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手作り品マーケット、本日開催
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【こだわりのお店がいろいろ】
商品の準備を終えた
宇佐見 満月
は、水をはったタライに足をつけて、ふーっと息をついた。
「今日も暑くなりそうだねぇ」
まだ午前中だというのに、少し身体を動かしただけで汗が流れてくる。
売り場には、満月が日頃、暇をみつけては作っていた小物や衣類が並んでいた。
動物のマスコットがついたヘアゴムや、ビーズを利用した櫛やヘアアクセサリー。
ウサギやネコなどの動物のアップリケがついたフェルトのミニバックもあれば、これからの季節にぴったりな、ティアードスカートやノースリーブのチュニックもあった。
「どんな人にもらわれていくのかねぇ……」
会場を見回して、満月は開場の時刻を待った。
「……値段はこれで大丈夫でしょうか」
同じ頃、
桐生 計都
も自分のスペースで、並べた商品に値段をつけていた。
羽モチーフのシルバーのペンダントは700円。
日頃作っているシルバーアクセサリーの中でも、性別を問わずに使えるものをと考えて作ったものだ。
ガラスの器に入ったジェルキャンドルは400円。
透明感のある仕上がりになっていて、中には貝殻やガラス製のかわいらしい魚が涼しげに泳いでいる。
おいしそうな色合いの、フェイクスイーツのストラップは200円だ。
つんと尖ったクリームがおいしそうなフェイクスイーツは、小学生の妹にせがまれて作るうち、ついはまってしまってたくさん出来たなかから持って来た。
ピンクやブルーのマカロンはころんと丸いフォルムで、ビスケットにはトッピングも乗っている。
どの品も、学生でも手に取りやすいよう、価格は低めに設定していた。
誰か、気に入ってくれる人は現れるだろうか。
接客は不慣れで、あまり自信もないけれど、いつまでも内気なままでいてはいけないと思い、この日の計都は意気込んでいた。
計都の店を訪れてくれた人に、積極的に声をかけていくつもりだ。
「どうか気に入ってもらえますように……」
そう願いながら、時計の針が動くのを待つ。
日差しがじりじりと肌を焼くのに気づいて、パラソルの影に引っ込んだ。
帽子をかぶり、日焼け止めも塗っているとはいえ、油断しているとバテてしまいそうな暑さだ。
水分補給には気をつけたほうが良さそうだった。
【開場の時間になりました】
時計の針が午前10時を指し、フリーマーケットの会場にお客さんがやってきた。
途端にそわそわしだした
紅林 千尋
に、
紅林 柳霞
が声をかける。
「準備は済んでいるし、他のお店を見てきてもいいよ」
「えっ、本当に?」
柳霞が出店すると聞いて、千尋は、わざわざ頼み込んでこの場についてきていた。
きれいに色分けされた敷き布の上には、アンティークセレクトショップ
『ステラ・マリス』
の店長をつとめる柳霞が作った、アクセサリーや小物が並んでいる。
華やかなレジンのアクセサリーの他にも、コットンや帆布、ラミネート生地を使った布製品があり、アイテムごとにカラフルな布の上に陳列されていた。
レジンやビーズのアクセサリーは種類も豊富で、ネックレスやブレスレット、ブローチやヘアピン、ヘアゴム、バレッタの他に、バッグチャームやストラップも用意してあり、価格帯は50円から300円といったお手頃価格だ。
布製品はポーチや巾着、エコバッグといった袋物の他に、ランチョンマットなどもあり、500円以下に抑えられている。
全体的に、女性の好みそうな品が多かった。
「今はまだお客さんもまばらだし、いいよ。あとでちゃんと店番手伝ってね」
「もちろん! じゃあ、さっそく……!」
柳霞が来場客に声をかける横で、千尋はうきうきとした足取りで通路に出た。
「どんなものがあるんだろうな」
ぐっとくるような同人グッズがないだろうかと、のんびり出店を見て回る。
「うーん……、かわいいものとか、実用的なものが多いか。あっ!」
ふと目線を向けた先に、自作のフィギュアらしきものが並んでいる。
千尋が胸を高鳴らせて歩み寄ると、どれもなかなかの高品質だ。
「……造形へのこだわりを感じる。それに、これは……っ」
千尋の目が光った。
そっと手に取ったのは、千尋が好きな、黒髪剣士のストラップだ。
傾けたり裏返したりして熱心に眺め、買うしかないと決意する。
「これ、ください!」
どうやら幸先が良いようだ。
ストラップを購入した千尋は、もっと他にも何かあるはずだと、会場を見て回った。
「店に置けそうな、女子の好みそうなものもチェックしとくか」
自分の好きなものと、店の役に立ちそうなものと、両方求めて歩くうち、一番端のスペースで千尋は出会った。
そう、コスプレ衣装に。
「これはなかなかのクオリティだな……。手が込んでいるのに、機能性にも優れている」
ネコキュアのコスプレ衣装に目を留めた千尋だったが、よく見ると、メイド服やカジュアルな女性向けの衣装も飾られている。
「こっちの絵画も……、うーん、店に飾るとしたら、こっちか?」
華やかな衣装の隣には、イーゼルをパーティション代わりにして、いくつものキャンバスが並んでいた。
親しみを感じさせる寝子島の風景を描いたものが多いが、中には生物を描いたものもある。
「蝶に雀に……、こっちは猫か。本格的だなあ」
柳霞が気に入るかどうかはわからないが、小ぶりなものをひとつ購入しようと、千尋は周囲を見回した。
「休憩中なのか? 誰もいない……」
店番が見当たらない代わりに、カウンターにハンドベルが置いてあった。
ころころとした木彫りの猫ダルマに囲まれたハンドベルは、いかにも鳴らしてくださいといった風情だが、フリーマーケットという場にはそぐわない。
「これを鳴らしたら、どうなるんだ?」
千尋が涼しげなベルの音色を響かせると、すぐ後ろから、「いらっしゃいませ」と、声がした。
「わ、わわっ!」
飛び上がり振り向いた先に、スケッチブックを手にした
旅鴉 月詠
が立っている。
「あ、あのう……?」
「お客さんなのだろう? いらっしゃい」
「……どうも。あの、これ」
人見知りしがちな性格と驚きとがあいまって、口ごもりながらも千尋は、かわいらしい雀がじゃれあっている絵画を購入した。
その後も千尋は、気になる店を見つけるたびに足を止め、『ステラ・マリス』のコンセプトに合った商品を見つけると購入していった。
満月の店には、女性の好みそうなアクセサリーがたくさんあって目移りしたし、
遠野 まほろ
の店に並べられたぬいぐるみもかわいかった。
そしてなぜか、
後木 真央
と目が合うなり、水褌を渡されたりもして、順調に荷物を増やしていったのである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月10日
参加申し込みの期限
2014年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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