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ネコミュージックフェスティバル in SUMMER!
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ボランティアスタッフとして活躍していた
葛西 一義
も、今はお役御免となって、出店で買ったタコ焼きをほおばったりしつつ、ステージで繰り広げられる様々な音楽を、ときに聴き入り、ときに首で軽くリズムを取ったりして楽しんでいる。
木陰に陣取って軽く呑んだりして、なんとも贅沢な夏の過ごし方ではないか。
そんな一義の目の前を、アイドルらしき華美なコスチュームの少女が横切っていった。
「アイドル……そっか、DOG110が来てダンスするとかいう話だよな」
腹ごしらえにダンスなんかもいいかな、そんなことを一義は思った。
御巫 時子
はきょろきょろと、慣れぬ光景にとまどいながらメインステージ前に入っていった。
「これがメインステージ……」
広い。
パンフレットで確認はしていたものの、実際に足を踏み入れることで改めてそう思う。
端から見えぬほど大きなアリーナに、多数の観客がつめかけている。
全員立ち見だ。そもそも席がないオールスタンディング方式なのだ。
コンサートには何度か足を運んだことのある時子だが、フェスティバル形式のライブは初めてだ。だからその黒い瞳にうつるものすべてが、興味の対象であり驚くべき発見だった。
なにより天井がない、というのは新鮮である。とはいえそれは、直射日光がまともに降りかかってくるということも意味していた。暑さ対策に黒いキャップをかぶってきたが、これは大変役立った。また、持参の扇子も有用だ。またの機会にも忘れずにもっていきたい。
そう、『またの機会』という言葉が頭に浮かんだように、時子はフェスティバルの空気を楽しんでいた。
基本的に入退場は自由、気が向けばステージを離れて屋台を楽しんでもいいし、移動して別のステージを見てもいい。砂浜で休憩するのも自由、ストリートパフォーマーを見に行くのも自由。かっちりと進行が定まってそれに従うだけのコンサートとは趣がちがう。開放的な気分だ。
このとき時子は、よく見知った姿を目にしていた。
「隣で一緒に観てもいいですか……?」
と、
泉 竜次
に呼びかける。
「おお、御巫か。次はダンスレッスン込みのステージという話だが」
「はい、それを楽しみにして来ました」
竜次の血色はいい。陽にも焼けているようだ。どうやら竜次は、こういうイベントが好みらしい。そんな彼に、時子は持参の水筒を見せて、
「スポーツドリンクを持ってきました。竜次先生もいかがですか?」
「悪いな、いただくとしよう。水分補給は大切だ。長丁場だからなあ」
「先生はずっと観てらっしゃるんですか?」
「ああ、オープニングからほとんど全部観ている。夏の楽しみはやはりフェスだよ」
発言といい表情といい、実に若々しい。竜次の元気の秘訣を見た気がする。
このとき、突如ギターの大きな音が流れ、時子は飛び上がりそうになった。
「これは……!」
「ああ、音合わせしているようだな。まだDOG110のステージは準備中のようだ」
「それにしても、大きな音ですね」
「無理して大きな音に耐えなくてもいいぞ、御巫。大きすぎると思ったら耳栓で調節するといい。俺は必要ないんで持っていないが、耳栓を使って適量の音でライブを楽しむのは恥ずかしいことでもなんでもない。売店でも売っているし、会場によっては主催者から配られることもあるって話だ」
「あ、いえ、驚いただけで大丈夫です。ほかにもライブの楽しみ方で、知っておくべきことがあったら教えて下さい」
「そうさなあ……、ぱっと思いつかないが、気がついたら教えるとしよう」
どことなく嬉しそうな竜次である。その様子は老人がその孫に、昔語りをしているようにも見えるのではなかろうか。
十文字 若菜
はメインステージ前ですでにスタンバイしており、DOG110とももシロが連続するアイドルタイムの開始を、今か今かと待ちわびていた。
自分がロウソクになって、頭のてっぺんから出た灯心がぱっぱと燃えているような気がする。
平静でいろというのは無理というもの。だって、芸能人が生で観られるのである。自分の生活圏で、これほど近くで。こんな機会そうそうない。
ミーハー丸出し? いいじゃない、と思う。
ミーハーでもなんでもフェスティバルなら、楽しんだもの勝ちというものだから。
じりじりと待ちながら、若菜がふと気がついたことがある。いずれ劣らぬ人気グループの登場が控えているがゆえか、客席にはちらほら、芸能人の姿が散見されたのだ。
最近売り出し中の男性若手俳優の姿もあった。その凛々しさ! 思わず、かっこいいなぁ……と心を奪われてしまう。
いやいや、いまはそんなことをしている場合ではない。
ところで、DOG110はまだだろうか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
阿瀬春
笈地 行
雨音響希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
91人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月09日
参加申し込みの期限
2014年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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