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こびとになっちゃった! ~隠れ里に遺された落神伝説~
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●第三の道:蛇3
炎龍と蛇の戦いは炎龍に分があった。
身を焼かれる苦しみに、蛇は激しくのた打ち回る。
蛇はそれでも首を持ち上げ戦闘の意志を見せるが――しかし攻撃に転じる事叶わず地に落ちる。その巨体が、力尽き横たわっている
鳴神 楓
と、彼を介護していた
志波 武道
の上に降ってきた。
「あぶない!」
エヴァ・ブランシェ
が扇を振う。<タービュランス>が発動する。鋭い力が蛇の首を撃ち、着地点を逸らす。
「人生を楽しむコツは童心を忘れないこと……と」
にっこり笑うエヴァの扇には『奔放自在』の四文字。
「ありがと! ぺしゃんこにならずにすんだよ☆」
その隙に武道は楓を抱え、安全地帯に引きずってゆく。煙草が効いているのか、蛇はそれを追わない。
このとき、まさに満を持して、このふたりが登場するッ!
息も絶え絶えの蛇の前に、すっくと立つ二つの影。
木刀に自らの血を擦りつけ<妖刀村正>を発動する
メルヒオール・ハルトマン
と、『雷光剣』と名付けた金属バットをぶんぶん振るう野球部マネージャーの
天馬 ひびき
。
「尾を切れば伝説の剣が出てくるかもしれないな」
とメルが真面目な顔で言えば、ひびきも。
「蛇の革って金運アゲアゲの超ラッキーアイテムだよね!」
「天馬君……見た目に反して武闘派だな。親近感が沸くよ」
「ここは私たちに任せて! 皆は巻物を!
――なーんて、一度言ってみたかったんだ!」
ひびきは雷光剣を、メルは木刀村正を構える。
「今宵の村正は血に飢えている……この村正の錆にしてくれよう! Angriff!」
「くらえ我が必殺の、雷光剣っっっ!」
駆ける! 跳ぶ! 彼女たちに慈悲などない!
メルは蛇の攻撃を紙一重で避け、壁への激突を誘う!
ひびきは尾の方から頭へと駆け昇り脳天を狙う!
◇
蛇との戦いは佳境を迎えていたが、このときすでに、巻物奪取に動いている者がいた。
笹森 清真
である。彼は奥の壁を視界に入れ<セツナトリップ>を発動した。壁の前に転移し蛇を躱すと、その後も転移を繰り返し、奥へ奥へと進む。
維都月 茉菜
と
エレノア・エインズワース
がそれに気づき後を追う。
「にゃにゃにゃがおー! 茉菜ちゃんを助けるのだ」
後木 真央
も猫のがおーを召喚すると、その背に飛び乗り蛇の脇をすり抜けた。
「茉菜ちゃん! エレノアちゃん! 乗るのだ!」
手を伸ばしてふたりを猫の背に引き上げると、三人の少女を乗せたがおーはひたすらに清真を追う。
安全地帯の中に大きな魔法陣を描いていた
屑利 執
が、ここぞとばかりに<降臨の儀>を発動した。
「沼田さああああんん!!」
魔法陣の中に現れたのは、うだつの上がらなそうな中年サラリーマン、その名も沼田さん!
「あれ? ……ここは?」
沼田さんは戸惑っている。とはいえ召喚された沼田さんは、今の執から見れば巨人であり、この状況に一石投じるのに十分な力を持っていそうだ。
「沼田さん実はね……」
執は根気よく説明しようとした。が、そんな暇はなかった。
沼田さんは蛇を見つけるなり、
「蛇イヤァァァアアアア!!」
と叫ぶと、蛇の尾を木の棒と間違えむんずとつかみ、地面へぶんぶん打ち付けはじめたのだ!
「うわー! 巨人がっ!」
「暴れるな巨人っ!!」
ひびきとメルがわあわあ叫ぶが沼田さんの耳には入らない。
「沼田さん! 沼田さん!」
執の呼びかけむなしく、突然呼び出され敵味方の区別もつかぬ沼田さんは蛇を振り回しながら暴れ、なにもかもいっしょくたに混沌に突き落とした。
「ぎゃああ!」
「誰かこのおっさん何とかしろッ!」
阿鼻叫喚の地獄絵図とはまさにこのこと!
「ワアアアアアア!」
ふいに沼田さんの手から、蛇がすっぽ抜けた。
「きゃあああ!」
「危ないっ!!」
蛇の巨体がみんなの上にずんっと落ちてくる。上がる土煙。幸いにも潰された者はいないようだが、誰も彼も顔は土で黒く染まり、擦り傷を負った者も多い。
混乱した沼田さんはそのまま出口の方へと走って行く。
「待って、沼田さあああんん!」
執がそれを追って行く。
残された者たちは、唖然として霞みゆく沼田さんの背中を見送るほかなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
174人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月16日
参加申し込みの期限
2014年06月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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