this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
鏡の中の、あなた。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
20
つぎへ >>
●
旅鴉 月詠
の場合
今回のこの噂話、それがオカルトなのか本物なのか……それを確認する為に月詠はこの場所を訪れていた。 あやふやな、不確かな物であれば彼女にとって問題はない。けれどそれが本物であるならば。そう思いながら彼女は鏡に姿を映す。果たして、もう一人の自分は彼女の眼前に現れたのであった。
「我は汝、汝は我。我は汝の心の海よりいでし者」
『我は汝、汝は我。我は汝の心の海よりいでし者』
その台詞を発したのは、月読の方が若干早かった。もう一人の私であれば言うであろう台詞を先に諳んじたのだ。
「やぁ、『私』。今日は良い妖気だね。取り敢えずお茶でもどうか?紅茶とカップならあるよ」
『頂こう』
月読の提案を受け入れ、もう一人の自分は青薔薇をあしらったスカートを翻して階段へと腰掛ける。それに倣い、月詠も隣へとすわり持っていた鞄から水筒とコップを取り出して紅茶を振舞った。
暫くの間、他愛もない事を喋っていたが月詠はもう一人の自分に聞きたかった事を問い掛ける。このもう一人の自分が私であるならば、今回のこの現象について知っている事は隠さず教えてくれるだろうと踏んでの事だ。
「この事象は何か、教えてくれないか。ろっこんの仕業なのか、心霊現象なのか」
『いいだろう。この現象については神魂が関係している、けれど君が心配するような事案ではないよ』
「この事象が発生する条件は?」
『時間、星の巡り、運、心の在り方、波長……それらがぴたりと合わさった時に起こるのさ』
「この事象が及ぼす影響と危険性は如何ほどの物なんだ?」
『外的影響は、ほぼ無いと言ってもいい。もう一人の自分と出会い、何を感じ何を思うかによって変わる物もあるかもしれないが、世界を……この寝子島を脅かすような事は一つもないね。危険性も皆無だ』
矢継ぎ早に繰り出される質問をほんの少し手の動きで止めると、もう一人の自分は月詠を見つめる。
『ちなみに、この事象の解決方法などはないよ。いつか自然になくなるかもしれないし、なくならないかもしれない……それはわからない』
「だけど余りに話が蔓延するのは良くない、中には本物が混じっている物だからさ。ヒトが一人としても消えては事だ、それにこうやって深夜侵入が増え続けるのも問題だ」
『人の噂も75日と言うだろう。いずれは人の口に上らなくなる、ヒトが消えるような事象でもないからね』
不思議な事は世の中には多々あるものだ。月詠は情報が独り歩きして勝手に進化変質する事を懸念していたが、もう一人の自分が危険性はないと言うのだからそうなのだろうと納得していた。私はつまらない嘘は吐かないタイプなのだから、信用してもいいだろう。
しかしやれるべき事はやっておくべきだと月詠は判断する。帰ったらねこったーを使って体験談を用いた、『ただの噂話』として流しておく事にしよう。ねこったーの拡散能力は時として凄まじい物がある、ある程度の抑制にはなるだろう。
『さて、私に聞きたい事はそんなところだろう?そろそろ私は消えるとするよ。良い夜を、『私』』
「あぁ、良い夜を……『私』」
魔女の密会はもう終わり、アトリエへと帰るとしよう。
アトリエへ戻ったら自画像を描いてみよう、きっとうまくいくはずだ。そう思いながら月詠はカップと水筒を片付けた。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
20
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
鏡の中の、あなた。
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月02日
参加申し込みの期限
2014年07月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!