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星ヶ丘寮の『PK』
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剣崎 エレナ
邸。薫子による『PK』騒動の少し後。ねこったーなどでその騒動が拡散し始めた時間帯。
部屋には天野から連絡を受けた
雪見 大福
と、自分の部屋から飛び出してきたひびきがいた。エレナは所用があるらしく、2人は部屋に通されて少し待たされていた。
ふわふわのソファーに座った2人は目的も同じく猫鳴館廃寮の噂についてだった。
「逆巻は遅れて来るって」
大福はヘッドフォンをしたままひびきに話しかける。時々目を瞑るようにしてろっこんをこっそりと発動させている。
「猫鳴館の方にとっては死活問題だもんね。大丈夫、私も協力するから!」
と、ひびきは膝の上のぬいぐるみをぎゅうっと抱きしめる。
「天馬のお嬢様パワーでどうにかしてくれるのか?」
彼はろっこんの能力でその質問の答えを知っているのだがつい訊ねてしまう。
「ううん、私個人としての協力だよ。私たちの問題は私たちで解決しなくちゃ駄目だって思って」
申し訳なさそうにひびきが首を振る。
「そうかー…・・・」
できるだけ落胆の表情を見せないようにして、大福は思いを巡らせる。
(そりゃそうだよな、星ヶ丘寮に住めるだけの金を出す親御さんにとっちゃ、俺らみたいなヤツラがいっぱいいる猫鳴館を守るメリットなんてないもんな)
つい、卑屈な思考になってしまう大福。
「まずは出来ることからやりましょう。エレナさんにも協力してもらうんです!」
そんな大福を気遣ってかそれともひびきの性質なのか、明るく、前向きに語る。
「そうだなー。『PK』事件もうまく解決して星ヶ丘寮のヤツラに協力してもらえたらうまくいくだろうしな」
ひびきの言葉を受けて、少しだけネガティブな思考を払拭する。
「うん! きっとなんとかなります! します!」
晴れ空のような笑顔をして頷くと、彼女の触覚のような髪がぴょこんと揺れた。
「んで、エレナお嬢様はまだですかねー…・・・っと」
その頃、エレナは1人の敵(?)と対峙していた。場所は大福たちを待たせている部屋の隣。そこはエレナの私室のようだった。
「オーッホッホッホ! この
財前 華蓮
が来たからには『PK』事件なんてささっと解決ですわ!」
高らかに笑いながらエレナに協力を申し出る華蓮。
「そう。で……どうするの?」
と、エレナ。
「剣崎さんの部屋で張り込みさせてもらうけれど、よろしいかしら?」
華蓮は提案する。それは『PK』の被害からエレナを守ると見せかけての彼女の作戦でもあった。
「構わないけど、あなた1人で大丈夫? 隣にお客さんが来てるから私は席を外すわよ」
エレナはあっさりと了承する。
それを好機とばかりに華蓮は言葉を重ねる。
「オーッホッホッホ! この私にかかれば剣崎さんのパンツなんて余裕で守りきりますわ!」
「何かあったら連絡してね。隣にいるから」
華蓮のあからさまな態度に、何かを見透かしたかのような目を一瞬エレナは浮かべたが、それに華蓮は気付かない。
「さ、早くお行きなさい! ここは私に任せるのよ!」
と、華蓮は背中を押すようにしてエレナを追い出す
部屋を出る直前、エレナは華蓮に一言添えた。
「あ、そうそう。下着の入ってるタンス。右から2つ目だから」
バタリと重厚な音を立てて、ミズナラで出来た扉は閉まる。
エレナの気配がなくなったのを確認すると、華蓮は表情を一気に緩ませる。一言で言えば悪いことをたくらんでいる顔。
「オーッホッホッホ! お馬鹿なチョココロネさん! わざわざ私に下着の場所まで教えてくださるなんて!」
1人になった部屋でそう言うと、彼女は用意していたパンツを取り出し、さっそくタンスに手をかけた。
ガタガタ。
開かない。
「な……!」
華蓮はもう一度、取っ手を引く。
ガタガタ。
やはり、開かない。
鍵がかかっていることに気付く華蓮。手に持っていた、ファンシーなくまさんパンツを床に落とす。
「あんのチョココロネー! この財前華蓮を謀りましたわねぇ!」
と、華蓮が憤慨しているところに不意に声がかけられる。
「あら、かわいいパンツが落ちてるわね。ぜんざいカレーさん、いい趣味してるのね」
エレナが半開きの扉にもたれかかるようにして見守っていた。
「んな!?」
驚きのあまり白目を剥くような勢いで目を見開き、華蓮は振り向く。
「ど、どどど……どうして剣崎さんが!?」
焦りと動揺でパニックに陥りかけながらも、指摘されたパンツをすばやく拾い上げる華蓮。
「ぜんざいカレーさんって、面白いから。それでここからどうするのかしら?」
エレナは口元に笑みを浮かべる。
「キィィィィ!」
地団駄を踏んで悔しがる華蓮。
そして、肩が上下するほどに息を荒げた後、思いついたようにおもむろにくまさんパンツを被る!
「わ、私はぜんざいカレーでも、そして財前華蓮でもありません。そう、私は……パ、パンツ仮面! パンツ仮面ですわ! こんなところで醜態を晒すような財前華蓮ではありませんわー!」
と、パンツ仮面となった(奇しくも頭文字が『PK』である)華蓮はエレナの隣をすり抜けて走り去る。
「覚えていなさい!」
捨て台詞を吐くと華蓮は全力疾走で外へと向かった。
「また、遊びにいらしてね」
エレナは少しだけ微笑ましい気持ちになりながら、待たせている部屋へと向かう。
「一応、『PK』撃退になるのかしら?」
と、ねこったーに報告を入れながら。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
深城和哉
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
推理・サスペンス
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月02日
参加申し込みの期限
2013年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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