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学校で満喫するサマーバケーション
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【遠くて近い都市伝説】
剣道部にて自己鍛錬に励む、
御剣 刀
のコメント。
「ふっ、はっ、ふッ……いや、俺は見てないな。この学校の生徒らしいって、本当なのか? 何か分かったら、俺にも教えてくれよ、夢宮。…………はッ!」
ボクシング部にて、
桜庭 円
、
笠原 ひびき
の練習を見学する傍ら、質問に応じてくれた
弘明寺 能美子
の一言。
「ふうん、そんな噂があるのね。悪いけど、あまり興味が無いわね」
「それじゃお嬢さん、俺と一緒に縁側でお茶なんてのには、興味無いかな?」
「八十八旗くん、ナンパはあとまわし!」
「にゃーっ」
何やら上機嫌な、
晴海 飛鳥
の体験談。
「なかなか貴重な経験だったよ、あれは。こうやって噂が生徒の間に伝わることで、彼女もこの寝子高で、実体化を果たした……そんな風には考えられないかな?」
食堂にて、寝子島丼に舌鼓を打つ
久保田 美和
先生と、同席がてらに彼女へヒンディー語を教えようと試みる、
プリティヴィ・プラサード
。二人の目撃証言。
「そういえばさっき、購買で変わった女の子を見かけたわね。あんな子、生徒にいたかなぁ?」
「パンを買ってたわ。ヤキソバパン」
「ヤキソバパン……? 歩く都市伝説が?」
「イメージ崩れるなぁ……」
眉を寄せた
神野 美野梨
の、気になる警告。
「あの噂を追いかけるつもりなら……気をつけたほうがいいと思うわよ。言うでしょう? 好奇心は猫をも殺す、ってね」
図書室での勉強帰り、
追分 義一
のコメント。
「少なくとも、図書室にはいなかったと思うぜ。役に立てなくて悪いな……さーて、帰ってネコミケのカタログでも熟読するか」
「追分くん、また今度、アニメ談義しようねぇ」
「おう、またな夢宮」
職員室前の廊下にて、がっくりと肩を落とす
矢萩 咲
と、明るく笑う
七峯 亨
の言葉。
「あああ、咲はまた、あんな破廉恥な醜態を……学校中に……」
「まーまー、いつものことじゃねぇか! で、何だっけ、うろんじ? 学校中走り回ってたけど、それっぽいヤツは見かけなかったなー」
午後のぬるい空気の中に姿を現した
旅鴉 月詠
の、意味深なコメント。
「……知ってる。でも、どこにいるかは分からない。そういう存在なんだよ、彼女は」
八十八旗 信彦
は、空へ向かって、んーっ! と大きく伸び。
「いやー、見つからないねぇ。こいつは手ごわいレディだなー」
そろそろ日も暮れかけてきて、空には徐々に、赤みが差しつつありました。
学校中をくまなく巡り、方々で色んな人にキキコミまくること、半日。いくつか、それらしい情報も得られましたものの……肝心の噂の大元、大本命たる彼女には出会えないまま、三人はついに、屋上にまでたどりついてしまいました。信彦の、誘導ミサイルのごときレディ限定追尾能力も、どうやら空振りに終わってしまったようです。
「うーん、手応えは確かにあるんだけどなぁ……存在の痕跡は、色んなところで見られたし」
屋上の柵にくったりと背を預け、
常盤 四月
は、はふう。とため息をもらします。ストラップで肩に提げたカメラには、夏休みの学校をそれぞれに満喫する生徒たち、皆の素敵な笑顔を収めることには成功したものの。残念ながら心霊写真の一つも、そこに映り込むことは無かったようです。
夢宮 瑠奈
は、屋上から見る、ちょっぴりいつもより近い空を、何とはなしに眺めます。
広がる夕暮れ空には、雲ひとつ無くて。爽やかで深いスカイブルーと、どこか憂いを感じさせる茜色が地平線の上で混ざり合い、見つめる瑠奈の胸に、じんわりと染みていきます。
自然と。口からこぼれ出すのは……透き通る、歌声。
♪
ここは素敵な世界 どこにいても温かい世界
見えない誰かがいても 暖かく見守る世界
守っていこう 続けていこう
この素敵で平和な 温かい世界を……
♪
探してる誰かを、見つけられたとしても。もし、見つけられなかったとしても。
「あたしは、何だか……こうしてるのが、けっこう、幸せな気分。かな?」
気づけば。四月も信彦も、しんみりとした気分で、その歌声に耳を傾けておりました。
友達同士、夏休みの学校。一緒に遊んだり、バカなことをやったり、他愛も無い雑談に興じたり。一つのことに、みんなで取り組んだり。
そんな何気ないことが、瑠奈にも、二人にも。とても楽しく、嬉しい時間に変わっていたようです。
「……あはは、そうだねぇ。マンガのネタを見つけられなかったのは、惜しいけど……結構楽しかったかなぁ、あたしも」
「まっ、俺は彼女に声かけるの、諦めたわけじゃないけどね? それにしても、やっぱりルナちゃんの歌は良いねぇ! 聞き惚れちゃったよ」
「ええ、本当に素敵。番組のEDテーマに使わせていただきたいくらいですね、んふふっ」
「えーっ? 嬉しいけど、それは褒めすぎだ、よ…………?」
ぞくん。
粟立つ肌。背筋を這い登る、冷たい感触。
にちゃり、口を開く粘着質な音と共に……唐突な、背後からの声。屋上には、四月、信彦、瑠奈。三人の姿しか無かったはずです。入り口の扉は、開いていたでしょうか? それとも閉まっていた? 足音はした? 歌声に紛れて近づいてきたのを、見逃していただけ?
ゆっくりと、三人、顔を見合わせ。こくりとうなずいた後に……意を決し、一斉に後ろを振り向きます。
胡乱路 秘子
、謎深き歩く都市伝説との邂逅が、今ここに、実現を……!
「きゃあっ!?」
びゅおおおお!
突然、屋上を、一陣の強い風が吹き抜けました。三人は思わず顔をしかめたり、はためくスカートを両手で押さえ込んだり。
わたわたとしているうちに、やがて少しずつ、風が収まると……。
「誰も……いない!?」
「うそ、だって確かに、声が……!」
三人の前には、やっぱり。人影の一つも、ありはしませんでした。
「……カメラ、向ける暇も無かったなぁ」
「歌、褒められちゃった……」
「あの声、どこかで聞いたことあるような……い、いやそれより、この俺が声をかけそびれるとは……!」
しばしの放心の後。がくりとうなだれたり、嬉しげにはにかんだり。
「けど、これでハッキリしたね。この学校には、俺がまだ見ぬ、ミステリアスなレディがいる! よーし、次は絶対、デートの約束! 取り付けてみせるよ!」
逆に、意気揚々と燃え上がったり。リアクションは、三人三様でありました。
彼らはその後、一応、屋上周辺を一通り捜索してみたり、ぼんやりと空を見上げたりした後……帰り際、ふいに四月が、
「……あ、あれ? 無い……!」
「ど、どうしたの四月ちゃん?」
「無いの! 胡乱路さんに会えたら渡すつもりだった、とっておきの自信作! 厳選、珠玉のエロBL同人誌がーーー!!」
「……秘子ちゃんが、持ってっちゃったんじゃない?」
そんな、信彦の冗談めかした一言に。四月と瑠奈は、思わず複雑な表情で、顔を見合わせました。
「「……まっさかぁ」」
……ぺらぺら。
「……あら。まぁ。これは……あっ、すごい。あっ、うわ、へえ~…………んふふ。んふふふふ!」
ぺらぺらぺらぺら……。
後日。謎の深夜番組、そのストーリーテラーにまつわるウワサには、いつの間にやら彼女の好物や性的嗜好にまで鋭く踏み込んだエピソードが付け加えられ、生徒たちの間で、まことしやかに語られたということです。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月07日
参加申し込みの期限
2014年07月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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