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手作り品マーケット、本日開催
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【何を買おうかな】
「遠野さん、先に見てきていいよ」
恵御納 夏朝
にすすめられて、
遠野 まほろ
は店番を夏朝に任せ、他の店を見て回ることにした。
「ありがとう。一時間くらいで戻ってくるね……」
「うん。いってらっしゃい」
せっかくフリーマーケットに参加したのだから、売るばかりではなく、自分でも何か買い物がしたい。
「かわいいものがみつかるといいなぁ……」
そんなことをつぶやきながら、まほろは
紅林 柳霞
の店の前で足をとめた。
「あ……、なんだか、いろいろありそう……」
「いらっしゃいませー。よろしかったらどうぞー」
店番をしていた柳霞の明るい声に背中を押されて、まほろはアクセサリーを手にとった。
「わぁ、かわいい……」
ビーズのヘアピンもかわいいが、レジンのバッグチャームもボリュームがあって素敵だった。
「どうしようかなぁ……、あっ、そうだ。夏朝ちゃんへのプレゼントにしようかな?」
まほろは、自分用にやわらかいコットンのポーチと、ヘアピンを選び、夏朝へのプレゼントとして、バッグチャームを購入することにした。
「……これ、ください」
「はーい、ありがとうございまーす。まとめ買いしてくれたから、少しお値段サービスしておくわね」
「ありがとう……」
商品を受け取ると、まほろの胸はどきどきとした。
普段自分では作らないような手作り品が、あっちでもこっちでも売られている。
「……なんだかとってもたのしいな」
夏朝がプレゼントを気に入ってくれるといいなと考えながら、まほろは気の向く方へと歩いていった。
「よければ一緒にお店を見て回りませんか……?」
会場に向かう途中で出会った小鳥に、
御巫 時子
は声をかけた。
着物姿で日傘をさして歩く時子の頭上を飛ぶ小鳥が、時折会話をするために肩へととまった。
「あなたにそっくりな鳥さんグッズが見つかったなら、嬉しいのですけど……」
時子が扇子で扇いでやると、小鳥はおもしろがって、再び上空をくるくると回り出した。
「はいよ、いらっしゃい!」
種類の豊富な品物に目をひかれて時子が足を止めると、
宇佐見 満月
が笑顔をみせた。
「アクセサリーに、ミニバッグに……、お洋服まで。こんなに難しそうなものを手作りだなんて……、すごいですね」
「そうかい? まあ、暇をみつけて、ちょいちょいとね」
満月はひょいと肩をすくめる。
「気取ったものはないけど、そのぶんすぐに使えるものばかりだよ。お嬢ちゃんには……、そうだねぇ、これなんてどうだい」
満月がすすめてきたのは、ビーズの飾りがついた櫛だった。
「浴衣や着物にあうからね、お嬢ちゃんにもぴったりさ」
「とても素敵ですね……。いただきます」
ちょうど和風の小物がほしいと思っていたところだ。時子は迷わず櫛を受け取った。
「そうさね、同じ色合いのビーズを使っているヘアピンもどうだい? ほら、ぐっと大人っぽくなるよ」
「涼しげでいいですね……、では、こちらも」
「毎度あり~♪」
満月は商品を袋に入れて、同時に
『うさぎ屋』
のビラも一緒に挟んだ。
「いつでも食べにおいで~」
「……ありがとうございます。櫛もヘアピンも、大切に使います……」
次に時子が足を止めたのは、素朴ながらも品質の良さをうかがわせる、
立井 駒鳥
の店の前だった。
ゴザの上に並ぶ和傘にまず目をひかれたのだが、下に並ぶ手作りの品々にもすぐに心を奪われた。
「伝統工芸ですね……、すばらしいです」
「気に入ってもらえたようじゃな、うれしいのう!」
「これは、竹ですか……?」
「そうじゃ、こっちは藤で、こっちの小さなちぐらは藁ちぐらじゃよ」
「……こっちの小さなほうの藁ちぐらは、鳥さんが休憩するのにちょうどよさそうですね……」
「そうじゃのう、使い道は人それぞれじゃからな。用途は何でも、役に立つとええんじゃが」
駒鳥は陽気に笑いながら、どれも丈夫で使い込むほど味が出ると保証した。
「こちらの手提げ……、この模様は山葡萄……ですか?」
「内側も手が込んでいるんじゃ、使い勝手も良いはずじゃよ」
「そちらのシンプルな籠バッグも素敵ですね。それに、コースターも……」
「クハハ! そんなに褒められると、なんだかむずがゆいのう!」
どれもこれも欲しくなってしまって、時子は困った。
「鳥さん用に藁ちぐらと……、こちらの素敵な手提げと、シンプルなかごバッグを……、それから、コースターもお願いします……」
「おお、ありがとうな! そうじゃ、この手提げは高額じゃからの、寝子島高校の生徒は三千円におまけじゃ」
「いいえ、お気持ちだけで……。値引きにはおよびません……」
駒鳥の申し出を、時子はゆったりと首を振って断った。
「どれほど手が込んでいるものか、見ているだけで伝わってきますもの……。私にとって、こちらの品は価格以上の価値があります……」
一瞬目を丸くした駒鳥だったが、すぐにからりとした笑い声をあげた。
「そうかそうか、ベタ褒めじゃのう! 感謝感謝じゃ」
「こちらこそ、ありがとうございます……。大事に使わせていただきますね……」
商品を受け取った時子は、荷物の量と照りつける暑さに少しばかり疲労を覚えて、ベンチに向かった。
まだまだ素敵な手作り品があちらにもこちらにもある。
「少しだけ、休憩しましょう……」
頭上で小鳥が涼しげな声でさえずった。
「……あ、みてみてー、洋服売ってるよ、かわいくない?」
会場を訪れた
河原 舞
が、
桃原 空音
の袖を引いた。
きょろきょろと目移りしていた空音が、足を止めて振り向く。
「ほよよー、どれどれー? うん、かわいいお洋服だね!」
「見ていこー」
「おや、いらっしゃい」
舞と空音が洋服を手に取ると、満月が、ゆっくり見ていってくれと声をかけた。
「ほえー、涼しげでいいんじゃなーい?」
「だよね! この黄色いワンピース、空音ちゃんに似合うと思うんだけど……」
「えっ……、って、まさかあたしが着るの!?」
目を白黒させる空音に、当然だとばかりに舞はハイウエストのティアードスカートを押しつけた。
肩紐がついていて、ロングスカートにもミニ丈のサンドレスにもなる品だ。
「あうう……、スカートもひらひらで……、あ、あんまり似合わないような……っ」
いかにも女の子然とした装いに、空音は気後れした。
「何言ってるのー。すごく似合ってるよ、色もぴったり……!」
「む、むぅぅ……!? な、なら、マイマイも! これ、着よっ!」
空音はぱっと手を伸ばすと、同じデザインの水色の洋服をつかんだ。
「マイマイのが水色! おそろい!!! 決まりねっ」
「……あたしも? うーん……、ちょっと恥ずかしい気もするけど……、でも、おそろいなんて素敵だね」
「でしょでしょっ」
話がまとまりそうなところで、満月がアドバイスを加えた。
「サンドレスにするときは、中にTシャツとかカットソーを着てもいいし、大人っぽくみせたかったら、これ一枚だけを着て、レース編みの上着を合わせると、美人さんに見えるさぁね」
「なるほどー。じゃあこれ、一着ずつください……」
「毎度ありー♪」
商品を袋に入れる際、またしてもちゃっかりと店のビラを入れて、満月は二人に手渡した。
「おそろいのワンピース、嬉しいねー……!」
「はうぅ、これを着るのかと思うと、ちょっぴり胸がどきどきするよぅ」
「どうせなら、服にあうようなアクセサリーも見ようよー! ほら、あそこ!」
舞は、柳霞の店を指さし、空音をうながした。
「わわわっ、アクセサリー……! かわいいものあるといいねーっ」
二人は足取りも軽く、見るからにかわいらしい小物の並ぶ店へと向かっていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月10日
参加申し込みの期限
2014年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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