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星ヶ丘寮の『PK』
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アトリエに改装された一室。広々とした空間に静物画用の果物や、資料用の本などが転がっている。
来客です、と彼女は使用人に呼ばれ、アトリエから出て応接間へと向かった。
彼女は
旅鴉 月詠
で、そして被疑者であった。
「何があった?」
と、椅子に座る月詠。背の低い彼女の姿は一見幼い印象を受けるが、その立ち居振る舞いは、どこか達観した大人びた雰囲気を帯びていた。
来客は3人。非公式新聞部の葵、『ねこ動』の配信者の和、そして友人のお茶会に行く途中で2人に捕まった瑠歌だった。
瑠歌としては『PK』事件に協力したい気持ちもあり、断りきれなかったようだ。
月詠の使用人がお茶を淹れ終わり、退室したのを見計らって月詠は、クッキーの描かれた小さな絵を破る。すると、破れた絵からクッキーが出現したのだ。
「そう、旅鴉君。それなんですよー」
ペンをくるりと回し、口火を切ったのは葵。
「ねこったーに拠ると『PK』は複数人いるみたいで」
さすがにろっこんそのものの録画は不味いと思ったのか、録音だけにしている和が事情を説明する。
『PK』事件のあらましと現状、そして話題に上った月詠のことを。
「もちろん、旅鴉さんあなたを皆さんで疑っているわけではないのですけれど……。能力を知っている方からの誤解は解いておくほうがよいかと思います」
葵と和をフォローするように瑠歌が言葉を継ぐ。
「なるほど、では私は容疑者にあたるのかな?」
「そういうわけでは……っ」
するりと言ってのけた月詠に思わず瑠歌が反応する。
「いいさ、私の能力は盗むことに適した能力なので説明する必要はあるだろう」
と、月詠は言い、自身のろっこん能力について解説を始める。
「まず発動条件は、『私が対象を視認』している。そして『対象は動物ではないもの』、一般的には『植物、食物、機械、道具』あたりが該当するだろうね。もちろん『パンツ』もね。そしてそれらが『私の絵に触れている』必要がある」
「例えば、履いているパンツを盗むには旅鴉ちゃんが絵を持ってスカートの下を覗き込んで、絵をパンツに当てる必要があるってこと?」
和は月詠の話を聞きながら自分なりに解釈を加えていく。
「そうだね。ただしそれでは私の能力は意味をなさないんだ」
「と言いますとー?」
葵が月詠の言葉を促す。
「対象……ここではパンツにしようか。『パンツに生きた動物つまり着用者が触れていると封印ができない』んだ。だから僕がパンツを盗むにはターゲットの部屋に忍び込む必要がある。ま、そもそも僕にはアリバイがあるけどね」
と、月詠。
「ろっこんというのも不便なものなのですね」
この中で唯一もれいびでない瑠歌が神妙そうに頷くのを見て、月詠は肩を竦める。
「ま、ろっこんが万能だったら、逆に何も起きないかもしれないね。さておき、アリバイも一応語っておこうか」
そう言うと月詠はアリバイについて語った。
ここ最近は学校に通う以外はほとんどアトリエに篭っていたと。
それについては複数の使用人の証言も得られた。ので、月詠を疑う理由はなくなったといってもよかった。
ついでということでアトリエにまで案内された3人ではあったが、特にあやしいものは見受けられなかった。
最近、月詠が製作しているという木彫りのフィギュアをネタにということで和や葵が撮影したりしたくらいであった。
「疑いをかけて申し訳ありませんでした」
丁寧に謝罪する瑠歌。つられて葵と和もお辞儀する。
「いいや、気にしてない。機会があればお茶でも飲みに来てくれると嬉しい」
そう言うと月詠はふと思い出したように1人の名前を挙げた。
「そういえば、芸術家の先輩に変わり者がいたかな……」
フィリア・ケーレス。芸術家の3年生で半裸の絵を好んで描く人物だという。
名前の綴りはPhilia・Keresで偶然にも『PK』であった。
和はねこったーを中心に、葵は『PK』対策班やエレナに、瑠歌はお茶会のメンバーにと分担して連絡を入れ情報収集にあたった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
推理・サスペンス
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月02日
参加申し込みの期限
2013年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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