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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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【その後……】
追分 義一
は何事もなかったかのように元の世界に帰ると、いつもの無表情のまま企業ブースへ出掛けていった。
「ネッコロガリーナ限定品……まだ在庫あるかな……?」
浅沼 柳司
は
弓弦原 譲
と一緒に進撃の魚人のコスチューム合わせで警備に当たっていた。
その少し離れた場所で、
十文字 若菜
が写真を撮っている。
「なぁ、譲。テオが暴走した際に若菜先輩へ言ったことは本気か?」
浅沼は十文字に悟られないように弓弦原へ確認した。
すると彼は当然だと述べた。
「ああ、本気だった。『先輩、貴女のことは俺が必ず守る』。今もこの言葉に嘘偽りがないと誓える」
「はぁ~、かっけぇわ~……」
浅沼は一歩リードされた気分だった。
あの時、彼は殿を務めるのがやっとだった。
「譲、お前、凄い奴やなぁ……」
「何を言う。俺からしたら浅沼の方が凄いと思うがな?」
「へ?」
「あの状況で殿を務めるなんて自殺行為にほかならん。それをお前は真っ先に申し出た。更に無傷で俺たちと合流するとは……」
「あ、いや、あんときは無我夢中やったし、ハッキリ覚えておらんけど……」
ただ、若菜先輩を守りたかったんや、とは、浅沼は言えなかった。
「お前は凄い。そして強い。正直、羨ましいな」
「なんや、変な謙遜しなくてええって……気色悪っ」
「気色悪いとは聞き捨てならないな?」
「だって気色悪いやん!」
いがみ合う2人の間に、現場リーダーが割って入って説教を食らうのは、まもなくのことである。
十文字は自分の胸に手を当てる。
(私は今……2人のどちらにドキドキしてるのかな……? わからないよ……)
今はただ、胸の奥がひたすら苦しい。
「お姉ちゃん…よかった、正気に戻ってくれて。……事情を知らなかったとはいえ、今まで辛く当たってごめんなさい」
あやめは牡丹にペコペコ頭を下げていた。
対する牡丹は、傍で付きそう音海に怯えていた。
「なんででしょうか……、なぎさ君に威圧感を感じます……」
「えっと、ごめんね?」
そんなやり取りを、仲睦まじく見守る竜司とつくし。
「さ、つくしちゃん。仕切り直しだ! 好きなところへ連れて行ってあげよう!」
「本当……!? じゃあ……」
周囲の嫉妬の目線が、2人の幸せのバロメーターといえよう。
霧生義兄弟は、元の世界に戻ってもコスプレのままだった。
「帰ろうか、深雪」
「……疲れた、帰るぞ、渚砂。スイーツ忘れるなよ!」
「わかってるぞ、よっと!」
渚砂は何を思ったのか、深雪をお姫様だっこで会場を出ようとしたのだ。
深雪の羞恥心は最高潮に達する。
だが、何故か満更でもない。
(あ、やばい、パンツ履いてねぇ……! 吹っ飛ばされたまんまだ!)
更に深雪の顔が赤くなる。
「顔が熱いぞ、深雪? まさか、露出の多い服着て風邪引いたか!? 大変だ、早く帰らないとだな!」
狼狽する渚砂の暑苦しい想いに、微笑ましいと思えてくる自分自身の想いに驚く深雪であった。
「ああ、うん…きっとこれは暑かったから幻を見たんだ、やっぱり日中に外に出るべきじゃなかったんだ」
桜 月
も暴れまくったことを思い返して恥じていた。
稲場 舞
も魔法少女姿で奮戦してたことを思い返し、「やっちゃったー!」とオロオロ。
桜とともに、2人は同じ台詞を言った。
「「クラスのみんなには、内緒だよ!」」
夢宮 瑠奈
は涙を流す。
(夢、だよね。現実世界は元通り。騒動はなかったことに? だから夢……)
どこか彼女は釈然としない様子で、しばらく休憩ブースで呆然としていた。
数日後。
『――というわけで、2日目はいろいろハプニングがありましたが、無事に終了したのです。いやぁ、今年も濃かったですねー』
舞華がネコネコ動画の生放送でネコミケ2日目の出来事を『ジョーク』のIF話として披露していた。
それを一緒に視聴するのは、主である旅鴉と桜庭、そしてテオ。
「君が起こした騒動の顛末の感想は如何かね? まぁ、こうやって冗談にしておけば、巻き込まれた一般人も夢だと思い込むだろうて」
旅鴉の質問に、テオは気まずそうに顔をしかめた。
「……済まなかった、と思ってる。情けねぇ……」
テオ、今回ばかりは罪悪感を持っているようだ。
ちなみに、あの騒動直後、元の世界へ戻るまでの間、鉄と深縹が振舞った料理をテオと一緒に楽しんだのは言うまでもない。
テオも珍しく他人を褒めるという行為をみせて驚かれていた。
「ボクの方こそごめんね! まさか心肺停止するとは思ってなかった!」
「食道へダイレクトにカレー流すとかありえねぇ……、マジで花畑が見えたからな」
暑さでぐったりしているテオに、旅鴉が木彫りの像を見せびらかす。
「我ながら傑作だと思うよ。神が愚図る姿なんて滅多にお目にかかれないからね」
それは麒麟化したテオが暑さでダウンしているだらしない姿を木彫りのプラモにしたものだった。
ちゃんと額に入れて紋まで入っている。
「おいやめろ、マジでやめてくれ……!」
テオの表情が曇る。あからさまに動揺しているようだ。
「スケッチもあるよ? お好きな方を進呈しよう」
「どっちもいらねえよ……!!」
かくして、波乱のネコミケ2日目が終了した。
様々な思い出を残し、季節は夏の終りへ移ろいで行く……。
<了>
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あとがき
担当マスター:
焼きスルメ
ファンレターはマスターページから!
……ということで、いかがだったでしょうか?
2日目のネコミケは、かくもカオスな結果となりました。
ごきげんよう、焼きスルメです。
先行して公開した、風雅マスターの1日目リアクションとの落差を味わっていただけたら幸いです。
変態成分よりも混沌成分が多量配合されております。
皆様からアクション内に仕込まれたネタに、乾物がアドリブで更にネタを突っ込んでみました。
乾物のネタの仕込みは108個あるぞ!(にやり)
……実際そこまでないでしょうけど、持てる小ネタの殆どをぶち込みました。
みなさんのアクションの元ネタも、検索して理解を深めた次第でございます。
ボス候補者がまさか複数出るとは思いませんでした。
みなさんの自由な発想に、乾物は脱帽です。
ちょっと惜しいなぁと感じたことは、600文字フルにアクションを活用できていなかった方がチラホラいらっしゃったこと。
何を書くか迷った場合は、心情や行動プランを箇条書きでもいいので突っ込むといいでしょう。
それでは、今回もコメントページ及びダイアリーでの感想などをお待ちしております。
皆様のご意見が乾物の執筆意欲向上に役立っております。
なにか一言添えていただければ、次回以降の参考にさせていただく所存です。
それこそ、乾物の飲水思源(いんすいしげん)だと考えております。
寝子島の8月イベントはまだまだ続きます。
現実世界は秋めいてきましたが、らっかみ!で晩夏を楽しんでいきましょう!
またご縁があればよろしくお願いします。
這いよる乾物こと焼きスルメでした。
ごきげんよう。
※皆様に、共通称号【腐敗神話の勇者たち】を進呈いたします!※
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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