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伝説のジャンボらぁめん
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第四章 宴の終わり
辛うまジャンボラーメンを食べた学生達が足取り軽く『はらべこ』から帰って行く。
時子と竜也はあれから他の挑戦者の介護をなし崩しにすることとなり、二人はカウンター席で休憩中だ。
「それじゃ源次郎さん、ごちそうさま。今度は普通サイズの辛うまラーメンを用意してもらえると嬉しいかも」
「ごちそうさまでしたアル!」
「……う、うう。ご迷惑をおかけしましたわ」
体調が回復した華蓮の言葉に、源次郎はゆっくりと頭を振った。あれだけ食べてくれれば満足である。
「いや構わん。あれだけの量、おなごには荷が重かっただろう」
「た、たまたま調子が悪かったのですわ……!」
「くくく、ならばそういうことにしておこう。気をつけて帰るのだぞ」
源次郎は華蓮と瑞穂から二千円を受け取ると、カメラとマイクを片付ける舞華に問いかける。
「いい画は録れたか?」
「はい。ネコネコ動画、ご期待ください」
舞華は一礼ひとつ。編集作業のため足早に店内を出る。
そんな舞華達と入れ替わるように店へ入ってきたのは
鳳翔 皐月
と
ライレエ・アーレンス
だ。
「……あのさ、喫煙席ある?」
「そこの角のテーブル席なら構わん。カウンター席は子供がいるからな、そこで吸わんかったらいい」
「ん、わかった。そこに辛うまジャンボふたつ頼むよ」
注文を済ませた二人はテーブル席につく。皐月の側からはまだ辛うまジャンボラーメンを食べている達也が――、いや彼の前の巨大丼が見えた。その大きさに、一瞬言葉が止まる。
「店主、トッピングで半熟卵はあるのか?」
メニューを眺めていたライレエが問う。
「あるにはあるぞ? 一日十個ほどしか用意していないので、メニューは載せてないがな」
「あたしの分に半熟卵も頼む。……どうした?」
皐月の微妙な表情にライレエは不思議そうだ。
「い、いや。丼がでかいな、と思って」
「そうか? あんなもんだろ?」
そう囁き合っていると、どんとテーブルに運ばれた巨大丼がふたつ。
「これが噂の辛うまラーメンか。食べるのが楽しみだな」
うきうきとライレエは箸に手を伸ばし――、丼を覗き込んだまま停止している皐月に気づく。
「誘っておきながらこんなこと言うのもあれだが、さっちん食いきれんのか? 食が細そうで心配になるぜ」
友達を気遣うライレエに、皐月は思わずうへぇとげんなり顔だ。
「……一応朝飯とか抜いたりしてきたけど、こいつは予想以上だな。辛いものは好きだけど、胃が持つか」
ぼやきながらも割り箸を手に、恐る恐ると麺をすする。
「ん、美味いな」
「かっれー! だけどくそうめぇ!!」
二人はしばしラーメンに専念。麺をすする音だけがしばらく響き――、ひとしきり食べた皐月は箸を止めた。その頬が赤いのはラーメンの熱さのせいではない。
「あのさ、ライ」
自然に切り出そうと皐月は視線をライへ向けた。
「……そういやさ。組長に告白されたわ」
皐月の報告にライレエは軽く目を見張る。そしてふっとその口元を緩めた。
「とうとうされたか」
「一応OKとは言ったけど、こっから結婚とかそういうのになるのは、まだ時間いるだろうなって感じだ」
「そういう仲になって長かったのか、短かったのか……。良かったじゃないか」
「めでたいことじゃな」
旧市外の古くからの住人である源次郎は、皐月が誰に告白されたかわかったようだ。どこか安心したように目尻を下げていた。
「……もしかして、ガキの頃のあれこれ知ってるクチか?」
「そりゃあ、七十年もこの島で生きておる老いぼれだからのぅ」
ライレエに返す源次郎は、ふといきなり黙りこくった皐月に視線を止めた。
つい一時間ほど前、彼女と同じ反応をしていた女子高生がいた。それを思い出したのは源次郎だけではなかったらしい。時子と竜也が心配そうに皐月へ視線を向けている。
「悪ぃ……ちょいトイレ行ってくる」
顔色悪く口元を押さえ、ふらふらとトイレへ消える皐月。その背を見送ったまま、源次郎とライレエは気まずさのためか目を合わせぬまま口を開いた。
「……やはり、アレかのう」
「ああ、アレだろうなぁ……」
さすがにここは飲食店、しかも皐月はうら若き女性。どちらともなく『リバース』という単語を控える二人であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
はと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月07日
参加申し込みの期限
2014年04月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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