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伝説のジャンボらぁめん
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第三章 新たな制覇者、誕生
辛うまジャンボラーメン挑戦者の明暗が別れたのは、丁度時間が十三時に差し掛かった頃だ。
第一陣挑戦者の利平はまだ残るスープを見下ろし、どう攻めるか考えあぐねている様子。真央はややスローペースで麺をすすっている。舞華と竜也は残り半分、時間をかけて食べるつもりなのでまだまだ余裕だ。
ちなみに水姫はとっくに辛うまジャンボラーメンを完食。唐揚げ、餃子(追加)をすっかり平らげ、一足先に食後のデザートを始めていた。杏仁豆腐とクレープがお気に入りらしい。
第二陣挑戦者の瑞穂はそろそろ限界らしく、半分ほど食べたところで休憩に入っていた。華菜子はやっと七割、懸命に箸を動かしている。刀はまだまだ余裕で半分までを食べきっている。運動した後だからか食欲も旺盛だ。
そして。残るもう一人なのだが――。
「…………」
華蓮は空虚な目で箸を止めていた。目の前の巨大丼にはまだ大量の麺と味玉がスープに沈んでいる。どれだけ見ても量は減らない。
ある種の悲壮感が漂うのを感じた時子が、見かねて厨房の源次郎に声をかける。
「源次郎さん、リタイアした方が休める場所はありますか?」
「……うーむ、さすがに店内に転がしておくわけにもいかぬか。道楽でやっておるとはいえ、食べ物を扱う客商売だからのぅ」
グロッキーになった敗北者を、店内でそのままにしておくのも忍びない。飲食店でぐったり伸びている者がいては客足も滞る。――まあこの時期はいつも辛うまジャンボラーメンを始めているので、ご近所の方からはいつものことかと流されはするのだが。
しばらく考えた源次郎は時子の丼が空になっていたのを確認し、頼み事をした。
「時子、すまんが厨房奥の和室を片付けてくれんか? 押入れに座布団がいくつか入っておるから、枕代わりにしても構わんぞ」
「はい、わかりました」
時子はすぐに立ち上がり、厨房奥へと入って行く。それを見た達也も食べるのを一旦止めた。ダウン寸前の人を放っておくわけにもいかない。
「大丈夫ですか?」
竜也は華蓮に問う。しかし華蓮の反応は鈍く、どうにか首を横に振ろうとしたのだが――その寸前で停止。……いろいろと、ヤバい。
「和室の準備できました」
「今連れて行く!」
時子に答え、竜也は華蓮を揺らさないように立ち上がらせた。抱きかかえれば早いのだろうが、シャイな竜也にはどうにも踏み切れなかった。現に今だって手を貸すだけでドキドキしてしまう。
「ゆっくり歩きましょう」
「ええ……どうか休ませてくださいな……」
時子と竜也の提案に、華蓮はやっと小さく頷いた。そのまま二人に連れられ、フラフラと厨房奥の和室へと消えて行く。
「難関はチャーシューではなく、濃厚な味玉でしたわ……」
舞華のマイクにそう敗北のコメントを残して。
「財前先輩、大丈夫アルか……?」
それを心配そうに見送った華菜子はぐっと箸を持つ手に力を入れる。
「ここは私が財前先輩の分も頑張るアルよっ!」
闘志を燃やすに華菜子に、源次郎は満足そうに頷いた。
「華菜子よ、その意気や良し! 友の無念を糧にし、我がラーメンに立ち向かうがいい!」
「応アルよ!」
それを見た利平と刀は呟く。
「ここって一応は普通のラーメン屋だよな……」
「どうしてラスボス前のイベントシーンに見えるんだろうな……」
本当に謎である。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
はと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月07日
参加申し込みの期限
2014年04月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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