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手作り品マーケット、本日開催
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【気持ちと思い出】
紅林 柳霞
のところに
紅林 千尋
が戻ってきたとき、彼は少しばかりはずんだ口調で、購入してきたものを隅に広げた。
「女子の好きそうなものを選んできたんだ」
どうやらあちこち見てきたようで、満月の店で見つけたアクセサリーや、まほろの店で買ったカッパのぬいぐるみ、月詠の店の絵画、どこで探し当てたのかもわからない、へんてこなカエルのポーチが並べられている。
店とは関係のなさそうな、真央の店で手渡された水褌と、個人的な趣味の同人グッズは、しまわれたままだ。
「柳霞姉、どう思う?」
店に置けそうなものはあったかと尋ねる千尋に、柳霞は困り顔で首を傾げた。
「ええと……、手作り品を、作った人の許可なく勝手に店に置くわけにはいけないけど、参考にはなるかなぁ。ありがとね」
「そ、そんな……っ」
目を見開く千尋に、柳霞は微笑みかける。
「この絵画はかわいくて素敵だよね。お店に飾ろうか」
「う、うん……」
千尋ががくっとうなだれたとき、店に
荒井 景貴
がやって来た。
「こんにちは」
「景貴さん!」
ぱっと顔を輝かせた柳霞に、景貴はデザートの箱を手渡した。
「フルーツゼリーを持って来ました。よろしければ、休憩のときにどうぞ」
「わあ、ありがとう~!」
気を利かせた千尋は、そっとデザートの箱を受け取ると二人から距離をとり、さっそくゼリーを食べ始めた。
「いただきます。……うん。つるんとしてるな……」
もぐもぐと口を動かす千尋をよそに、景貴と柳霞はにこにこと笑顔を浮かべている。
「これが前に話してくださった、レジンのアクセサリーですね」
「そうなの。景貴さん、お仕事中なのに様子を見にきてくれたの? ……ありがとう」
「せっかくですから。店も落ち着いていましたし」
柳霞の手作りアクセサリーを見ていた景貴が、レジンのアクセサリーをひとつ手に取った。
「とても綺麗ですね。店番を頼んだ母へのお土産にします。これをください」
「はーい! ……気に入ってもらえるといいなぁ」
アクセサリーを包んで、柳霞は、ゼリーをつついていた千尋に頼み事をした。
「私、景貴さんとちょっとこのへんを見てくるよ。千尋くん、店番をお願いね」
「う……、う、うん。わかった、任せて」
さっと緊張した面持ちとなった千尋が、ぎこちなくうなずいた。
「よろしくねー」
「すみません、千尋さん」
「い、いえー! いって……らっしゃい、ませ……っ」
景貴に声をかけられて、千尋は緊張のあまり、いっそう身体をこわばらせた。
「景貴さん、私、ここのお店が見たいなぁ」
柳霞と景貴が
桐生 計都
の店を訪れると、計都はひかえめながらも優しげな笑顔を浮かべた。
「いらっしゃいませ、こんにちは」
きれいに並べられたペンダントに、柳霞はそっと手を伸ばす。
「このシルバーのアクセサリー、とっても素敵ね」
「ありがとうございます……。あの、これは、男性でも女性でも使いやすいようにと思って、羽のモチーフを選んだんです」
日頃から内向的な計都だったが、そんな自分に納得しているわけではない。
少しでも変わっていこうと、前向きな気持ちでこの場にのぞみ、積極的に声をかけるようにしていた。
「気に入っちゃったわ。くださいな~」
「そう言っていただけると、嬉しいです。ありがとうございます」
「こっちのストラップ、とてもリアルですね」
隣に並んでいたフェイクスイーツのストラップを見て、景貴も感心したようにつぶやいた。
「クリームをしぼったり、デコレーションを考えたり、楽しいんですよ」
「まるで本物のケーキのようですね」
景貴が微笑みかけると、計都もはにかみながら目を細めた。
「景貴さん、次はあそこのアクセサリーが見たいな~」
柳霞が景貴の腕を引いて、
宇佐見 満月
の店へと向かう。
そこでどうしても気になってしまったティアラのリングを、柳霞は購入した。
「かわいいペンダントや指輪が多くて、困っちゃうな~」
「柳霞さん、とても楽しそうですね」
「はい! 今日はとっても楽しいの! あっ、向こうで売ってる籠も見たいなぁ」
「そうですね、では行きましょうか」
そうして立ち寄った
立井 駒鳥
の店で、柳霞は、店の陳列に使えそうな籠をいくつかまとめて購入した。
シンプルな編み籠は、きっと大活躍してくれるだろう。
「いい買い物しちゃった」
「よかったですね」
穏やかに微笑む景貴に、柳霞はためらいがちに尋ねる。
「ねえ、景貴さん……、何か気になるものはあった?」
「気になるもの、ですか?」
「そうよ、……ええっと、あのね……、ほら、私ばっかり買ってるから……」
本当をいうと、柳霞は今日の記念に、何かおそろいのものが欲しかった。
けれど、景貴も大人なのだし、そういうのは子どもっぽいと感じて嫌がるかもしれない。
そわそわとする柳霞に首をかしげて、景貴は隣の店に目をとめた。
「おや、小さなテディベアがありますよ。柳霞さん、こういうのはどうでしょう?」
「え? あっ、かわいい! いろんな柄のものがあるのね!」
声をはずませる柳霞に、景貴が提案する。
「こっちの大きいほうは、触り心地がいいですね。そうだ、どれかプレゼントしますよ」
「えっ。じゃ、じゃあ……、お互いに、テディベアを選ぶのはどうかなぁ? 私は景貴さんのぶんを選ぶから、景貴さんが私のを選んでくれない……?」
「いいですよ」
気安くうなずいた景貴に、柳霞は心の中でやった! と、叫んだ。
「景貴さんのは、どれにしようかなぁ~」
くまさんは、柄だけではなく、小物にも個性があふれている。
リボンや蝶ネクタイをつけているもの、本を手に持っているものなど、いろいろあって面白い。
そわそわしながら選ぶ柳霞に、景貴は優しい色合いのくまさんをひとつ取ってみせた。
「ほら、黒いつぶらな瞳が、柳霞さんに似ていますね。これにしましょう」
「……それじゃあ、こっちの茶色いくまさんは、景貴さんかなぁ。ほら、笑顔が優しそう」
二人が選んだテディベアを並べてみると、とても仲が良さそうに見える。
ほんのりと頬を赤らめる柳霞に、景貴も少し照れた様子で微笑みかけ、ふたつのテディベアを購入して、ひとつを彼女に手渡した。
「どうぞ」
「あ……、ありがとう!」
きゅっと手の平に握りしめて、柳霞は満面の笑みを浮かべた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月10日
参加申し込みの期限
2014年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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