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甘味処、神楽。新メニュー考案会と試食会のお知らせ
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「ぬおお……お、重い……」
両手いっぱいに荷物を抱えて悲鳴をあげつつ、店へ戻る途中の結依だ。
そんな姿の結依を見かけた、
矢萩 秋
が声をかけた。
「結依ちゃん、やっほー! 招待されたから来たよ! 重そうだね、少し持とうか?」
「わあ、秋ちゃん、やっほー! お願いしてもいい? 想像以上に買い出し分が増えちゃってさー」
買い物袋の中にぎゅうぎゅうと詰まっている青果物を見るに、新メニューの方でいろいろと意見が出たのだろうということは、すぐに予想できた。
なんといっても、自分も和菓子屋を営んでいる。試作するための買い出しが大量になるくらいわかっていた。
「手伝う代わり、今日はたらふく甘味を堪能させてもらうからねー! もちろんお土産もあるよ!」
「お土産! まさか……」
「そのまさかよ!」
そう言って秋が見せたのは自身が経営する萩屋のロゴが入った紙袋だ。
中には秋自身が選りすぐった、萩屋の夏メニューと秋メニューである水ようかんと栗のたいやきが入っている。
「これは早く戻らねば!」
「カカッ! 慌てなくてもお土産は逃げたりしないから大丈夫よ。でもま、早く戻ろうかね」
呵々と笑い、秋は早く行くよう促した。
・ ・ ・
「すみません、来客のようですので、席を外しますね」
皆の様子を見守っていたエクルが、来客を知らせる音を聞きつけ、席を外した。
そして暫くして、
「おー、やってるねー!」
秋と結依を伴って厨房に入ってきた。
どっちゃりと買い物袋を広いところに置き、中の品物を並べる。
必要な材料だったが、丁度店に無かった物ばかりだ。
これで作業を進められなかった人たちも本格的に参加できるようになった。
「さて、私も何か手伝えることあったら手伝うから遠慮なく言ってね」
呵々と笑い秋はそう申し出た。
それに皆は礼をいい作業を続ける。
明里が嬉々として杏やカットパインといった夏の果物をいくつか手に取り、一口大に切っていく。
それにメインを予定しているスイカは半分に割り、中身を小ぶりのディッシャーで綺麗な半球形でくりぬいていく。
それを器としては大きめの器に盛りつけ、白玉団子を適度に盛りつけて上からシロップをたっぷりかける。
「でーきた! シロップをたくさん使うから持ち帰りには向いてないけど、アイスクリームの中に入れて凍らせりできるのなの?」
「そうですねえ……業務用の冷蔵庫はあるんですが、冷凍庫は家庭用のしかないので難しいかもしれませんね」
「それは残念なの」
明里の提案にエクルは真摯に答えを返した。
残念そうにしょんぼりする明里だったが、フォローするようにエクルは言う。
「でも、これだけでもとても美味しそうですよ。それに作る手間もかかりませんし、お店で出すのにはいいかもしれませんね!」
「ほんとなの!?」
「はい。ただ試食に来た皆さんの反応を見てからになりますけれども」
顔をほころばせながら明里は嬉しそうにしている。エクルの好反応と自分の作品のできが良かったのもあって、本当に嬉しそうだ。
そして、他の人の作品もどんどんできあがってくる。
二番目にできたのは、信彦の提案した豆乳草餅だ。
餅米を炊いて、業務用の餅つき器に炊けた餅米を入れる。そこに、舞に出して貰った案でミキサーで豆乳と混ぜたヨモギを、エクルの判断で餅米がべちゃべちゃにならない程度まで入れた。
その際、
「草餅よりも、もしかしたらおまんじゅうにする方がいいかもしれませんね」
と、意見が出た。
皮に使う生地を作る際に、豆乳やヨモギを練り込むため難しい作業ではなくなると言う意見だ。
「なるほど、まんじゅうかあ。確かにそっちでもいいかも?」
レディにとって喜ばしい意見、すなわちそれは信彦の信条と合致する。
エクルがそう言うのならばきっとそうなのだろう。そういうことにしておけばレディが悲しまない。という考えの元、信彦は納得したように頷いた。
草餅のあんこは特にひねりもなく、今現在神楽で使われているあんこを使うことにした。
それなりに厚みがあり、中のあんこもしっかり味わうという配分を試行錯誤して、完成だ。
そうこうしているうちに、皆の作品ができあがった。
修と真央のじょうよまんと大福、それに空いている時間に作っていた猫柄のクッキーだ。
「じょうよまんはお店の顔にしたいのだ。だから手間がかかっても肉球柄だけは譲れないのだ!」
「クッキーは和三盆で作っているから、崩れやすい。扱いはそっとだな」
「わあ、手が込んでて可愛らしいですね。それに八神さんは知識を豊富です」
手際の良さを褒めるエクルに、修は少し照れたように頬を染めた。
今日までの間に和菓子の知識を詰め込んできたのだ。勿論修にとってそれは当然のことで軽くの範疇なのだが。しかし本職の人に褒められるというのはやはりいい物だった。
「新しい味にするだけより、古さを大切にしつつ新しいことを知った方がいいと思ったからな」
「ふぉふはほは!」
「……真央つまみ食いは止めろとあれほど言っただろ」
「食キングは喰うも作るも全力参加なのだ!」
折角、修が自身の考えを告げたが、同意を示した真央がつまみ食いをしていたせいで格好がつかなかった。
真央がつまみ食いをしたお陰も有り、試食会を始めるちょっと前に、制作者だけの品評会が行われることになった。
簡単な手伝いをしてくれた秋や結依が、オーバーなリアクションを取ったり、頬がとろけるように緩ませたりと、甘味好き同盟としての力を遺憾なく発揮した。
それに、品物がよりよくなるための改良点を指摘したりと、ささやかな品評会だったが大いに盛り上がった。
そんなこんなで、品物も出揃い試食会が始まる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
来宮悠里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月05日
参加申し込みの期限
2014年06月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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