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伝説のジャンボらぁめん
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「悪いのぅ、二人に洗い物まで手伝ってもらって……」
「構いませんよ。無料券をいただいたお礼もしたいですから」
大鍋を洗う竜也に、食器を洗う時子が頷く。
「今日はとても楽しかったです。いろいろと源次郎さんからお話も聞けましたし」
「話と言っても、儂がどれだけ食うかということくらいだかな。若者に楽しんでもらえたのならよかろう」
店内の客足も途絶え、そろそろ閉店かという時間に『はらべこ』へ訪れたのは、前年度の辛うまジャンボラーメンの制覇者の一人――
毒島 林檎
だ。
「おお、『アネモネ』の林檎か。よう来たな」
源次郎が巨大丼を準備し、不敵な笑みで林檎を迎えた。
林檎がこんな時間帯を選んだのには理由がある。去年たまたま隣席となった同年代の少年――利平の挑戦を見ていたからだ。
葵と林檎に挟まれペースを乱しまくった利平は辛うまジャンボラーメンを制圧ならず、泣く泣く残り少ないお小遣いで挑戦の代金を支払っていた。夏休みの前半に二千円を財布から旅立たせた彼の姿はなんとも哀れなものだった。善戦をしたいた手前、さすがにちょっと可哀想かなと思わなくもなかった。
だからこそ、この時間にやってきたのだ。
「……邪魔するぞ、源次郎さん。用意は出来てるんだろうな? ……今年こそはこの俺を満腹に出来るといいな」
『こんばんは! 源次郎お爺ちゃん! 今日も美味しいラーメンいっぱい食べさせてね!』
尊大な台詞の後に可愛らしい台詞が続く。当人は心の中で言っているつもりなのだが、それは小さいながらも外に出ていた。
「閉店まであと半時間ほどだが、いけるのだな?」
「もちろん」
カウンター席につく堂々とした林檎の答えに、源次郎は愉快そうに膝を打つ。
「時子、竜也。もう少し手伝ってくれ。まとめて出してやりたいからな」
そこで二人に気づいたらしい。林檎はまじまじと時子と達也を見た。
「……源次郎さん、新しいバイトか?」
今日は忙しそうだったもんね、と林檎はバイトを雇っていたのだと思ったのだが、源次郎はふと真顔になってしまった。
「……ごくごく普通に客を使っておったのぅ。こりゃしまった。あんまりにもよく動くもんじゃから、こう使い勝手がよくって……」
「お、おう」
『源次郎お爺ちゃーん……? 道楽でもお客さん働かせるのはよくないよー……?』
林檎の常識的なつっこみに、源次郎はうむむとうなる。その間もラーメンを作ってはいるのだが。
「ま、まあ林檎は先に食べておれ」
「そうさせてもらおうか」
『うわあ、夏はこれがなくちゃね!』
すぐに出された辛うまジャンボラーメンを美味しそうに味わう林檎。その丼の中身は見る間に減っていく。
「竜也、冷蔵庫の杏仁豆腐とマンゴープリンを出してくれ。時子はソフトクリームを。儂はパンケーキとクレープを作るからな」
源次郎の指示に時子と竜也は動く。店内のホールよりも厨房や億の和室にいた時間が長かった二人は、この厨房内のどこに何があるのか覚えてしまっていたた。動きが早い。
「……ふぅ」
林檎はほどなくして空になった丼を置き、そのままメニューのデザート欄を指差した。
「デザート全種類よろしく」
「くくく、そうくると思って準備済みだ」
すぐに出てきたデザートに、林檎が目を輝かせたのを見た時子。その可愛らしさについ笑みを浮かべてしまい、それに気づいた林檎が瞬時に頬を赤らめた。
「私も『はらべこ』のデザート、特に杏仁豆腐が大好きです。美味しいですものね」
「そ、そうだよな」
『えへへ、源次郎お爺ちゃんはお菓子作るのも上手なんだよ。うーん♪ お口の中に甘いのが染み込んでまた美味しい♪』
瞬く間に林檎はデザートを平らげ、更新した無料券を掲げる。
「最後の一杯を頼む。……味は源次郎さんに任せる」
「そう来ると思って、用意しておいた」
源次郎が出したのは味噌チャーシュー麺。サービスなのかチューシューがぶ厚めに乗っている。
林檎はじっくりと味わいながら、あっという間に丼を空にする。
腹八分目のお腹の心地よさに、林檎はにっこりと源次郎に笑顔を向けた。
『美味しいラーメンをごちそうさま! 源次郎お爺ちゃん!』
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担当ゲームマスター
はと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年04月07日
参加申し込みの期限
2014年04月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年04月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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