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こびとになっちゃった! ~隠れ里に遺された落神伝説~
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●秋の川1
色づく紅葉とススキ野原を抜けた先、隠れ里の西には一筋の小川が流れていた。
流れは穏やかでよく澄んだ小川だ。
春の丘から移動してきた
亜魚隈 猯利
がのんびりと釣り糸を垂らしている。
その竿の上に赤とんぼがふっと止まってはまた飛んでゆく。
ボス猫に捧げる3つ目の花は、この小川の向こう岸に咲く紫色のキキョウの花だ。川幅は1メートル足らずなので、元の大きさであれば余裕で飛び越えられたろうが、生憎今は身長約20センチ。なにか手立てを考えなければいけない。
「実験の途中だったのに……放置したままの機材とシャーレのバクテリアが気になる……早く帰らねば」
ぶつぶつと呟きながら、
斑鳩 遙
は持っていたペットボトルの中のミネラルウォーターを呑み干し、川の水を掬った。透明度の高い水だ。成分分析をしたらどんな結果が出るだろうか――寝子島水処理センターの研究員という仕事柄、ついそんなことを考えてしまう。
「さて水質は悪くなさそうだが……そこの君、泳ぐか?」
水を向けられた
海原 茂
は即座に答える。
「遠慮する」
ふい、とそっぽを向いた横顔に
御巫 時子
は微笑んでしまう。泳ぎが苦手なのは知っていた。
「まずは川に枝を入れ、深さを測ってみましょうか……浅い場所なら渡れるかもしれませんし……」
「現状把握ということか。いい手だ」
三人は川沿いを歩きながら長めの棒を差し込み深さを調べた。人間が流れのある川の中で歩ける深さは男性で70センチ、女性で50センチだと言われている。おおよそ膝上程度と考えればいいだろう。しかしこの小川の水深は浅いところでも胸の高さか、それ以上あるようだ。
少なくとも歩いて渡るのは難しい。
そう判断した遙は、念の為目印として、一番浅くなっている場所に小枝に結わえた白衣を旗のように立てる。
「往復することを考えると、橋があれば楽よね」
遙たちの様子を見ていた
坂上 直
がいった。
「橋の形だけなら、わたしのろっこんで作り出すことは可能だけれど」
直が川に触れて<水紡ぎ>を発動させると、川の水はむくりと盛り上がり、美しいアーチ状の橋がかかる。
「すごい……」
時子が感動のため息をつく。
「でしょ? でも水で出来ているから、上を歩けるわけじゃないのよね」
その途端、水の橋はばしゃりと崩れて、元の流れに戻った。直がろっこんを解除したのだ。
「というわけだから、どこかから1メートル以上の木の枝でも探して持ってくるか、
小枝を蔦で繋ぐなりして橋を作りましょう。
こういうのは男手が物を言うと思うの。手伝ってくれる?」
時子はもちろんのこと茂も、筏を作ろうと思っていた遙もこの橋作りに手を貸すことにした。
(会長さん……水が怖いのかな……)
うさぎのぬいぐるみにもふもふと頬を埋めながら、
飛吹 勘助
は思う。水泳が好きな勘助にとっては、泳いだら気持ちよさそうな川にしか見えないのだけれど。
川に入ろうか迷っていると、
仲村渠 鳴
が一足先に泳いでいた。勘助は思わず話しかける。
「川の中……どう?」
「気持ちいいわ。……というか、実は水着だったのあたし」
スポーツセンターのプールにいたせいで競泳水着にタオル一枚でこの世界に来てしまった。しかしパニックになっているのは自分ばかりで、みんなは冷静。疎外感を感じないではなかったが、結局のところ今いる場所で、今あるもので、出来ることをするしかないのだ。
「どうせ水着だから泳げばいっか、って」
長距離の泳ぎは得意なのよ、と鳴は笑ってみせる。
一方、目覚めるとそこは川だった、というお兄さんたち、
伊予 祐
と
霧生 渚砂
はある作戦に出た。
「よし……俺は源義経の八艘飛びの如く、蹴る、飛ぶ!
そして体操の選手も顔負けな見事な着地を決める! 完璧です! 10点満点!」
やる気満々でストレッチをする祐に渚砂は苦笑する。
「イメトレばっちりそうで心強いが、声に出てるぞ」
「ははは、うっかり。……じゃあ、渚砂さん、せーのでいくぜ? せーの……!」
合図とともに、渚砂は<フォース・ガーダー>で手のひらから物理攻撃を防ぐバリアを射出し、橋のような形を作る。と言っても強度を考えて途中までだが、足場には充分なはずだ。
「行くぜ!」
祐が橋に向かって高く跳んだ。バリアをひと蹴りすればいける! そう思ったとき。
「あっ!」
祐は橋をすり抜け、ばっしゃーんと派手に川の中に落ちた。
「うわあああっ! 冷たい! 川冷たい!」
渚砂のバリアで足場を作り、祐がそれを蹴って川を渡るという寸法だったのだが……バリアは祐を弾かなかった。どういうことだろうと渚砂は首を傾げる。
「もしかして……このバリアは物理攻撃を防ぐものだから、それ以外の目的で出しても用を為さないのかな?」
泳いでいた鳴に助けられて元の岸にたどり着いた祐の瞳に、悪戯っぽい笑みが浮かんだ。
「そういうことなら……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
174人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月16日
参加申し込みの期限
2014年06月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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