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伝説のジャンボらぁめん
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第二章 お昼真っ只中、第二陣の挑戦者
御巫 時子
が『はらべこ』に入店したのは、丁度時計が十二時を指した頃だ。
店内は辛うまジャンボに挑戦する客や普通に昼食を取る客で賑わっている。その挑戦者の中に見知った顔――利平を見つけ、時子は軽く会釈してからカウンター席に着く。
利平は麺をすべて食べきり、チャーシューを平らげようとしていた最中。時子の会釈に笑顔を返し、再び箸を動かす。
「こんにちは、源次郎さん。お醤油のチャーシュー麺と杏仁豆腐をお願いします」
「いつものように、杏仁豆腐は食後で構わんか?」
「はい」
最近『はらべこ』でよく昼食を取っている時子。いつも同じ注文をしていたためか、源次郎の覚えは早かった。
「この間、またたび動物園で源次郎さんのお孫さんと会いましたよ」
「雄二か。……元気にしておったか?」
「はい。ヒースとグリフも一緒に、とても元気にしています。コーナーに冷水場ができたから、とても快適そうでしたよ」
時子の報告に源次郎は目尻を緩める。
「そうかそうか。たまには爺のラーメン食べにこいと言ってやってくれ」
「わかりました」
源次郎の頼みに時子は快く頷いた。
「それでは少し待っておれ」
調理に取り掛かる源次郎。
待ち時間の間、時子は辛うまジャンボの挑戦者達の様子を見る。懸命に食べるその姿は素直にすごいと感じた。
特にすごいと思ったのが生徒会の女子生徒――水姫だ。
自然な動作で箸を動かしているはずなのに、丼の麺が、スープが、大皿のチャーハンが、見る間に減っていっている。
「おじさん。次は唐揚げと餃子下さい……」
そっと暑さで滴る汗と口元をタオルでぬぐい、水姫は少し恥じらいつつ追加注文。彼女の傍には空の大皿が三枚積み上げられていた。これが始めての追加注文ではないのだろう。ざわ、と店内の空気が揺れる。
「唐揚げは少し待っておれ。晩酌用に下拵えしておいたものがあるからのぅ」
源次郎は驚くことなく、絶妙のタイミングで用意していた餃子の皿を水姫に渡す。水姫も慣れたように皿を受け取ると、トレイのラー油と酢に手を伸ばした。
目を丸くする時子の前に朱色の丼が置かれる。
「い、頂きます」
挑戦者達の様子は気になるが、このままでは麺が伸びてしまうと時子は慌てて割り箸を手に取った。
醤油チャーシュー麺のスープは香味野菜と鶏ガラベース。もちもちした縮れ麺とよく絡む。チャーシューの部位はロース。縦半分に割られた味玉の黄身の色に、ほうれん草の緑が鮮やかだ。
どれから食べようかと迷う時子。
――がら。
また『はらべこ』の引き戸が開く。
入ってきたのは
栗原 瑞穂
。辛うまジャンボラーメンに挑戦するのか、彼女は舞華のカメラ前に立つ。
(博多ラーメンや焼きラーメンば食べて育ったうちん舌は厳しいとよ?)
こほんっと咳払いをひとつ、瑞穂はカメラへコメントする。
「栗原瑞穂よ。美味しいと評判のラーメンがどれほどのものか楽しみね」
話題のラーメンが気になり挑戦する瑞穂。しかしさすがに完食は無理そうなので、きちんと二千円は準備済みである。
瑞穂は店内を見回し、別のラーメンを頼んだ時子に目を留めると笑顔でその隣の席に座った。
「美味しそうね。醤油のチャーシュー麺?」
「それも美味しいのよねぇ。水中毒、なんてなかったら他のラーメンも頼むのに……」
水姫も何度も食べたその味を思い出し、少し残念そうに呟く。――ちなみに彼女の巨大丼の中身は空。替え玉もすべて制覇済みであった。
「辛うまジャンボのチャーシューとは部位が違うのだ。ロースだからさっぱりしてるのだ?」
スープを飲み切った真央が、ゆっくりと腹をさすりながら問う。
「ええ、さっぱりめですね。お醤油のスープとよく合います。辛うまジャンボラーメンは、どういう味なんでしょう?」
どんと瑞穂の前に置かれた巨大な丼。いつかは時子も挑戦してみたいのだが、この量をどうしたものか。
「……ちょっとだけ交換してみない?」
他のラーメンにも興味があった瑞穂の提案に、時子は源次郎を見上げた。
源次郎は構わんよと鷹揚に頷くと、取り分け用のお椀を配る。それを受け取った瑞穂と時子は仲良くラーメンをシェアするのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
はと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月07日
参加申し込みの期限
2014年04月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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