寝子島でこの夏、まことしやかに囁かれるひとつの噂話があった。
「なんかね、深夜に寝子高南校舎の階段の踊り場に一人で行くと……不思議な鏡が突然現れるんだって」
「知ってる知ってる! あれでしょ、何故か校舎の入り口が開いてて何故か踊り場の場所がわかって……現れたその鏡に姿を映すともう一人の自分が出てくるって奴でしょ?」
「あ、それ私も聞いたよ! もう一人の自分が出てきて、自分のトラウマとか抉ってくるんだっけ」
「え?私が聞いたのはこんな風になりたかった自分が出てきて説教してくるって」
「私は性別が逆になってる自分が出てきたって……何かパターン多くね?」
「ま、噂話……都市伝説みたいなモンだからねぇ」
あはははは、と元気に笑う女の子達の声が街角に消えていく。
どうやら寝子島高校の南校舎の階段の踊り場に一人で行くと不思議な鏡が現れ、それに姿を映すともう一人の自分が現れる……というところまでは、この噂話は共通のようだ。
ただその後が違うようで、どんな『もう一人の自分』が鏡から現れるのかはわからないらしい。そしてもちろん、行ったものの入れなくて帰った者もいるそうだ。
運試しのような、肝試しのような……もう一人の自分に会ってみたいと思ったあなたは、今夜こっそり一人だけで忍び込む事にした。
こんにちは、加持蜜子です。
二本目は交流一切なしのガイドをお届けに参りました。
PCさんの内面を掘り下げるもよし、シリアスに行くもよし、コメディに走るもよし、はたまた戦闘するもよし、のガイドとなっております。
【補足】
・参加となったキャラクターの皆様は何故か校舎の入り口が開いていて、何故か踊り場に迷わず辿り着きますのでもう一人の自分と対面した所からスタートとなります。
・もう一人の自分は『今のキャラクターの年齢』で現れます(子どもの自分や大人になった自分は出てきません)
・性別が逆転した自分も『今のキャラクターの年齢』で現れます。
・もう一人の自分は、必ずキャラクターの心のどこかにいる自分です。受け入れて話をするのもいいし、倒して乗り越えるのもいいでしょう。
・もう一人の自分は最終的には消えます、消え方は人それぞれです。
・寝子高生でなくても大丈夫です、年齢制限などもございません。
【お願い】
・鏡から現れたもう一人の自分がどんな自分かを、アクションに記載して下さい。
記載がない場合は、プレイヤーさんが思い描いたもう一人の自分と異なる場合がございます。
例
【鏡】自分より女の子らしくて素直な自分
(口調は自分より女の子らしい)
・公序良俗に反するアクション(殺人・それに準ずるもの、未成年の飲酒喫煙等)はマスタリングされる可能性が高いです、ご注意下さい。
以上の点、ご了承下さい。
あなたはもう一人の自分をどうやって乗り越えるのでしょう?
ご参加、お待ちしています。