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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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曖浜 瑠樹
はおおらかな小学3年生だ。
興味があったネコミケへ両親に頼んで連れてきてもらっていた。
だが、世界が切り離され、彼は1人ぼっち。
同年代の子供なら、寂しさで泣いてしまうかもしれない。
しかし、曖浜少年はちっとも寂しくなかった。
なぜなら……?
「わぁ、ぐるみんじゃーだぁ! 本物だぁ、動いてるねぇ~」
光線を浴びてしまった曖浜少年は、『縫いぐるみ戦隊ぐるみんじゃー』という国営放送の子供向け番組に登場する司令官、ぐるみんお兄さんになっていた。
その容姿は、水中眼鏡のようなサングラスに軍の司令官のような恰好が特徴の、謎の……ちょっと風変わりなお兄さんだ。
ぐるみんお兄さんの号令があれば、仲間のぐるみんじゃーが何処からともなく現れて助けてくれるぞ!
「オレはさみしくないよぉ~。みんなで悪者を退治しよう~!」
ぐるみんじゃーは謎の司令官・ぐるみんお兄さんにスカウトされた5人の若者が、子供たちと一緒に『縫いぐる装着』して着ぐるみ姿に変身。
悪の組織・ブラックリアルと闘う……といった内容で、毎回訓示的な内容が入る真面目な教育番組の側面も持つ。
もふもふの縫いぐるみたちに囲まれ、和みまくる曖浜少年。
「和むねぇ……」
着ぐるみ・縫いぐるみ等を見て、心から和むことにより、彼のろっこん『ゆるゆる和みと恩恵の輪』が発動する。
最強理論を振りかざして殴り掛かってくるキャラたちが、曖浜少年の周辺にやってくると幸せそうな顔をして脱力してしまうのだ。
これによって、彼は安全に青龍まで歩いてたどり着く事ができてしまう。
「あのお姉さん、何か知ってるのかなぁ?」
遠くに見える青龍なら、どうやったら家に帰れるか知っているかも。
曖浜少年はのんびりと着ぐるみとともに青龍のそばまで向かっていく。
十文字 若菜
は混乱していた。
彼女もまた、巻き込まれた1人。
1日目は変装メイドとしてバイト先の出張カフェで働いていた為、ちゃんと会場見て回れず本日も参加した結果がこれである。
「え? また神魂の事件、なの?」
ぽかーんと開いた口が塞がらない。
「ネコミケって、その実情をよく分かっていないんだけど、コスプレや漫画がたくさん見れる楽しい場所だと思っていたら……、なんでみんなして戦ってるの?」
十文字、ある意味カルチャーショック。
「でもフツウが危ないっていうのなら、解決しないと……!」
彼女は急いでポケットから手鏡を取り出して地面に叩き付けようとする。
だが、ワンテンポ早く、十文字の体に光線が照射される!
「きゃっ! な、なに? 今の……」
少しよろめいたが、痛みは感じない。
「怪我はしてないみたい、ってあれ? 私、いつの間に着替えたの!?」
十文字はアニメ化もされた事がある『リリアン・メイデン』という作品の一番人気キャラ・ツンデレの『御影石』のゴスロリメイドになっていた。
ただし、十文字はその作品を知らないため、キャラに自我が引きずられることはなかった。
「すごいフリフリ! 姫袖! ヘッドドレスおっきい! ええっと、周りの他の人も大差ないから、浮いていないよね、うん」
十文字は胸をなで下ろした。
「それにしても、みんなコスプレ似合ってるー! 可愛いー! あ、同人誌からキャラが出てきた! 3次元になっても『泣き虫ペダル』の先輩はかっこいいなぁ!」
十文字はひたすらミーハー気分で、目にハートマークを浮かべてキャラ達を鑑賞していた。
そこへ見知った顔の男子2人がやってくる。
「若菜先輩もネコミケ来てたんか……って今はそれどころちゃうな」
浅沼 柳司
は神妙な顔付きをしていた。
「若菜先輩もあの光線を浴びてしまったのですか……」
弓弦原 譲
も渋い顔だ。
「俺たちも、和服の女性から光線攻撃を受けました。そしたら、着替えるはずだった調査漁団の衣装に身を纏っていたのです」
「でも譲はまだマシや。主役級のリヴィア兵長そっくりだからか、身体能力、めっちゃ向上してるやん。ここまでぎょーさん敵さんおったのに、立体駆動で翻弄してまうんやで? 先輩、どう思います?」
いかにも不満そうな浅沼が十文字に慰めてもらおうと頭を垂れる。
十文字はにこやかに微笑んだ。
「強いとかそういうのは分からないけど、2人とも、すごく似合ってるよ! 流石、私の見立ては間違ってなかったね!」
「で、ですよねー! 俺なんかどう考えてもモブキャラレベルの実力しか発揮でけへんかったけど、似合ってれば問題ないもんなー」
浅沼は自分を鼓舞するかのように言い聞かせていた。
「浅沼、これからどうする? 先輩を危険な場所へ連れて行くのも気が引けるのだが……」
弓弦原はメガネのブリッジを上げ、東の奥地で光線を乱射している青龍を遠巻きで眺める。
それに浅沼が答えた。
「行くっきゃないんとちゃうん? このまま惚けててもしゃーないやんか。先輩を守りつつ、あのねーちゃんをシバくしか方法あらへんやろ」
「それもそうだな……」
弓弦原、浅沼の言葉にようやく腹が決まったようだ。
「私も一緒に向かわせて! ろっこんで2人を守れるから! お願い!」
十文字は後輩2人が怪我するところを見たくなかった。
「折角の“守る力”、こういう時にこそ活用しなきゃだよね……?」
弓弦原は浅沼に視線を送る。
(どうする? 先輩の気持ちは嬉しいが、俺は先輩には安全な場所で待機しててもらいたい)
浅沼はすぐに目配せした。
(先輩、ああ見えて気が強くて強情なんだよなぁ。ええんとちゃうん? 俺たち2人で先輩を守ってやろうや)
言葉を交わさず、目線だけで2人は意思疎通をしてしまうほどのコンビ愛を築いていた。
「分かりました。一緒に向かいましょう」
「やったぁ! 2人とも頑張ろうね!」
明るくはしゃぐ十文字の笑顔に、2人はついつい頬を染める。
そして互いにそのことに気が付くと、「やっぱりお前もか」と認めざるをないのであった。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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