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甘味処、神楽。新メニュー考案会と試食会のお知らせ
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うだるような夏の熱気は、午前の早い時間といえど否応なく襲っている。
甘味処、神楽の店先には張り紙が一枚。
本日、新メニュー考案会と試食会を開催します。
通常の商品の販売もしておりますが、普段より数は少なめになっております。
「これで、よし、ですね」
店主であるエクルは張り紙が斜めになっていないかを終始確認して、額の汗を拭う。
そんなエクルに幾人かが声をかけた。
手にはチラシを持っており、時計を見ると、そろそろ新メニューを考えるための時間が迫っていた。
「結依さーん、ちょっと買い出しお願いしますー」
「はいはーい、お金は小口から持っていくねー」
店内に声をかけ、すぐさま財布を持った結依が外に出てくる。
集まってくれた人たちを一瞥すると、
「今日はよろしくねー」
ニッと気前よく笑って出て行った。
集まってくれた、
後木 真央
、
橘 舞
、
八十八旗 信彦
、
八神 修
。
それに、カボチャの被り物をした
旅鴉 月詠
。
「菓子と聞イテ御来店ー」
「腕の見せ所だな」
口々にそう言って皆はエクルに促され店内に入った。
空調を利かせているため、外とは打って変わって涼しい。
「それじゃあ、まずはどんなのが作りたいか聞かせてくださいね」
と、エクルが冷えたお茶を振る舞いながら、席に着いた皆に言った。
レシピを聞き、実際に作って貰ったあと、エクルが再現でき、そして量産ができるようであればメニューに加える事も考える。
勿論それだけではなく、昼頃から始める試食会で好評な物であるならば、多少作るのに手間取ったとしても一考の余地は残しておく。
案はあっても、自分の腕に自信がないなら案だけだして、残りを全てエクルに委ねてもいいし、やり方をここで学んでもいい。
集まった人たちにエクルは終始穏やかな口調でそう説明をした。
「まずは思い思いの考えている物を教えてください」
「っと、じゃあ本格的にお菓子作りに入る前に俺から一つ提案が!」
手を上げたのは信彦だ。
「提案といっても、ちょっとした営業戦略さ。新メニューを考えて新規さんゲットするもよし、離れていった常連さんを呼び戻すのもよし。でもさ、その前に基礎を疎かにしちゃあ、ダメだと思うんだよね」
そこで! と、信彦は根本的な提案を出した。
商品の善し悪しもさることながら、勝負は店内の雰囲気や内装、店員の接客スキルから始まっていると。
エクルはふむと興味深げに口を開いた。
「そうですねえ。今の接客態度は誰かに教わった物では無いですし。色々な所を回って見て、覚えた物ですから。それじゃあちょっとシミュレーションしてみましょう。ほんの数十分程度です。では、八十八旗さんはレクチャーをよろしくお願いしますね」
「ははっ! 任せておきたまえ!」
ちらほらと見えるお客さんと直に応対する。
最初はエクルがやってみせ、次に信彦だ。
そうすぐさま来るわけでもなく、来店するまでは、当初の通り考えている新メニューのレシピ作成を行っている。
そうやって、ようやっと信彦にお鉢が回ってきた。
「いらっしゃいま……」
表情が固まった。
見上げるほどの巨漢がそこにいたのだ。強面に無精髭。着流した道着姿の
伊織 源一
に信彦は面食らった。
「失礼。いらっしゃいませ、本日はどのようなごようでしょうか?」
気を取り直して、見る人が見ればキャーキャー言われるだろう笑みを浮かべ応対して見せた。
それにエクルは小さく感心したような声をあげた。
「ああ、このチラシに載っている試食会に来てみたのだが」
「むう……ええと……」
信彦は返答に詰まり、エクルに目配せをした。
通常の接客ならまだしも、今回の様なイベント事の案内は完全にイレギュラーだ。
「すみません、お客様。試食会はお昼過ぎてからなんです」
「そうだったのか。どうやら気が急いて早く来すぎたようだ……」
「まだ新作の製作にも入っておりませんので、とりあえずはうちの今取り扱っている商品を摘まんでお待ちください」
「ありがとう、それじゃあできるまで待たせて貰う」
源一は空いている席に座り、エクルからもてなしを受けた。
それから、気を取り直して信彦が実演を見せた。
客層に合わせた接客態度を見せる。
甘味処という事もあり、客層の大半は女性客だ。そんなお客さんに、
「いらっしゃいませ 本日はどのような物をお探しで?」
微笑を浮かべて応対する姿は、中々に様になっており、わざわざ寄って貰ったお客さんには好評だった。
こんないい男のアルバイトを雇ったのね、なんてエクルに向かって言うくらいだった。
それに世間話を興味深げに相槌を打つ信彦の応対はエクルにとっても学ぶ物はあったようだ。
「と、まあ、こんな感じだけど、どうだったかな? どうだい、俺をここの顔として雇ってみない?」
「あはは、アルバイトについてはちょっと考えさせて貰いますけど。なるほど、お客さんに合わせた態度というのは重要ですね!」
「それにエクルちゃんみたいに、素敵なレディのスマイルはタダで配らないと勿体ないしね!」
どやぁ、とドヤ顔を見せる信彦。
周囲から、それがなければいいんだけどなあ等という声が信彦の耳元に届いたがあえてスルーした。
納得してもらえればそれでいいのだ。
「でも、その得意気な顔がなければもっといいですね」
くすくすと笑いながらエクルも周囲の意見に同調してしまった。
面と向かって言われてがっくりと肩を落とす信彦だったが、とりあえず目的の一つを達成したのでよしとした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
来宮悠里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年06月05日
参加申し込みの期限
2014年06月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年06月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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