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宇井 真珠
は、
深民 実々
に愚痴をこぼし始めていた。
「私の声って、変じゃありませんか?」
「変って、どういうこと?」
「いわゆるアニメ声っていうんでしょうか、幼くてふわふわした声なんです。それで、いつもはトーンを下げたりして喋ってます。さっきは焦っていて、普通に声を出していたんですけど」
「そっかー。かわいいと思うけど」
「でも、小学校の頃は声のことでからかわれて。6年生の時、両親が離婚したこともあって、中学から寝子島に移ったんです」
「ふ~ん、声の悩みか……」
「でも、どうしようもないだけで、嫌いということはないんですよ。声は外見と同じで、変えようがありません。この声も自分のものなのだから、自分を嫌いになったらおしまいだと思うんです」
「でも、どうしようもないこともないかもよ?」
「といいますと?」
「つまり、どーにでもなるってこと! 私も、自分と同じように小さいことが悩みの人と会って、少なくともその人の前では正直でいられるようになったんだ。まずは私の前で普通に喋って、自分の声に慣れたらいいよ」
「……ありがとうございます。声のことをそんなに親身になって聞いてもらえたの、初めてです」
「いいよ、こんなにかわいい妹分を放っておけないじゃない! いくらでも頼りなさい!」
実々は小さな胸を張った。勝手に妹分にされ、真珠は苦笑いするしかなかった。でも、悪い気はしなかった。ここまで腹を割って話せた仲だからだろう。
寝子島旧市街の喫茶店。口元にスプーンを差し出された
篠木 昴
は、周囲の目を気にしながらも仕方なく口を開けた。
「ほら、おいしーでしょう?」
「うん、確かに美味しい……」
「それじゃ、もう一口、あーん」
「……って、そうじゃなくて。あーんをこんなところでするのはどうなんだ」
雪代 伊織
はきょとんとしていた。自分の言動がずれていることに気づいていない。
「嫌なんですか?」
「別に嫌がってるわけじゃなくて……」
「それじゃ、あーん」
「……だから、こういうことは人目のあるところじゃなく、図書館でシフト同じの時に休憩室とかで……いや、休憩室でやっていいのかは微妙だけど」
今日は完全に伊織にペースを奪われてしまっている。でも、この状況をすこし楽しんでいることにも、昴は気づいていた。これが楽しいと思えるということは、自分も酔っているということか。
騒ぎ疲れたのか、伊織の目がとろんとしてきた。続いて大きなあくび。
「ふあぁ……眠くなってきました。おやすみなさい、昴さん……」
そのままテーブルに突っ伏す伊織を慌てて止めるが、既に遅く、伊織は寝息をたて始めていた。
やっぱり俺がついていないと駄目だな……。昴は、最後まで伊織の面倒をみる覚悟を決めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月22日
参加申し込みの期限
2014年08月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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