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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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【騒動勃発】
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切り離された世界のネコミケ会場は、まさにカラスのらっかみ――クローネの望んだ混乱そのものだった。
同人誌から飛び出したキャラたちが暴れだし、次第に4つの勢力に分かれていった。
――南の朱雀。
――東の青龍。
――西の白虎。
――北の玄武。
4つの勢力は、自分のリーダーが二次元最強だということを証明するため、まるで戦国時代めいた場外乱闘を繰り広げる。
追い打ちをかけるように、四聖獣モドキのキャラ達は切り離された世界に飛ばされた人々に光線を浴びせた。
すると、光線を浴びた人々の衣服が二次元キャラのそれとなり、言動もそのキャラに引きずられていく。
更に実際に魔法や特殊技術、異能力まで使えるようになり、いよいよ混沌としてきた。
それを試そうと他の勢力にぶっぱなす輩が後を絶たないので、もはや収拾がつかない。
「いいわねぇ~、これは思った以上の混乱ねぇ。たぁっぷり見物させてもらうわァ~」
カラスのクローネは、切り離された寝子電スタジアムの屋根に止まり、上から悠々と下の叫喚ぶりを楽しんでいた。
世界が切り離される直前まで時間を戻そう。
浅沼 柳司
と
弓弦原 譲
は、2日間のネコミケスタッフのボランティアに参加していた。
2日目の今日は、会場内の担当。『最後尾はこちらです』『待ち時間は○分です』と書かれたプラカードを掲げながら、列の最後尾に陣取る2人。
「今日は会場内担当やなー、ってかあっつぅー……!」
浅沼は周囲の熱気に当てられ、滴る汗をタオルで拭う。
「今日も何事もなく終わるとええなぁ、譲ー」
ニカッと爽やかに笑う浅沼に対し、弓弦原はやや険しい表情でクールにプラカードを支えていた。
「そうだな。この太陽光とはまた別の蒸し暑さは凄まじいが、活気があるのは見ていて飽きないものだ」
弓弦原はこっそり持ち込んだミステリー小説に目を落としながら、浅沼へ言葉を返した。
それにすかさず浅沼がツッコミを入れる。
「見ていて、ってさっきから小説の活字しか見てへんやないか、譲……」
「失礼な。周辺視野というものを知らないのか、浅沼?」
言っているそばから新たな購入希望者がやってきた。
「確かにここが最後尾だ。水分補給しながら並んでくれ。具合が悪くなったら無理せず俺たちに声を掛けるんだ、命より尊いものはないからな」
弓弦原が一瞬顔を上げて対応すると、クールな口振りで1歩下がった。
その対応が『進撃の魚人』という大人気コミックの主要キャラの1人に似ているらしく、「そのメガネはコスですか!?」と尋ねられる始末。
「……ところで、昨日から疑問に思っていたのだが」
弓弦原は質問をのらりくらりとかわした後に浅沼へ問い掛けた。
「このネコミケとは、そもそもどんなイベントなんだ?」
なんと彼はネコミケの趣旨を理解していないままボランティアをこなしてた模様。
これに浅沼は目をぱちくりさせていた。
「なんや、分かってなかったんか?」
そして浅沼は目線を逸らしながら答えた。
「た、確か、同人誌? なんや、自作の漫画の即売会らしいで?」
残念、浅沼自身も把握しきれていなかった!
「同人誌か」
弓弦原のメガネがキラリと輝いた。
「この島がそんなに文芸活動が盛んだったとは知らなかった。さては、白樺派のような同人誌が発行されているのだろうか?」
読書家の彼が思い浮かぶ同人誌といえば、高尚な文壇の派閥的同人誌のことだった。
「……白樺派? シロップでも採るんか?」
浅沼の的外れな回答に、弓弦原は溜息1つ吐いた。
「しかしその格好、暑そうだな」
弓弦原は浅沼の格好を見て、思わず目を細めた。
その格好は『進撃の魚人』に出てくる調査漁団の戦闘服のコスプレだ。
蒼海色のジャケットに白地の開襟シャツ、魚河岸の漁師が着込むようなゴム製のツナギが“海の漢感”を強調するデザインだ。
「正直あっついわー、昨日もやったけどめっちゃ暑いわー。けどなー? あの先輩のリクエストだからなー」
「あの先輩、か」
2人は同時に『あの先輩』を思い浮かべていた。
「ネコミケってコスプレイヤーがいっぱいだから、絶対コスプレしなきゃ!」
2人は顔を見合わせ、同じことを考えていた事を互いに察した。
実はこの2人、
十文字 若菜
に対して淡い想いを抱いている。
そして、そのことを何となく互いに気付いているのだ。
「なぁ、譲。先輩がお前の分を用意してくれてるんやけど、着るか?」
「本気か? ……まぁ、仕方がないな、先輩の頼みとあれば。次の交代の時間で着替えてくるとしよう」
「そうやった! 着替えたらスマホで写真撮って、先輩に送る約束してたんや。証拠が欲しいって」
弓弦原は「これは着込んだら脱げないな」と覚悟を決める他なかった。
だが、2人が駄弁っていると、遠くで閃光がいくつも瞬いた。
そこへ響くテオの声。
「って、また神魂絡みでなんか起きたんか……。一応、警備担当やし、止めに行くかー……」
あっついのに勘弁してくれ、と不満タラタラと騒ぎが起きている場所へ向かう浅沼。
「ほら、譲も行くで? ……世界が切り離されたせいか、一般人がかなりいなくなっとるなぁ」
「まぁ、唯一の救いだな。とっとと終わらせるとしよう」
弓弦原も浅沼に付き添い、東のブースへ向かい出す。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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