原因なんじゃないのか?」
茉莉花の問いに円も胸に溜まっていた疑問をテオに投げかける。
『知らねぇよ。『アレ』を何とかするために役に立ちそうな連中を選んだつもりだが、
少しぐれぇ予定外の物が混ざったかもしれねぇ。
お前たちもその『予定外』ってんじゃねぇのならいいんだけどな』
テオは不機嫌そうに眼を細め、その場にいる一同を見渡す――
「カラスについて心当たりがないか?」
重苦しい空気を割って質問するのは
邪衣 士
だが、
『カラス?……さぁ知らねぇな。それこそ、『予定外』の混ざり物ってやつじゃねぇか?
……そんな下らない事を聞きに来る程暇なら、さっさと『アレ』を始末して来たらどうだ』
と、テオはにべもない言葉を返しながら、アゴで海岸に揺れる影を指した。
巨大サンマの影は先程見たときより、さらに市街地へと近付いたように見える。
テオの言葉を聞きながらも茉莉花は周辺に目を配った。
島の高台に位置した寝子高――その屋上からなら、周辺一帯が良く見える。
今回の事件を引き起こした存在がいるのなら、この島のどこかで様子をうかがっているのではないか?
あのカラスが何かに関わっているはず――なぜだかわからないがそんな気がした。
だが、今見える範囲にその姿を確認する事はできない。
これ以上、テオに話を聞いても追い返されるのが関の山か――
そう感じた一同は、それぞれ次の目的地へ向かう頃合いだと踵を返すのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
柊いたる
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月31日
参加申し込みの期限
2013年02月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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