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【ネコミケ】行かねば。フツウに大変なネコミケ@1日目!
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◆
『ネコと人間が一緒に遊べるボードゲーム ドリームキャット!』
試遊用のボードを広げ、円はぽつねんとスペースに座っていた。
予定ではにゃーくんと一緒に遊んでみせるつもりだったけど、悲しいかな家出中。
触れ込み自体は目を引くのか、時々足を止めてくれる人は居る。
だけど、買ってくれる人は今のところ……。
ますますしょんぼりし、俯いてしまう。
にゃー。
不意に、聞き慣れた鳴き声がした。
「……え?」
にゃーにゃー。
他にも、たくさんの鳴き声が。
バッと慌てて顔を上げると、なんとそこにはにゃーくんの姿が。
しかも、猫のお友達を引き連れて!
「にゃーくん!」
とっても誇らしげに、にゃーくんが一声鳴いた。
ひょっとして、気を使って連れてきてくれたんだろうか。
そう思って小さく苦笑こぼしつつ、
「ありがとうっ」
ぎゅうっとにゃーくんを抱きしめた。
さ、これでいつも通り――だ。
早速にゃーくん達と遊んでみせようとしていると、
「円ちゃ~ん! ってお猫様が沢山居るのだ!」
「よう桜庭、調子はどうだ?」
「真央ちゃん、刀くん。来てくれたんだ」
にゃーくんの帰還で意気が上がっていたところに、友人二人が到着したことでさらに元気に。
「えっとね、売れ行きはまだ全然なんだけど。これからにゃーくん達と遊んでみせようかな、って思ってたところ」
円の言葉に、刀はなるほどと頷く。
「確かに、ゲームなら実際に遊んでるところ見てもらうのが一番いいかもな」
「でしょ? せっかくだから、遊んでみようよ!」
にゃーくんの友達と戯れていた真央が、元気よく手を挙げる。
「真央ちゃんもやるのだー! ゲームの取材も実際にやってみるのが一番なのだ!」
「うん、勿論! みんなでやろ!」
遊びやすいよう説明書を人数分用意して、わいのわいのと試遊を始める。
なお開発当時の神魂パワーもあってか、説明書は猫でも読めるようになっている。凄い。
コマを進め、ボード版に記されたイベントを適宜こなし、その際使用したカードの『ご褒美』をゲットしていくのがこのゲームのスタイル。
「じゃあ、僕皆の顎撫でたいからこのカード出すよ」
そう言って円が出したのは、不利なイベントを肩代わりするカード。特定のタイミングで指定のカードを出せれば、肩代わり成功で『ご褒美』として猫の顎が撫でられる。
「へえ、そんなカードがあるんだな……んじゃあ代わってもらおう」
「あ、代わってもらった側にも条件入るからね。それできないと倍付けドンだから」
「えっ」
「条件は……猫さんにカード出してもらえばいいのだ?」
「にゃーくんとその仲間達……!」
刀が、縋るようににゃーくん達を見る。
……しーん。
「刀ちゃん、ドンマイなのだ」
「このゲーム、基本契約と履行だし事故ったらトンデモナイ事になるんだよねぇー」
がっくりと肩を落とす刀。
そうこうしているうちに1プレイが終わり、次の取材がある真央は1セット購入して去っていた。
◇
新聞部で、美咲紀や真央がネコミケを猛プッシュしていた。
それで色々と話は聞いたけれど、やっぱり百聞は一見に如かず。
ということで、
八神 修
は新聞としてネコミケへ取材にやってきていた。
日除けの防止に、黒系スーツ、それにデジカメという出で立ち。
さんざん真央から聞かされていたので、肩から提げた鞄には水分補給用のスポーツドリンクがばっちり入っている。
「この厚み……何の鈍器だよ」
購入したカタログの重さを手で感じながら、修はため息をつく。
暑さで体力がだだ下がりしつつあるなか、この重さは割とこたえた。
帽子のつば越しに、空を仰ぎ見る。
この陽射しの中、黒系スーツを着てきたのは流石に失敗だったか。
そういえば――あれだけ猛プッシュしていたのだし、美咲紀と真央もネコミケには来ているはずだ。
(あいつらは取材……きちんとやってるんだろうか)
◆
――さて、その頃。
『あいつら』の片方であるところの、美咲紀は。
「ほえ? 年齢確認できるもの?」
年齢確認が必要な薄い本を購入しようとし、ひっかかっていた。
「はい、これ成人向けなので……一応、お願いします」
「え、えーっと……」
内心でだらだらと汗をかきはじめる。
そんなものを出してしまったら18歳以下だとバレてしまう。
「はわわわ、慌てたので忘れて来ちゃったのです……」
視線を泳がせ、両手もあっちゃこっちゃさせながら、かなり厳しい言い訳をする。
だってほら、見せて名前覚えられちゃったりしたら、通販する時にも困る。
それは困る、すごい困る。
もうそ――じゃない想像の翼をより強靭にするにあたって、足かせとなってしまう!
「ごめんなさい、年齢確認できるものがないならちょっと……」
まあ、そりゃあそうなる。
しかし、美咲紀を襲うのは大きなショック。
「も、もうこうなったら自分で描くしかないじゃない……!」
どこぞの黄色い髪の人のような言葉を遺し、スペースを後にした。
だって、脳内掛け算が止まらないんだもの。
おかげで、関係者には絶対知られてはいけないノートが誕生してしまっているし。
でもしょうがない、日々の潤いなんだもの。
「……絵が描ける人はイイですねぇ。羨ましいのです」
嗚呼、取材って何だっけ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
63人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月26日
参加申し込みの期限
2014年08月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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